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    /P▲        ◆ JPNIC News & Views vol.1693【臨時号】2019.7.5 ◆
  _/NIC
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◆ News & Views vol.1693 です
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2018年度の事業報告および収支決算をJPNIC会員の皆さまにお諮りする、通常
総会を2019年6月中旬に開催いたしました。本号では、その議事内容のご報告
と、総会後に開催された講演会と懇親会の様子もご紹介します。

今回の総会の資料等は近日中に下記のURLにて公開しますので、本稿と併せて
ご確認ください。

    総会の資料と議事録
    https://www.nic.ad.jp/ja/materials/general-meeting/

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◆ 第65回JPNIC通常総会、講演会の報告
                                             JPNIC 事務局長 大久保正仁
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2019年6月18日(火)、第65回JPNIC総会(通常総会)を、東京・飯田橋のホテル
メトロポリタン エドモントにて開催いたしました。定例の2件の報告事項と、
2018年度事業報告案および2018年収支決算案の2議案を、会員の皆さまにお諮
りしました。以下に、その模様を簡単にご報告します。


■ 理事長挨拶

総会開会に先立ち理事長の後藤滋樹から、「ネットワークがますます社会の
基盤構造となっていく中で、さまざまな問題や課題が生じている。これらを
皆さまと一緒に考えていくのがJPNICの役割であると認識している」と述べ、
開会の挨拶を行いました。

その後、議長選任、議事録署名人の指名が行われ、議事が開始されました。


■ 報告事項(2件)

・報告事項1:JPドメイン名登録管理業務移管契約第13条に基づくJPRSの責任
             事項に関する実績評価結果報告

  各議案の審議に入る前に、インターネット推進部部長の前村昌紀より、「JP
  ドメイン名登録管理業務移管契約第13条に基づくJPRSの責任事項に関する
  実績評価結果報告」が行われました。有識者により構成された本件に関す
  る評価委員会からの実績評価結果を受け、JPNIC理事会は、JPドメイン名登
  録管理業務移管契約第13条に基づくJPRSの責任事項に関して、2018年度の
  履行について問題はない旨を決議したことが報告されました。

・報告事項2:公益目的支出計画実施報告

  公益法人から一般社団法人に移行したことにより提出が義務づけられてい
  る「公益目的支出計画実施報告」について、筆者より、2018年度における
  公益目的支出計画の実施状況や計画との対比に関する説明を行いました。
  本報告は、法令により総会での報告が必要とされているもので、第2号議案
  「2018年度収支決算案」と関連していることから、議場の了承のもと第2号
  議案の審議時に併せて報告を行いました。


■ 第1号議案:2018年度事業報告案承認の件

2018年度の事業報告について、まず筆者よりJPNIC全体に関する特記事項とし
て、以下の通り報告を行いました。

  ・2018年度事業計画および収支予算に沿い、IPアドレス事業とインターネッ
    ト基盤整備事業の2事業体制を継続し、安定的な法人運営を実施
  ・総会、理事会および評議委員会の開催実績
  ・JPNIC会員の入退会に関する報告
  ・会員特典の利用状況

続いて、IP事業部部長の佐藤晋およびインターネット推進部部長の前村から、
各事業部の事業報告について説明を行いました。ここでは、2018年度の事業
に関するポイントについて記載します。

  【IPアドレス事業】

    ○資源管理業務
    ・IPv4アドレス、IPv6アドレスの割り振り・割り当ての実施状況
    ・IPv4アドレス移転、AS番号移転の実施状況
    ・災害等発生時の業務継続性を考慮した資源管理業務体制の検討
      - 登録データのバックアップを東京のJPNICオフィスをはじめとした3
        箇所で保管している現状の見直しを検討した結果、WHOISデータベー
        スを含んだIPレジストリシステム全体について、現在稼動している
        東京以外の場所で継続的に稼動させることを試みました。

    ○国際調整業務
    ・APNICとの業務連携、運営協力
      - APNICとIPアドレス管理業務やRPKIの運用などについて、APNICカン
        ファレンスの機会に、担当者同士で直接確認や情報交換を行い、業
        務を円滑に遂行しました。
    ・各NIR等の海外関連諸団体、技術コミュニティ等との情報交換および
      連携
      - NIRである台湾のTWNICやベトナムのVNNICから招待を受けて、それぞ
        れ日本のRPKIの普及状況などについて講演を行いました。
    ○その他
    ・ルーティングレジストリ業務では、リソース証明書の試験的な発行と
      活用に必要な付加システムの提供等を行いました。
    ・情報提供業務では、各RIRにおける番号資源管理についての議論や動向
      に関する情報提供等を行いました。

  【インターネット基盤整備事業】

    ○情報センター業務
    ・JPNIC Webサイトによる情報提供
      - JPNIC Webサイトのデザインを見直し、現代的なユーザーインタ
        フェースの導入と、スマートフォンでのアクセスを意識したメニュー
        構造への変更を行いました。

    ○普及啓発業務
    ・Internet Weekをはじめとした各種セミナー、講演会、勉強会などの開
      催
      - Internet Week 2018において、ハンズオンプログラムの増強、初心
        者向けプログラムによる若手参加者の呼び込みなどを行うとともに、
        2回目となるInternet Weekショーケースを広島で開催しました。
    ・第64回ICANN会議(ICANN64)の開催に向けた取り組み
      - ICANN64に関しては、ローカルホスト委員会を組成し、委員会事務局
        として開催準備と参加促進に当たった結果、総参加者数1,760名、う
        ち日本からの参加者370名と、通常の3倍を超える日本からの参加者
        数を得て、成功裏に閉幕することができました。
    ・若手技術者・研究者に対する国際会議参加支援
      - 協賛各社のご協力の下、韓国・大田で2019年2月に開催されたAPRICOT
        2019にフェロー2名を派遣することができました。

    ○その他
    ・調査研究業務では、ルーティングセキュリティに関する学会発表、コ
      ミュニティイベント発表、IPアドレスの電子証明書の応用サービスに
      向けた研究、欧州連合の一般データ保護規則(GDPR)に関するWHOISサー
      ビスの対応に関する動向調査などを中心に取り組みました。

    ・インターネットガバナンスに関する業務では、日本におけるIGF
      (Internet Governance Forum)活動となるJapan IGFについては、IGF
      Japanの実行委員会との共同活動深化に向けた調整を行いました。その
      結果、2018年12月に開催されたインターネットガバナンスフォーラム
      (IGF)パリ会合に関する報告会を、同会合参加者を中心として企画した
      上で、一般社団法人日本インターネットプロバイダー協会(JAIPA)と
      JPNICの共催という形で開催しました。


■ 第2号議案:2018年度収支決算案承認の件

筆者より、2018年度の法人運営、事業実施における損益状況等の財務諸表に
ついて説明を行いました。収支は対前年で経常収益増(約380万円)、経常費用
増(約600万円)となりました。対予算では、経常収益増(約3,480万円)、経常
費用減(約△1,860万円)となり、各事業費が賄え、2018年度事業報告の通り全
事業を適切に実施できたこと、および評価損益等調整前当期経常増減額で約
770万円の黒字となり、年度の収益で費用を賄うことができたことをお伝えし
ました。

資金面においては、現金預金が約830万円の増加となり、資金繰り上も問題の
ない状態を維持できていると説明しました。損益の概況は以下の通りです。

     経常収益            550,552,351円(前年度比   3,795,821円)
     経常費用            542,874,407円(前年度比   6,014,894円)
     経常増減額            7,677,944円(前年度比 △2,219,073円)
     (評価損益等調整前)
     正味財産期末残高  1,978,222,630円(前年度比  22,609,555円)

上記2議案について質疑応答が行われた後、各議案の賛否を会場にお諮りした
結果、原案の通り承認可決されました。

以上をもって、総会は閉会となりました


                  ◇              ◇              ◇


■ 総会講演会

総会に引き続いて、恒例となっている講演会を開催いたしました。今回の講
演会では、総務省 総合通信基盤局 電気通信事業部 消費者行政第二課 岡本
剛和企画官より、「プラットフォームサービスに関する研究会-中間報告書
の概要-」と題して、研究会の目的や検討の背景なども含めて、中間報告書
の内容についてご講演いただきました。


■ 懇親会

講演会後には、会員の皆さまとの懇親会が開かれました。参加者数はほぼ例
年通りで、JPNIC役職員および会員間において、親密な交流が図れたように感
じました。また懇親会では、理事の高田寛から今年のInternet Weekの紹介や
来年のInternet Weekショーケースのご協力依頼などもあり、盛況のうちに閉
会となりました。


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