1994/07/19 資料2-6 APNIC (APCCIRN) および CCIRN 報告 APNIC-WG 1. APNIC (APCCIRN) 報告 APCCIRNが6月17日と18日の両日、プラハのHotel Forumで開催された。この時 の議事録のdraftは、既にAPCCIRN-047としてAPCCIRNのメーリングリストで配 布されている。 (1) APCCIRN (正式名称はAPCCIRN/APEPG)はAPNG (Asia-Pacific Networking Group)と改名することになった。CCIRNの"R"はResearchであるのに対し て、本グループはより広い(general)範囲を対象とするべきであるという 姿勢を名称の上でも明らかにしたものである。 (2) APNGはワーキンググループと、それを調整する事務局により構成される。 ワーキンググループには次のものがある。Develping Countries (Dr. Narayan), Commercial Operations (Coggeshall), Link Coordination (Prof. Murai), Internationalization/Localization (Prof. Ohta), Workshop/Seminar (Prof. Ishida), Organization (Prof. Chon) (3) APNICのExperimentの報告を了承。Pilot projectは成功であった。しか し未解決の問題がある。(各国NICの設立のガイドライン、サービスの delegationの拡大、資金源の問題)。今後しばらくはAPNIC Interim Project として続行する。 (4) APNICからAPNGへのInterim liaisonとしてDavid R. Conradを指名し、APNG からAPNICへのInterim liaisonとしてS. Gotoを指名した。 (5) 次回のAPNGは本年11月に北京で開催する。次々回は95年6月にシンガポール で開催する。 2. CCIRN 報告 CCIRNが6月20日と21日にアムステルダムのDoelen Karena Hotelで開催された。 この議事録のdraftは、ref.RSec(94)166としてCCIRNのメーリングリストで配 布されているが、まだ修正が必要な段階である。 (1) ヨーロッパではRAREとEARNが本年10月に合併するという報告があった。 (2) S. Wolff (NSF), G. Chartrand (DOE)は電話で会議に参加した。 (3) Asia Pacificからの報告は以下の通り。 K. ChonがAPNGへの名称変更、WGの構成などの説明をした。 S. GotoがAPNIC Pilot Projectの報告をした。 S. AsanoがSINETの高速ネットワークの説明をした。 T. MatsuzakiがIMnetの説明をした。 M. Chiangがシンガポールの状況を報告した。 S. RamakrishnanがERnetの説明をした。 (4) 次回のCCIRNは95年のINET (シンガポール)に合せて開催する。ただし、 W. Wiebe (FNC/USA)の提案によるワークショップ(CCIRN sub-commitee) を94年9月頃に計画する。NAPの稼働による変化について議論するため である。 3. 審議事項 (次の提案について審議願います。) APNICはInterim Projectの形で継続されることになったため、今後もAPNIC-WG の活動の中で、協力/支援していくことを提案したい。