=================================== __ /P▲ ◆ JPNIC News & Views vol.593【臨時号】2008.11.18 ◆ _/NIC =================================== ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◆ News & Views vol.593 です ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 「Internet Week 2008のあるきかた」と題して、数号にわたり、Internet Week 2008プログラム委員の山賀正人さんによる注目セッションのメインコー ディネーターへのインタビューを通じ、そのセッションの「コンセプト」「見 どころ」などをお伝えしています。 第4弾は、2008年11月26日に開催予定の、「インターネットインフラのガバナ ンス総覧」です。JPNICの前村昌紀が、本プログラムの概要および見どころを ご紹介します。 □Internet Week 2008のあるきかた ○[第1弾] HTTP Meeting ~Webサービスの明日を見つけよう~ 編 (vol.586) http://www.nic.ad.jp/ja/mailmagazine/backnumber/2008/vol586.html ○[第2弾] IT Community Impact! ~世界を変える新たな潮流~ 編 (vol.588) http://www.nic.ad.jp/ja/mailmagazine/backnumber/2008/vol588.html ○[第3弾] 2008年我々を悩ませた脆弱性たち 編 (vol.589) http://www.nic.ad.jp/ja/mailmagazine/backnumber/2008/vol589.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◆ Internet Week 2008のあるきかた [第4弾] 「インターネットインフラのガバナンス総覧 編」 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ [山賀] 今回ご紹介いただく「インターネットインフラのガバナンス総覧」ですが、 「ガバナンス(governance)」という言葉に抵抗を感じたり、誤解したりしてい る方も少なくないと思います。まず本題に入る前に、このプログラムで言うと ころの「ガバナンス」の意味からご説明いただけますか? [前村] 「ガバナンス」には確かに「統治」という訳語がありますが、もっと分かりや すく言うと、物事が問題なく円滑に進むようにルールを作ること、ルールを作 る機構ということができると思います。 [山賀] では、「インターネットインフラのガバナンス」と言った場合には、具体的に はどのようなものを指しているのでしょうか? [前村] 「インターネットのガバナンス」と言えば、かつては技術標準化を担うIETFだ けで完結していました。その後、運用者やビジネスプレイヤーが大きな関心を 寄せる、IPアドレスやドメイン名の管理機構であるインターネットレジストリ やICANNが注目され、さらに、インターネットが万人の情報交換インフラと なってからは、IGF(Internet Governance Forum)でもインターネットのあり方 が議論されるようになりました。 そして、インターネットの利用者が爆発的な拡大を図る中で、これらのガバナ ンスの機構は、いまだにオープンでボトムアップなプロセス、つまり、関心を 持つあらゆる人に門戸を開き、ルール作りに参画できる仕組みを残しているの です。 [山賀] なるほど。そこで、そのような「オープンなガバナンス」に関わる団体とその 活動を紹介するために、このプログラムを企画されたわけですね? [前村] はい、そうです。 [山賀] 最後に、プログラムの内容と見どころなどをご紹介いただけますか? [前村] 今回のプログラムでは、 (1)技術規格 (2)国際フォーラム (3)ドメイン名・論理資源全般 (4)番号資源 の四つの分野の「ガバナンス」を深く知る方々にご登壇いただきます。 まず、技術規格の分野では、IETFのプロセスを長きにわたって見つめてきた Cisco社のOle Jacobsen氏。 国際フォーラムについては、IGFでMultistakeholder Advisory Groupの一員を 経て現在事務局コンサルタントとして運営に関わる、国際大学GLOCOMのAdam Peake氏。 ドメイン名・論理資源全般については、.JPのレジストリである株式会社日本 レジストリサービスの取締役として、ccTLD運営の観点からICANNなどにおける ドメイン名ガバナンスに深く関与する堀田博文氏。 そして、番号資源の分野では、APNICの理事を2000年以降拝命し、IPアドレス 管理ガバナンスの中心に近いところで活動する、私、JPNICの前村昌紀。 これらの方々にご登壇いただくことになっています。 プログラムの内容としては、各登壇者から、まずルール作りがどのように行わ れているのかをご紹介いただくとともに、それぞれの団体の意義や今後の展望 を発表していただきます。その後、登壇者全員によるパネルディスカッション を通じて、今後のインターネットガバナンスの方向性を展望します。 [山賀] ありがとうございました。 ○インターネットインフラのガバナンス総覧 プログラムの詳細 https://internetweek.smartseminar.jp/public/session/view/43 ___________________________________ ■■■■■ JPNICの活動はJPNIC会員によって支えられています ■■■■■ ::::: 会員リスト ::::: http://www.nic.ad.jp/ja/member/list/ :::: 会員専用サイト :::: http://www.nic.ad.jp/member/(PASSWORD有) □┓ ━━━ N e w s & V i e w s への会員広告無料掲載実施中 ━━━┏□ ┗┛ お問い合わせは jpnic-news@nic.ad.jp まで ┗┛  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ---------- PR -------------------------------------------------------- ■■■■☆★ご好評につき、事前登録延長しました!11/19まで ★☆■■■■ ■■■ http://internetweek.jp/ ■■■ ■■ Internet Week 2008 集い、語り、拓く、インターネットの4日間 ■■ ■■■ ~検索で明日はみつからない~ ■■■ ■■■■ 2008/11/25-11/28 秋葉原コンベンションホール ■■■■ ---------------------------------------------------------------------- =================================== JPNIC News & Views vol.593 【臨時号】 @ 発行 社団法人 日本ネットワークインフォメーションセンター 101-0047 東京都千代田区内神田2-3-4 国際興業神田ビル6F @ 問い合わせ先 jpnic-news@nic.ad.jp =================================== ___________________________________ 本メールを転載・複製・再配布・引用される際には http://www.nic.ad.jp/ja/copyright.html をご確認ください  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 登録・削除・変更 http://www.nic.ad.jp/ja/mailmagazine/ ■■◆ @ Japan Network Information Center ■■◆ @ http://www.nic.ad.jp/ ■■ Copyright(C), 2008 Japan Network Information Center