2000/10/16 理事会 資料 3-3 汎用 JP ドメイン名の予約ドメイン名に関する方針(案) ■ はじめに 「汎用 JP ドメイン名登録等に関する規則」の第3条2項により,汎用 JP ド メイン名の予約ドメイン名を設けることができます.ここでは,汎用 JPドメ イン名の予約ドメイン名の設定方針について説明します. この方針に基づき,予約ドメイン名リストを作成し,11月上旬に,公開する予 定です. ■ 予約ドメイン名とする語の選択基準 選択の基準は次の通りです. 1) ASCIIドメイン名の選択基準 1-1 既存で「予約ドメイン名(技術細則3.予約ドメイン名)」としているもの 1-2 既存で「都道府県属性ラベル」「市区町村属性ラベル」としているもの 1-3 既存で「都道府県ラベル」としている、都道府県名および政令指定都市名の アルファベット表記 1-4 県庁所在地で中核都市として指定されているもの 1-5 インターネットの管理に関連する組織名 1-6 日本語ドメイン名のASCIIエンコーディングに混乱をおよぼす語 2) 日本語の予約ドメイン名の選択基準 2-1 都道府県名(例.東京都,鹿児島県) 2-2 平仮名、片仮名、漢数字、長音記号等の1文字 2-3 小中高校の学校名など 2-4 日本語普通名詞 (ある集合を代表する名称、分野を示すような語) 3) JPNICの業務で必要とするドメイン名 3-1 JPNICを示す名称 3-2 JPNICのサービスなどで予約を必要とする名称 ■ 普通名詞の予約について 現在,「ある集合を代表する名称」、「分野を示すような語」,「造語能力の ある語」を中心に,予約ドメイン名としての普通名詞の選定作業をすすめています. この普通名詞のドメイン名としての利用は,今後の日本語ドメインの発展状況 を見た上で検討をする必要があると考えました.そこで,今回は,JPNICとし て予約したうえ,適切な団体に登録することも含め、社会的に適切とされるも のに対して適正な方法で登録することを検討していきます. 以上