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JPNICはインターネットの円滑な運営を支えるための組織です

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    /P▲        ◆ JPNIC News & Views vol.2132【定期号】2025.1.15 ◆
  _/NIC
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◆ News & Views vol.2132 です
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毎月15日(土日祝の場合はその翌営業日)に発行している定期号では、特集記
事のみならず、業界メンバーのコラムや用語解説、統計などもお届けしてい
ます。

2025年最初の定期号となる本号では、新春恒例企画であるJPNIC役員による
「2025年のインターネットキーワード」をお届けします。新たな年のはじま
りに、参考となりますと幸いです。

また、インターネット用語1分解説では、どなたにも常に気をつけていただき
たいものである「マルウェア」について解説しています。

2025年も役立つ情報発信を心がけてまいりますので、引き続きご愛読のほど
お願い申し上げます。

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◆ 目次
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【 1 】特集 「2025年のインターネットキーワード」
【 2 】インターネット用語1分解説
       「マルウェアとは」
【 3 】統計資料
         1. JPドメイン名
         2. IPアドレス
         3. 会員数
         4. 指定事業者数
【 4 】イベントカレンダー

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【 1 】特集 「『Internet Week 202025年のインターネットキーワード」
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新年を迎え、皆さまにおかれましては、心穏やかにお過ごしのことと存じま
す。

新しい技術の発展にも、社会的課題の克服にも、新しい何かが登場するたび
に、インターネットが用いられるようになっています。JPNICは2025年も、
インターネットの基盤と、インターネットが利活用される社会に暮らす皆さ
まを支えられるよう努めてまいります。

本年最初の定期号の特集は、恒例のJPNIC役員による「2025年のインターネッ
トキーワード」です。2025年を見通す上で、参考にしていただけますと幸い
です。

                  ◇              ◇              ◇

┌─────────────────────────────────┐
  ◆ 江崎 浩 (JPNIC理事長/東京大学)

  ◆ 2025年のInternet Keyword:「New Leaders」

  [理由]
    JPNICとも深い関係のAPNICのDirector Generalは、Paul Wilsonから
    Jia Rong Lowになりましたし、米国大統領はトランプになり、フランス
    およびドイツでの総選挙など、インターネットの国際およびグローバル
    な状況に少なからぬ影響があるでしょう。
└─────────────────────────────────┘
┌─────────────────────────────────┐
  ◆ 曽根 秀昭 (JPNIC副理事長/東北大学 データシナジー創生機構 
                               特任教授)

  ◆ 2025年のInternet Keyword:「持続可能なインターネット組織」

  [理由]
    インターネット関連の組織や活動が始まって40年前後が経ち、当初のメ
    ンバーが引退する時期になっており、うまく継承などが進んで新しい時
    代へ向けて持続していけますようにと思っています。とくに自組織の維
    持だけではなく、コミュニティやラフな活動の発展を願いたいところで
    す。
└─────────────────────────────────┘
┌─────────────────────────────────┐
  ◆ 長谷部 克幸 (JPNIC副理事長/日本電信電話株式会社 研究企画部門 
                  担当部長)

  ◆ 2025年のInternet Keyword:「スマートでサステナブルな社会の実現」

  [理由]
    2024年はインターネット技術の進化と社会のデジタル化が一層加速した
    年でした。生成AIの実用化が進み、企業活動や日常生活に大きな変革を
    もたらすとともに、XRとAIアシスタントの組み合わせなど、インターネッ
    トの新たな可能性が広がりました。一方で、サイバーセキュリティの重
    要性が一層高まり、データプライバシーやデジタル倫理への関心も深ま
    りました。

    2025年は大阪・関西万博の開催を契機に、次世代通信技術やデジタルツ
    インの実装が加速し、よりスマートでサステナブルな社会の実現に向け
    た取り組みが本格化すると予想されます。Beyond5Gの研究開発も進展し、
    より高度なネットワークインフラの整備が進むことが期待されます。

    このような変革期において、私たちは産官学の連携を強化しながら、オー
    プンで安全なインターネットの発展に貢献してまいります。また、技術
    革新と社会課題の解決を両立させ、すべての人々がデジタルの恩恵を享
    受できる社会の実現を目指します。
└─────────────────────────────────┘
┌─────────────────────────────────┐
  ◆ 宇井 隆晴 (JPNIC理事/株式会社日本レジストリサービス 取締役)

  ◆ 2025年のInternet Keyword:「共創」

  [理由]
    インターネットはこれまでの進化を振り返るとともに、次なる未来を見
    据える重要な節目の年を迎えています。この25年間、私たちは技術の急
    速な進歩と、それに伴う自由と分断、創造と制約の両面を経験してきま
    した。情報格差やアクセス制限が広がる一方で、新たな技術で地域や立
    場を超えた協力の可能性が広がりつつあります。「共創」とは、このよ
    うな時代背景の中、多様な意見や価値観を認め合い、課題を共有し、未
    来を共に築くことを意味します。

    2025年はこの共創の精神を基盤に、倫理と技術の持続可能な融合を図り、
    新たな連帯と創造の基盤を築く一歩を踏み出す年になることを願ってい
    ます。
└─────────────────────────────────┘
┌─────────────────────────────────┐
  ◆ 岡田 雅之 (JPNIC理事/長崎県立大学 情報システム学部 教授)

  ◆ 2025年のInternet Keyword:「ますます巧妙化する悪意」

  [理由]
    インターネットやコンピュータシステムは社会に必要な重用な基盤とな
    りました。しかしながら、インターネットを悪用するような悪意・犯罪
    は常に対策と巧妙化・悪質化を繰り返しています。最近では、いわゆる
    闇バイトのような犯罪行為も自ら積極的に求めたわけでなくても、乗っ
    取られたスマートフォンなどから脅迫の末に行為に至るような残念な例
    も発生しています。インターネットの運用にかかわる者としては、この
    ような問題にどう対応していくのか、2025年は重要な1年になると考えて
    います。
└─────────────────────────────────┘
┌─────────────────────────────────┐
  ◆ クロサカ タツヤ (JPNIC理事/株式会社 企 代表取締役)

  ◆ 2025年のInternet Keyword:「グローバル」

  [理由]
    インターネットはグローバルなネットワークである、というと「何を今
    さら」と思われるでしょう。しかしグローバルとインターナショナルを
    区別し、後者の単位を「国・地域」と考えると、インターネットは少し
    ずつインターナショナル化が進んでいるように感じます。昨夏に米国に
    居を移した際に、日本からアクセスできないWebサイトが米国に少なくな
    いことに気づき、インターネットがグローバルであるためには努力を重
    ねなければならないことを1人の生活者として改めて痛感しました。
    2020年代後半は東アジアを筆頭に世界中で容易ならざる状況が発生する
    であろうことから、グローバルが当たり前である状態を維持するために、
    できることに取り組みたいと考えています。
└─────────────────────────────────┘
┌─────────────────────────────────┐
  ◆ 関谷 勇司 (JPNIC理事/東京大学 大学院情報理工学系研究科 教授)

  ◆ 2025年のInternet Keyword:「ITインフラの責任」

  [理由]
    2024年は「トラストモデル」をキーワードとして挙げさせていただきま
    した。現在、データやハードウェア、ソフトウェアの流通にもトラスト
    が必要な時代となっており、「サプライチェーンリスク」という言葉が
    より現実味を帯びています。AIが社会サービスの一部となり、人々の生
    活を担う部品となるにつれ、それを支えるITインフラの責任が重要とな
    ります。

    AIを活用するためにはITインフラが必要であり、ITインフラが脆弱であ
    ればAIも脆弱なものとなります。今一度、誰がITインフラを構築運用し、
    誰がITインフラに対して責任を有しているのか、社会のシステムとして
    考え直さざるを得ない時期にきているのではないでしょうか。
└─────────────────────────────────┘
┌─────────────────────────────────┐
  ◆ 鶴 昭博 (JPNIC理事/株式会社JPIX)

  ◆ 2025年のInternet Keyword:「適応力」

  [理由]
    AIの急激な進化に伴い、インターネットを取り巻く環境も急速に変化し
    ていく可能性があります。VUCAの時代におけるAIによるビジネスやテク
    ノロジーの進展は、BANI (Brittle/Anxious/Non-Linear/
    Incomprehensible:脆弱、不安、非線形、不可解)な環境を増幅させるで
    しょう。AI活用による社会変革とAIガバナンスや偽情報セキュリティと
    いった歯止めとが同時進行する中で、人間社会とのインタフェースとな
    るインターネットも迅速に適応し、自律・分散・協調という特長を活か
    して「適応力」というキーワードに象徴されるようなダイナミックな変
    化と進化が期待されます。
└─────────────────────────────────┘
┌─────────────────────────────────┐
  ◆ 友近 剛史 (JPNIC理事/エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ
                           株式会社 執行役員 イノベーションセンター長)

  ◆ 2025年のInternet Keyword:「AI Native」

  [理由]
    2025年は、AIが特別な技術ではなく、インターネットやスマートフォン
    と融合して、生活に完全に組み込まれた基盤として定着する年になると
    思います。企業活動、教育、医療、行政サービス、エンタメなど、あら
    ゆる領域でAIの活用が前提となり、新しい価値創造が推進されていくで
    しょう。社会全体がAIに適応した新たな文化を形成する必要があり、ま
    た仕事の進め方も大きく変革され、人間とAIの新しい共生関係を確立す
    る必要がある年になると考えます。
└─────────────────────────────────┘
┌─────────────────────────────────┐
  ◆ 中村 素典 (JPNIC理事/京都大学)

  ◆ 2025年のInternet Keyword:「よりセキュリティ向上に向けた認証方式
                                 の底上げ」

  [理由]
    年々巧妙になるフィッシングなどへのセキュリティ対策として、本人確
    認の手段である認証技術の見直しが進んでいる。身元確認レベル(IAL)、
    当人確認レベル(AAL)などから構成される本人確認における最新の考え方
    を整理した米国国立標準技術研究所(NIST)が発行するガイドライン
    SP800-63も大幅な見直しが進められており、近年急速に普及が進んでい
    るパスキーの概念も採り入れたものとなっている。一口に多要素認証と
    言っても方式ごとにさまざまなリスクが存在するため、多要素認証を導
    入したというだけで安心するのではなく、さまざまなリスクを踏まえた
    上でより安全な方式への移行に向けて社会全体として整備を進めていく
    必要がある。NIST SP800-63の第4版の確定も近づいており、最新の認証
    技術の理解を社会全体で進めて行く重要な1年になるであろう。
└─────────────────────────────────┘
┌─────────────────────────────────┐
  ◆ 野村 純一 (JPNIC理事/株式会社ゲンザイ 代表取締役)

  ◆ 2025年のInternet Keyword:「多様性と分断」

  [理由]
    20世紀という激動の時代を経て、21世紀にはさらなる激動が始まってい
    る。専制政治に対して自由主義・民主主義が勝利を収めたかのごとく見
    られたが、実際にはまったく違った景色が展開されている。独裁や専制
    に対して、自由と民主は個々人の多様性を認めて大いに議論することで
    より良い状況を導いていくという理想は何処に行ったのか。現実には自
    制の効かない自由を根底に、多様な価値観の人々が我こそは正しく彼の
    人々は間違っていると主張して譲らない、このことが現在の世界の分断
    の原因ではないだろうか。皮肉なことに、独裁や専制の体制では発言・
    主張の自由がないため思考と行動がまとまるという結果を生んでおり、
    機能不全を起こした自由主義・民主主義に対して優位性を発揮する状況
    になっている。つまり、行き過ぎた自由の適切な制御(妥協)により分断
    の激化を抑制するなど自由主義・民主主義の本来に立ち返る必要がある。
    インターネットはボトムアップでの議論の上にコンセンサスを築くシス
    テムで発展してきたが、今後は上記と同様の機能不全を起こさないだろ
    うか。今年は特にガバナンスの観点からインターネットを注視するべき
    であり、上記の視点を念頭に置いて対処していきたいと願う。
└─────────────────────────────────┘
┌─────────────────────────────────┐
  ◆ 橋川 和利 (JPNIC理事/ケーブルテレビ徳島株式会社 技術本部 
                           放送技術部)

  ◆ 2025年のInternet Keyword:「デジタルと地域の活力」

  [理由]
    2024年12月に3SNOG (中四国地域NOG)の第1回ミーティングが広島市で開
    催されました。他の地域でもNOGが活発に活動されており、若者の参加に
    も力を入れて専門的な知識を身につけるだけでなく人と交流できる環境
    を整えて人を育てていくコミュニティの場ができております。

    地域におけるデジタル基盤の整備にはそれぞれの課題はありますが、課
    題を解決する人材が育ち、デジタルによる豊かな暮らしができる環境が
    できることと期待されます。
└─────────────────────────────────┘
┌─────────────────────────────────┐
  ◆ 馬場 聡 (JPNIC理事/北海道総合通信網株式会社 企画部 部部長)

  ◆ 2025年のInternet Keyword:「急速なAI技術の発展」

  [理由]
    エージェントAIにより、自律的・主体的な行動・判断が可能となり、さ
    らに環境から学習し、アプローチを計画し、意思決定を行うことが可能
    となり、ビジネス・プロセスや意思決定の方法が大きく変貌すると思わ
    れます。これにより経済活動も急速に変化を遂げるでしょう。また、ク
    ローンAIなどの出現により、本来の使われ方以外に悪用されるケースも
    増えてくると思われます。2025年は、その適切な利用と管理に向けた新
    しい枠組みづくりが急務となると思われます。今後とも、健全で安心・
    安全なインターネット基盤の発展に寄与していきたいと考えております。
└─────────────────────────────────┘
┌─────────────────────────────────┐
  ◆ 藤崎 智宏 (JPNIC理事/エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ
                           株式会社 情報セキュリティ部 サイバーセキュ
                           リティ部門 第一グループ 担当部長)

  ◆ 2025年のInternet Keyword:「IPv6ディプロイメント再検証」

  [理由]
    全世界的にIPv6導入は進展していますが、日本における導入は足踏みし
    ているように見受けられます。世界的な導入ランキングを見ても、最近
    は日本はトップ集団には入っておらず、他国に後れを取っている状況で
    す。一方で、国内でのISP、モバイル系の導入率については、増加してい
    るとの報告があり、国内の統計と外部統計が乖離しているように見受け
    られます。

    また、IPv6に関する新しい技術対応についても、たとえば昨今、海外イ
    ベントネットワーク等で導入が進んでいる、IPv6 Onlyネットワークへの
    移行を進めるための1ステップであるIPv6 Mostlyネットワーク対応等、
    進んでいないように見受けられます。

    このような状況の下、国内のIPv6導入について今一度見直し、IPv6利用
    の高度化を含めたIPv6普及推進に取り組んでいきたいと思っております。
└─────────────────────────────────┘
┌─────────────────────────────────┐
  ◆ 穂坂 俊之 (JPNIC理事/株式会社QTnet 執行役員 経営企画部長 兼 
                           DX推進室長)

  ◆ 2025年のInternet Keyword:「サイバー攻撃の拡大と深化」

  [理由]
    AI技術の進展やAIツールの普及、米国の政権交代や地政学的緊張の高ま
    り、攻撃手法の多様化、容易化など複数の要因によって、既に深刻化し
    ているサイバー攻撃の脅威は残念ながらさらに高まり、かつますます一
    般化していくことになるでしょう。また、攻撃の巧妙化や一般人への対
    象拡大により、被害が表面化しないケースも増えていくと思われます。
    2025年には大阪・関西万博という一大イベントがあり、それを狙った攻
    撃の危険性も叫ばれるでしょうが、脅威は一過性のものではありません。
    個々人のリテラシー向上を含め、脅威への耐性向上が求められる年にな
    るでしょう。
└─────────────────────────────────┘
┌─────────────────────────────────┐
  ◆ 松崎 吉伸 (JPNIC理事/株式会社インターネットイニシアティブ)

  ◆ 2025年のInternet Keyword:「技術コミュニティ」

  [理由]
    インターネットが社会インフラと認知され、多くの観点からインターネッ
    トの在り方や運営について議論があります。しかしながら、インターネッ
    トはコンピュータ・ネットワークであり、その議論には必ず技術的な観
    点が必要となります。インターネットの運用技術的な側面を支えている
    技術コミュニティは、インターネットの普及発展とともに今後ますます
    重要となっていくでしょう。
└─────────────────────────────────┘
┌─────────────────────────────────┐
  ◆ 青木 邦哲 (JPNIC監事/株式会社ASJ 代表取締役社長)

  ◆ 2025年のInternet Keyword:「AIの急激な進化とセキュリティ」

  [理由]
    昨年、AI技術はかつてないスピードで進化し、その恩恵は中小企業や地
    域社会にまで広がりました。2025年には、さらなる加速が予測されてお
    り、デジタル格差の縮小や地域経済・産業の発展を一層後押しする可能
    性を秘めています。誰もが公平にAI技術を活用できる社会を実現するた
    めには、インターネット基盤の安定性と中立性がこれまで以上に重要な
    役割を果たすと考えています。

    一方で、AI技術の急速な普及は、AIを悪用したサイバー攻撃といった新
    たな脅威を現実のものとしています。AIセキュリティの分野では、これ
    までにない課題が次々と浮上しており、国際的な協調と迅速な対応が求
    められる場面がますます増えていくのではないでしょうか。
└─────────────────────────────────┘
┌─────────────────────────────────┐
  ◆ 南 雄一 (JPNIC監事/ビッグローブ株式会社 執行役員CNO 
                         プロダクト技術本部 副本部長)

  ◆ 2025年のInternet Keyword:「攻めと守り」

  [理由]
    インターネットは登場から長い年月を経ながらも、その進化のスピード
    は衰えることなく、生成AIをはじめ多くの革新的な技術が生み出され続
    けています。2025年も多くのイノベーションが登場することに期待しつ
    つ、私自身も攻めの姿勢でそこにしっかり関与し、新技術の開発など積
    極的にチャレンジを続けていきたいと考えています。

    一方で、災害時の重要なコミュニケーションインフラとしての期待等、
    社会インフラとしての重要性もますます高まっています。社会をしっか
    り守るため、通信事業者としてインターネットの信頼性向上に努めるこ
    とが責務と認識し2025年も活動を続けてまいります。
└─────────────────────────────────┘

                  ◇              ◇              ◇

インターネットの最先端で活躍しているJPNIC理事/監事による、2025年の見
通しはいかがでしたでしょうか。


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 ┃     ◆◇◆◇◆  本特集のご感想をお聞かせください  ◆◇◆◇◆     ┃
 ┃良かった                                                          ┃
 ┃ https://feedback.nic.ad.jp/2132/bc136c716d6d352e6e802fa7cdeb3dd7 ┃
 ┃                                                                  ┃
 ┃悪かった                                                          ┃
 ┃ https://feedback.nic.ad.jp/2132/435bcdd240598fdead08286b08e68e4a ┃
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【 2 】インターネット用語1分解説
         「マルウェアとは」
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

マルウェアとは、ユーザーに不利益をもたらすソフトウェアの総称です。
「悪い」「不完全な」を意味する接頭辞malと、softwareを組み合わせた造語
と考えられます。すぐに思いつくところではコンピュータウイルスがありま
すが、不必要に目立つ広告や、必要が無いのに勝手にインストールされるソ
フトウェアなども含むことのある、かなり広い範囲を表す概念です。

マルウェアを防ぐには、まず使っているソフトウェアを最新のものにアップ
デートすることが肝心です。ついでアンチウイルスソフトなどの対策ソフト
ウェアを導入する、不審なメールやメッセージを開封しない、広告ブロッキ
ング機能を使うといった対策があります。しかし、対策するとその裏をかか
れるというイタチごっこが長年にわたって続いており、これといった決定打
が無いのが現状です。


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【 3 】統計資料
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

1. JPドメイン名

o 登録ドメイン数(2024年7月~2024年12月)
--------------------------------------------------------------------------------------------
日付|  AD  AC    CO    GO   OR    NE   GR   ED   LG   GEO    GA    GJ     PA   PJ   TOTAL
--------------------------------------------------------------------------------------------
  7/1 | 253 3850 482345 818 40759 12716 5270 6405 1915 2041 1115318 82106  9051 1342 1764189
  8/1 | 253 3858 483236 826 40823 12719 5269 6417 1915 2040 1116243 81981  9038 1341 1765959
  9/1 | 254 3861 483855 832 40861 12705 5264 6421 1915 2040 1116588 81805  9008 1337 1766746
 10/1 | 254 3863 484609 835 40935 12658 5260 6430 1916 2038 1116959 81630  9019 1335 1767741
 11/1 | 254 3853 485492 839 40980 12615 5248 6423 1917 2036 1117583 81475  9056 1335 1769106
 12/1 | 254 3852 485932 837 41009 12582 5239 6429 1919 2036 1121410 81389  9037 1342 1773267
--------------------------------------------------------------------------------------------

 GA:汎用ドメイン名 ASCII(英数字)
 GJ:汎用ドメイン名 日本語
 PA:都道府県型ドメイン名 ASCII(英数字)
 PJ:都道府県型ドメイン名 日本語


2. IPアドレス

o JPNICからのIPv4アドレス割り振りとJPNICへのIPv4アドレス返却ホスト数
  (2024年6月~2024年11月)
------------------------------------------
  月 |   割振   |   返却   | 現在の総量
------------------------------------------
   6 |      512 |        0 |   91917960
   7 |     1536 |        0 |   91919496
   8 |        0 |        0 |   91919496
   9 |   332800 |        0 |   92252296
  10 |    14848 |    14336 |   92252808
  11 |        0 |        0 |   92252808
------------------------------------------

□統計情報に関する詳細は → https://www.nic.ad.jp/ja/stat/


3. 会員数  ※2024年12月13日 現在

 ---------------------
  会員分類  | 会員数 |
 ---------------------
  S会員     |      3 |
  A会員     |      0 |
  B会員     |      1 |
  C会員     |      4 |
  D会員     |     92 |
  非営利会員|      9 |
  個人推薦  |     28 |
  賛助会員  |     37 |
 ---------------------
  合計      |    174 |
 ---------------------

□会員についての詳細は → https://www.nic.ad.jp/ja/member/list/


4. 指定事業者数  ※2024年12月4日 現在

   IPアドレス管理指定事業者数           522


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【 4 】イベントカレンダー
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

  2025.1.15(水)                 DMARCハンズオン勉強会/意見交換会 
                                (東京都、JPNIC会議室)
  2025.1.22(水)~24(金)         JANOG55 [協賛](京都府、京都市勧業館
                                みやこめっせ)
  2025.1.27(月)                 IPアドレス事業に関する説明会 (大阪府、
                                グランフロント大阪)
  2025.1.28(火)                 IPアドレス事業に関する説明会 (東京都、
                                エッサム神田ホール1号館)
  2025.1.29(水)                 IPアドレス事業に関する説明会 (東京都、
                                アーバンネット神田カンファレンス)
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  2025.2.3(月)~5(水)           NANOG 93 (Atlanta, U.S.A.)
  2025.2.4(火)                  JPNICトークラウンジ第19回「宮坂拓也さ
                                んに聞く、JANOGとインターネットのこれ
                                から」 (オンライン)
  2025.2.10(月)~13(木)         APTLD87 (Hong Kong, People's 
                                Republic of China)
  2025.2.19(水)~27(木)         APRICOT 2025/APNIC 59 [協賛]
                                (Petaling Jaya, Malaysia)
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  2025.3.3(月)~7(金)           APAN59 (神奈川県、パシフィコ横浜)
  2025.3.8(土)~13(木)          ICANN82 (Seattle, U.S.A.)
  2025.3.13(木)~16(日)         APNG CAMP 17 [協賛](福岡県、九州工業
                                大学) 
  2025.3.15(土)~21(金)         IETF 122 (Bangkok, The Kingdom of 
                                Thailand)


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