━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ __ /P▲ ◆ JPNIC News & Views vol.2147【定期号】2025.3.17 ◆ _/NIC ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ---------- PR -------------------------------------------------------- 【 株式会社 アイテックジャパン 】 ┏━■■AWS環境 構築・運用・保守「SecureSupportサービス」■■━┓ セキュアなAWS環境構築から運用保守サポート。さらに脆弱性等の セキュリティ対策、障害検知から一次対応まですべてお任せください! ┗━━━━━━━━━━━━━━━━ https://itec.ad.jp/itec/aws/ ━━━ ---------------------------------------------------------------------- ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◆ News & Views vol.2147 です ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 毎月15日(土日祝の場合はその翌営業日)に発行している定期号では、特集記 事のみならず、業界メンバーのコラムや用語解説、統計などもお届けしてい ます。 本号の特集では、2025年2月下旬にマレーシア・ペタリンジャヤで開催された APRICOT 2025/APNIC 59カンファレンスの模様を、APNIC理事選挙の結果やポ リシー議論の動向を中心に取り上げます。 News & Views Columnでは、株式会社インターネットイニシアティブ(IIJ)で バックボーンネットワーク運用やPeering Managerとして活躍されている、 蓬田裕一さんのコラムをお届けします。ISPのインフラに長く携わってこられ たからこその、憂いや想いをお書きくださいました。共感なさる方も多いの ではないでしょうか。 また、インターネット用語1分解説では、JPNICがネットワークのセキュリティ 向上を目的として運用している「JPIRR」について解説しています。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◆ 目次 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【 1 】特集 「APRICOT 2025/APNIC 59カンファレンス報告 全体概要およびアドレスポリシー関連報告」 【 2 】News & Views Column 「ネットワーク運用者の視点から見るサイバー攻撃への憂い」 株式会社インターネットイニシアティブ 蓬田裕一氏 【 3 】インターネット用語1分解説 「ドメイナーとは」 【 4 】統計資料 1. JPドメイン名 2. IPアドレス 3. 会員数 4. 指定事業者数 【 5 】イベントカレンダー ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【 1 】特集 「APRICOT 2025/APNIC 59カンファレンス報告 全体概要およびアドレスポリシー関連報告」 JPNIC IP事業部 中川香基 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ APRICOT 2025/APNIC 59カンファレンス(以下、APRICOT 2025/APNIC 59)が 2025年2月19日(水)~2月27日(木)にかけて、マレーシア・ペタリンジャヤに て開催されました。本稿では、APRICOT 2025/APNIC 59の開催概要と、アドレ スポリシーに関する議論の動向についてご紹介します。 ■ APRICOT 2025/APNIC 59開催概要 APRICOT 2025/APNIC 59は9日間の会期のうち、2月19日(水)~22日(土)をワー クショップウィークとして、セキュリティ、自動化、DNSなど、さまざまな テーマを掲げたワークショップが行われ、2月24日(月)~27日(木)は議論の場 となるカンファレンスウィークが行われました。 カンファレンスウィークでは、アドレスポリシーやルーティングセキュリ ティ、NIR (National Internet Registry; 国別インターネットレジストリ)、 ソーシャルな課題など特定分野に関心を持つ人達が議論を行う「SIG (Special Interest Group)」をはじめ、カンファレンスの総括および全体報 告が行われる「AGM (APNIC General Meeting)」や、各国NOGや国際組織のレ ポート、ピアリングフォーラム、ネットワーク技術に関する講演等が開催さ れました。 主催者報告によると、今回のAPRICOT 2025/APNIC 59では世界53の国と地域 から、878名が参加しました。前年のAPRICOT 2024/APNIC 57のオンサイト参 加者764人から100人以上増え、開催前に参加登録が締め切られるなど大盛況 の回となりました。 会期中のセッションについては、動画、資料および発言録がWebで公開されて います。もし興味のある内容がありましたらぜひご確認ください。 APRICOT 2025/APNIC 59プログラム https://2025.apricot.net/programme/programme#/ ■ APNIC EC選挙結果報告 APNIC理事会は、会員により選出されたExecutive Council (EC、理事)7名お よびAPNIC事務局長の計8名で構成されています。APRICOT 2025/APNIC 59では EC選挙が行われ、最終日のAGMでその結果が公開されました。投票は、事前に Webサイト上で立候補者のプロフィールが公開され、投票手続きはすべてオン ラインで行われています。今回は改選議席四つに対して、6名(うち現職4名) が立候補し、現職の4名が再選されることとなりました。 JPNICが推薦した株式会社インターネットイニシアティブ(IIJ)・JPNIC理事の 松崎吉伸氏は4期目の当選を果たしています。 APNIC理事会の新体制は、下記の通りになります。 ・Achie Atienza氏(Globe Telecom/フィリピン) ☆・Anlei Hu氏(CNNIC/中国) ・Jia Rong Low氏(APNIC事務局長/シンガポール) ・Kam Sze Yeung氏(Akamai Technologies/香港) ☆・Kenny Huang氏(TWNIC/台湾) ☆・松崎吉伸氏(IIJ/日本) ☆・Roopinder Singh Perhar氏(Netplus Broadband Services Pvt. Ltd./ インド) ・Sumon Ahmed Sabir氏(Fiber@Home Limited/バングラデシュ) ☆が今回選出された4名 今回選出された4名は、2年後の2027年3月までECとして任期を務めることにな ります。 ■ オープンポリシーミーティング(OPM,ポリシーSIG)での議論とその結果 今回のAPRICOT 2025/APNIC 59では2件のポリシー提案について議論が行われ ました。 コンセンサス形成の意思表示は、参加者の挙手で行います。サポートとして Confer (https://confer.apnic.net)と呼ばれるリアルタイムに意思表明を視 覚化するツールが利用されています。ポリシーSIGチェアはこれらの様子を総 合的に判断し、ポリシー提案がコンセンサスを得ているかどうか、判断しま す。 以下では、2件のポリシー提案の議論結果についてご紹介します。提案の内容 や事前情報に関しては、JPNIC Blogにまとめていますので併せてご確認くだ さい。また、IP-USERSメーリングリストでは、カンファレンス開始前にJPOP F運営チームによって、日本語での提案紹介および意見募集が行われていま す。今後の動向把握には、IP-USERSメーリングリストの登録をぜひお願いし ます。 APNIC 59でのIPアドレス・AS番号分配ポリシーに関する提案のご紹介 https://blog.nic.ad.jp/2025/10520/ IP-USERSメーリングリスト https://www.nic.ad.jp/ja/profile/ml/mailman.html#join-ip-users ○prop-162:「WHOISプライバシー」 提案者:Jonathan Brewer氏 https://www.apnic.net/community/policy/proposals/prop-162/ 概要:1. APNICは公開WHOIS上の住所、電話番号、FAX番号、メールアドレ スおよびOrg, IRT, abuse-c, roleオブジェクトに含まれる連絡 先情報を削除する。 2. MyAPNICおよび認証済みAPIでのアクセスのみ連絡先情報を入手 できるものとし、認証されていないAPIからのアクセスでは連絡 先情報を開示しないものとする。 3. バルクWHOISのデータから連絡先情報を削除する。 4. 既存のバルクデータユーザーに連絡先情報をインターネット公 開データ・システムから削除することと義務付ける。 5. APNICは認証済みAPIユーザーのリストと連絡先リクエストの統 計情報を公開する。 結果:コンセンサスに至らず WHOISデータを目的外利用することは禁止とされていますが、実態として WHOISを利用したとみられるセールスメールなどがメンバーの中で確認されて いると言われています。提案者は当初WHOISデータを一括取得するバルクWHOIS を対象とし、連絡先情報の削除を提案していましたが、それだけでは対策不 十分であるとし、すべての公開されるWHOIS情報を対象に修正し、議論が行わ れました。 会場での議論ではRDAPについて言及がないがこちらはどのように考えるのか、 prop-125(abuse連絡先の正確性検証)との衝突はどう考えるか等がコメントと して挙げられました。また、連絡先情報の取得手段としてMyAPNIC (APNICメ ンバーのポータル)経由で取得可能であるとしましたが、アカウントを作成す るという障壁は地域外の利用者や警察などのステークホルダーには高いもの になってしまうのではといった懸念が挙げられました。その他にこのような 個人情報・データ保護のポリシーは国内法との整合性も併せて確認する必要 があり、APNICが所在するオーストラリア法の確認が必要であるとコメントさ れました。 個人情報保護の方針に一定の賛成が見られましたが、WHOISに求める目的と 個人情報保護のアプローチを精査するためにはもう少し時間が必要であると の見方から、反対が多数派となりコンセンサスには至りませんでした。提案 者は引き続きブラッシュアップを行い、次回継続議論に意欲的な姿勢を見せ ています。 ○prop-163:「WHOISの透明性と効率性向上のためのRWhois実装」 提案者:Tsungyi Yu氏 https://www.apnic.net/community/policy/proposals/prop-163/ 概要:APNIC WHOISシステムを改修し、RFC 2167で定義されたRWhoisをサ ポートすることにより以下を実現する。 - 他のRIRまたはNIRデータベースへの問い合わせの自動リダイレ クトを可能にする。 - 単一サーバーの負担を軽減するため、階層的かつ分散的なクエ リを実装する。 結果:コンセンサス確認なし RFC 2167で定義されるReferral Whois(RWhois)を実装することで、他RIR WHOISやNIR WHOISへのリダイレクトを実現し検索性を改善、単一サーバーへ の負荷軽減を図ろうという提案です。近年はRIR間でのIPv4アドレス移転も活 発化し、1回のWHOIS検索で目的の情報まで辿り着けないこともしばしば起こっ ており、再割り振りリソースの情報登録もなかなか捗っていないとし、RWhois の実装でこれらの課題が改善すると提案者は謳っていました。しかし、これ らの改善は現在、普及が進められるプロトコル「RDAP」が担う所であるとの 見方が事務局から示されていました。 会場からはNIR WHOISからのリダイレクトを実現するにはNIRとの協調が必要 であるため、NIR SIGの場で話をしてみるべきといったコメントや、北米を 管轄するARINでは既に一部RWhoisを実装しているものの、実際にはできてい ないこともあるとのことで、そのあたりの実状をARINに確認したり、意見を もらったりすると良いのではといったコメントがありました。 ポリシーとして議論をする前に必要なリサーチ課題が挙げられたことから、 提案者は一度持ち帰り、次回以降あらめて議論を行いたいとして今回はコン センサス確認は行われず、継続議論という形となりました。 ■ Resource delegation audit(リソース委任監査)について APNICは自身とNIRのIPv4アドレス委任と移転について、過去10年間の履歴を 精査し、ポリシーに準拠したものであるかどうかを確認するプログラムを実 行しています。AGMではそのファーストレポートが行われ、最初の調査対象と してJPNICの確認が完了し、問題は見つからなかったことが報告されました。 その他のNIRは2025年中を目処に確認を行い、ポリシーを遵守したレジストリ 運営に努めていくとのことです。 詳細はAPNICブログの投稿もあわせてご確認ください。 Resource delegation audit update at APNIC 59 https://blog.apnic.net/2025/02/27/resource-delegation-audit-update-at-apnic-59/ ■ 次回以降のAPNICカンファレンスについて 次回のAPNIC 60は、2025年9月4日(木)~11日(木)、ベトナム・ダナンでの開 催予定が発表されています。開催地決定の仕組みは、JPNIC Blogで記事とし てまとめておりますので、こちらもご覧ください。 APNICミーティングはどこで開催されるの? https://blog.nic.ad.jp/2021/5846/ APNICカンファレンスは、APNICメンバー以外の方にも広く門戸を開いていま す。ポリシー動向はもちろん、世界での最新技術動向やトレンドトピック、 国際連携・国際交流に関心をお持ちの方は、ぜひ一度参加されてみてはいか がでしょうか。 JPNICでは学生・若手社会人を対象とした国際会議参加支援プログラムも行っ ております。国際会議への参加経験を経てコミュニティへ貢献できる人材育 成を行っておりますので、ご興味のある方はぜひ下記ページをご参照いただ き、ご検討いただければと存じます。 国際会議参加支援プログラム https://www.nic.ad.jp/ja/intl/fellowship-program/ みなさまとAPNICカンファレンスの場でお会いできることを楽しみにしております。 ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃ ◆◇◆◇◆ 本特集のご感想をお聞かせください ◆◇◆◇◆ ┃ ┃良かった ┃ ┃ https://feedback.nic.ad.jp/2147/6331cfc4328df99c1cf077391b8d149c ┃ ┃ ┃ ┃悪かった ┃ ┃ https://feedback.nic.ad.jp/2147/10887519464b34e8ce920e1375e016ce ┃ ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【 2 】News & Views Column 「ネットワーク運用者の視点から見るサイバー攻撃への憂い」 株式会社インターネットイニシアティブ 蓬田裕一 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 少しずつ季節も春に移り変わりつつある今日この頃、皆さまいかがお過ごし でしょうか。私は日々、自社のネットワーク運用を通じてインターネットに 関わる仕事を続けています。 数年前のコロナ禍を経て、インターネットが私生活に関わることはさらに増 えたと思います。リモートワークが当たり前となり、インターネットが社会 インフラとしてより重要になったと感じています。個人的には、経費関係や 契約関連の手続きにおいて、一気に電子化が推進されたことに驚きました。 机の中に眠っている判子はいつの間にか日の目を見なくなり、今後の活躍が 危ぶまれます。 現代社会の仕事や生活において依存度が高まるインターネットについて、私 も憂いを感じることがあります。2024年の年末から年始にかけて、かなり大 規模なサイバー攻撃が発生していたことは、皆さまの記憶にも新しいと思い ます。普段サイバー攻撃という言葉に馴染みのない方も、テレビやネット ニュースで大きく取り上げられたのを見聞きしたり、実際に影響を受けた方 もいたりしたことでしょう。私もインターネットに接続する通信事業に関わ る1人として、サイバー攻撃には頭を悩ませています。 インターネットは性善説で成り立っていると私は考えており、悪意を持った 組織や個人が簡単に他者を攻撃できる現状があります。世界で唯一のグロー バルネットワークであり、その攻撃の発生元は日本国内に留まらず、世界各 国からの危機に晒されています。悪意を持った人が特定のアプリケーション や個人のインターネットサービスを停止させるべく、大規模なトラフィック を発生させ、セッションを枯渇させます。 そんな現状に私が頭を悩ます点がいくつかあります。まず、インターネット トラフィックは、悪意のあるサイバー攻撃トラフィックであろうが、普通に 使われるサービスのトラフィックであろうが見分けがつきません。そのため、 我々ISPではすべてのトラフィックを選別することなく、お客様の元へ自らの ネットワークを使って運ばなければならないのです。通常、我々のネットワー クも平常時の帯域や利用率から帯域を設計し、ネットワークへ帯域を反映さ せます。しかしながら、いつ発生するか分からないサイバー攻撃を考慮した 帯域設計は難しいです。 そして、サイバー攻撃により我々のサービス設備へ影響が波及した場合、こ こからが大変なことになります。狙われたサービスやアプリケーションが影 響を受けるのはもちろんのこと、バックボーンネットワークや収容設備等の 共有部分においても、他のお客様を巻き込んで通信遅延やパケットロス等の 影響が発生します。弊社の場合、各種サービス設備の運用者がトラフィック 収束までを対処し、サポート部門や営業部門が影響を受けたお客様対応を行 うなど、社内で多くの対応が発生することでしょう。サイバー攻撃を行う人 の意図は汲み取れませんが、自らの行いが多くの人を巻き込んで、本来は対 応せずともよいインシデントを発生させているという事実を認識してほしい と思います。 インターネットが社会インフラとして皆さまの日常を支えている昨今、イン フラ自体の脆弱性への杞憂は尽きませんが、これからも社会の発展のために 正しく使われるネットワークであることを願うばかりです。 ■筆者略歴 蓬田 裕一 (よもぎた ゆういち) 1985年生まれ、栃木県出身。電気通信大学を卒業後、2008年に株式会社 インターネットイニシアティブ(IIJ)へ入社。入社後は企業向けインターネッ ト接続サービスの導入、保守業務を経て、2010年からIIJのバックボーンネッ トワーク運用へ従事。2015年にインターネットマルチフィード株式会社へ出 向し、JPNAPサービス運営全般へ関わる。IXのサービス提供を通じてさまざま なxSP事業者と関係を構築。2019年にIIJへ帰任、IIJバックボーンネットワー クの企画、設計、運用のチームマネジャーとして従事する傍ら、JPNAPで培っ たIX/Peeringのスキルを活かしてAS2497のGlobal Interconnection and Peering Managerとして活動。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【 3 】インターネット用語1分解説 「JPIRRとは」 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ JPIRRとは、JPNICが運用しているIRR (Internet Routing Registry)です。 IRRは、インターネットに代表される伝送路が動的に変わるようなネットワー クのセキュリティ向上を目的として、伝達路(経路)に関する情報を蓄積する データベースです。経路情報だけではなく、ネットワークが誰に管理されて いるかといった管理情報や、ネットワーク同士の接続方針(ポリシー)といっ た情報が登録されています。 JPNICでは、JPIRRを利用してミスオリジネーションの検出を行うJPNIC経路奉 行を運用したり、実際の経路情報と登録情報を比較するサービスを提供した りしています。 ■ 参考情報 JPIRR登録者・利用者向けページ https://www.nic.ad.jp/ja/ip/irr/ JPNIC経路奉行 https://www.nic.ad.jp/ja/ip/irr/jpnic-keirobugyou.html インターネット用語1分解説:IRRとは(2005年12月発行) https://www.nic.ad.jp/ja/basics/terms/irr.html インターネット10分講座:IRR (2004年7月発行) https://www.nic.ad.jp/ja/newsletter/No27/100.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【 4 】統計資料 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 1. JPドメイン名 o 登録ドメイン数(2024年10月~2025年3月) -------------------------------------------------------------------------------------------- 日付| AD AC CO GO OR NE GR ED LG GEO GA GJ PA PJ TOTAL -------------------------------------------------------------------------------------------- 10/1 | 254 3863 484609 835 40935 12658 5260 6430 1916 2038 1116959 81630 9019 1335 1767741 11/1 | 254 3853 485492 839 40980 12615 5248 6423 1917 2036 1117583 81475 9056 1335 1769106 12/1 | 254 3852 485932 837 41009 12582 5239 6429 1919 2036 1121410 81389 9037 1342 1773267 1/1 | 255 3858 487196 837 41095 12574 5235 6448 1920 2034 1125460 81304 9264 1343 1778823 2/1 | 255 3857 487248 838 41093 12562 5227 6454 1920 2032 1129793 81331 9309 1347 1783266 3/1 | 254 3866 487959 839 41118 12551 5217 6461 1921 2031 1134322 81202 9665 1353 1788759 -------------------------------------------------------------------------------------------- GA:汎用ドメイン名 ASCII(英数字) GJ:汎用ドメイン名 日本語 PA:都道府県型ドメイン名 ASCII(英数字) PJ:都道府県型ドメイン名 日本語 2. IPアドレス o JPNICからのIPv4アドレス割り振りとJPNICへのIPv4アドレス返却ホスト数 (2024年9月~2025年2月) ------------------------------------------ 月 | 割振 | 返却 | 現在の総量 ------------------------------------------ 9 | 332800 | 0 | 92252296 10 | 14848 | 14336 | 92252808 11 | 0 | 0 | 92252808 12 | 0 | 0 | 92252808 1 | 512 | 0 | 92253320 2 | 0 | 1536 | 92251784 ------------------------------------------ □統計情報に関する詳細は → https://www.nic.ad.jp/ja/stat/ 3. 会員数 ※2025年3月14日 現在 --------------------- 会員分類 | 会員数 | --------------------- S会員 | 3 | A会員 | 0 | B会員 | 1 | C会員 | 4 | D会員 | 91 | 非営利会員| 9 | 個人推薦 | 28 | 賛助会員 | 38 | --------------------- 合計 | 174 | --------------------- 会員についての詳細は → https://www.nic.ad.jp/ja/member/list/ 4. 指定事業者数 ※2025年3月6日 現在 IPアドレス管理指定事業者数 521 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【 5 】イベントカレンダー ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 2025.3.13(木)~16(日) APNG CAMP 17 [協賛](福岡県、九州工業 大学) 2025.3.17(月) 第76回臨時総会 (東京都、アーバンネッ ト神田カンファレンス) IGF 2023に向けた国内IGF活動活発化チー ム第60回会合 (東京都、一般財団法人国際 経済連携推進センター + オンライン) IGF 2023に向けた国内IGF活動活発化チー ム第2回勉強会 (東京都、一般財団法人国 際経済連携推進センター + オンライン) 2025.3.15(土)~21(金) IETF 122 (Bangkok, The Kingdom of Thailand) 2025.3.19(水) Security Days Spring 2025 [後援] (大阪府、ナレッジキャピタル カンファ レンスルーム) --------------------------------------------------------------------- 2025.4.27(日)~30(水) ARIN 55 (Charlotte, U.S.A.) --------------------------------------------------------------------- 2025.5.5(月)~9(金) LACNIC 43 (Sao Paulo, Brazil) 2025.5.12(月)~16(金) RIPE 90 (Lisbon, Republica Portuguesa) ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ わからない用語については、【JPNIC用語集】をご参照ください。 https://www.nic.ad.jp/ja/tech/glossary.html ◇ ◇ ◇ メールマガジン以外でも、情報を発信しています! ブログ https://blog.nic.ad.jp/ X(Twitter) https://x.com/JPNIC_info YouTube https://www.youtube.com/@JPNIC_info ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ___________________________________ ■■■■■ JPNICの活動はJPNIC会員によって支えられています ■■■■■ ::::: 会員リスト ::::: https://www.nic.ad.jp/ja/member/list/ :::: 会員専用サイト :::: https://www.nic.ad.jp/member/ (PASSWORD有) □┓ ━━━ N e w s & V i e w s への会員広告無料掲載実施中 ━━━┏□ ┗┛ お問い合わせは jpnic-news@nic.ad.jp まで ┗┛  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ━━ JPNICへのご連絡/お問い合わせは極力電子メールでお願いします ━━ ■ 各種お問い合わせ先:https://www.nic.ad.jp/ja/profile/info.html ■ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ JPNIC News & Views vol.2147 【定期号】 @ 発行 一般社団法人 日本ネットワークインフォメーションセンター 101-0047 東京都千代田区内神田2-12-6 内神田OSビル4階 @ 配信先変更・停止 https://www.nic.ad.jp/ja/mailmagazine/#regist @ 問い合わせ先 jpnic-news@nic.ad.jp ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ___________________________________ 本メールを転載・複製・再配布・引用される際には https://www.nic.ad.jp/ja/copyright.html をご確認ください  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ◇ JPNIC Webにも掲載していますので、情報共有にご活用ください ◇ 登録・削除・変更 https://www.nic.ad.jp/ja/mailmagazine/ バックナンバー https://www.nic.ad.jp/ja/mailmagazine/backnumber/ ___________________________________ ■■■■■ News & ViewsはRSS経由でも配信しています! ■■■■■ ::::: https://www.nic.ad.jp/ja/mailmagazine/backnumber/index.xml :::::  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ■■◆ @ Japan Network Information Center ■■◆ @ https://www.nic.ad.jp/ ■■ Copyright(C), 2025 Japan Network Information Center