=================================== __ /P▲ ◆ JPNIC News & Views vol.906【臨時号】2011.11.15 ◆ _/NIC =================================== ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◆ News & Views vol.906 です ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 本号では、vol.905に続き、Internet Week 2011の注目プログラムをご紹介し ます。2回目となる今回は、プログラムの中から「3.11から考えるディザスタ リカバリ」を取り上げ、概要をご紹介します。 なお、Internet Week 2011へ参加ご希望の方は、以下のURLからお申し込みい ただけます。お得な事前登録は、11月18日(金)18:00までとなっておりますの で、参加ご希望の方はどうぞお早めにご登録ください。 <参加申込はこちらから> https://internetweek.jp/apply/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◆ 緊急特集! Internet Week 2011 注目プログラムのご紹介(2): 3.11から考えるディザスタリカバリ 日本ネットワーク・オペレーターズ・グループ(JANOG) 松下和弘 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■はじめに 3月11日の東日本大震災においてお亡くなりになった方々のご冥福をお祈りす るとともに、 被害を受けた方々には、心よりお見舞い申し上げます。 この3.11の東日本大震災は、インターネットが重要な情報基盤として使われ るようになってからは、最大級の災害であったのではないでしょうか。 この震災によって、ディザスタリカバリやBCP(事業継続計画)の見直しに取り 組まれている企業も多いのではないかと思います。被害状況はエリアによっ てさまざまですが、今回のInternet Weekのセッションでは、被害が大きかっ たエリアの被害状況と、そこからどのように立て直していったのかという実 際の復旧活動事例をもとに、今後の震災に対して我々は今後どのように備え ていくべきなのか、また実際に発生した際にどのように立て直していくこと になるかを考えていきたいと思っています。 ■このプログラムの狙い ~実際の現場の意見を聞くことの大切さ~ 本プログラムは、実際に現場で復興活動にあたった方の経験談を直接聞くこ とができる貴重な機会です。その方々がどういった状況に直面し、実際に何 に困ったのか、その経験を踏まえて今後に向けて何を備えておく必要がある と考えているのかということを共有でき、聞いている側としても自身の状況 に照らし合わせて今後を考えていく絶好の機会になると考えています。 これまで予測の域だったものが実際に被害を受け、明らかになったことで、 結果として、今年のInternet Weekのテーマ「とびらの向こうに」ではありま せんが、まさに「扉が開かれてしまった」状態になっています。 直接的にも間接的にも、ここまで広い範囲に影響が及んだのは初めてだと思 いますし、多くの方がインターネットへの依存、重要性についてもあらため て考えさせられたのではないでしょうか。企業活動はもちろん、また一般の ユーザーとしての情報発信・収集にも、インターネットは欠かせないものに なっている現代において、今回のような非常事態にどのように対応していく のか。あらゆる技術を取り入れて、開かれた扉の向こうに皆で踏み出し、備 えていくことができたらと考えています。 ■プログラムの対象者 企業システムやネットワークの構築・設計者はもちろんですが、一ユーザー としても、被害状況や復興状況の過程を知ることで、実際に被災した際にど のようにインターネットが活用できるか、また活用していくことになるのか、 得られる情報が多いのではないかと考えています。ネットワーク・サーバの 設計担当者、運用担当者をはじめとする、広い分野から多くの方に足を運ん でいただき、情報、意識を共有していきたいと考えています。 ■プログラム詳細 - タイトル:S2「3.11から考えるディザスタリカバリ」 - 日時:2011年11月30日水曜日 9:15~11:45 - 場所:富士ソフトアキバプラザ アキバホール - URL: https://internetweek.jp/program/s02/ - 内容: 1) 復興支援活動を通して考えるBCP(70分) 大江 将史(国立天文台天文データセンター) 実際に被災地において避難所、地方自治体の支援活動に携わった経験 から、BCPを検討する上で考えておくべき事項についてご紹介いただき ます。 2) 被災地でなにが起こり、情報システムはどうなったのか?(30分) 佐藤 将(石巻市企画部情報政策課) 実際に被災した石巻市の現場の観点から、受けた被害の状況、どのよ うに復旧活動を行っているかの事例などをお話しいただきます。 3) 震災とクラウド情報基盤(40分) 長谷川孝博(静岡大学情報基盤センター) ディザスタリカバリとして静岡大学で取り組んでいる事例をご紹介い ただきます。 4) 本セッションの総括(10分) ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ わからない用語については、【JPNIC用語集】をご参照ください。 http://www.nic.ad.jp/ja/tech/glossary.html ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃ ◆◇◆◇◆ 本号のご感想をお聞かせください ◆◇◆◇◆ ┃ ┃良かった ┃ ┃→ http://feedback.nic.ad.jp/906/f49fdd47d9b376305704fa9ab1d81d67 ┃ ┃ ┃ ┃悪かった ┃ ┃→ http://feedback.nic.ad.jp/906/e8e00f16abf84bf56d8f963f6b231e50 ┃ ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ ___________________________________ ■■■■■ JPNICの活動はJPNIC会員によって支えられています ■■■■■ ::::: 会員リスト ::::: http://www.nic.ad.jp/ja/member/list/ :::: 会員専用サイト :::: http://www.nic.ad.jp/member/ (PASSWORD有) □┓ ━━━ N e w s & V i e w s への会員広告無料掲載実施中 ━━━┏□ ┗┛ お問い合わせは jpnic-news@nic.ad.jp まで ┗┛  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ =================================== JPNIC News & Views vol.906 【臨時号】 @ 発行 社団法人 日本ネットワークインフォメーションセンター 101-0047 東京都千代田区内神田2-3-4 国際興業神田ビル6F @ 問い合わせ先 jpnic-news@nic.ad.jp =================================== ___________________________________ 本メールを転載・複製・再配布・引用される際には http://www.nic.ad.jp/ja/copyright.html をご確認ください  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 登録・削除・変更 http://www.nic.ad.jp/ja/mailmagazine/ バックナンバー http://www.nic.ad.jp/ja/mailmagazine/backnumber/ ___________________________________ ■■■■■ News & ViewsはRSS経由でも配信しています! ■■■■■ ::::: http://www.nic.ad.jp/ja/mailmagazine/backnumber/index.xml :::::  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ■■◆ @ Japan Network Information Center ■■◆ @ http://www.nic.ad.jp/ ■■ Copyright(C), 2011 Japan Network Information Center