1996/03/26 資料1-1 第 19 回 JPNIC 運営委員会議事録( 案 ) 開催日時 : 1996 年 1 月 26 日 ( 金 ) 10:23 ~ 17:10 場 所 : 東京大学 大型計算機センター 大会議室 出席委員 : 浅羽登志也、岡 敦子、奥山 徹、加藤 朗、神山一恵、 後藤邦夫、 後藤滋樹、小西和憲、鈴木新一、高田広章、 中村順一、 平原正樹、松本敏文、吉村 伸、 欠席委員 : 佐野 晋、村井 純、 委任状 提出委員 : 辰巳治之、東田幸樹、 WGスタッフ: 河北隆生、北田義孝、小島育夫、谷村拓也、 役員 : 事 務 局 : 丸山直昌( 事務局長 )、斉藤 仁、山上正代、 傍 聴 者 : 5 名 配布資料: [ 公開資料 ] 第 19 回 JPNIC 運営委員会議事次第 資料 1-1 第 18 回 JPNIC 運営委員会議事録 資料 1-2-1 IP アドレス割当業務委任について 資料 1-2-2 IP アドレス割当処理手順について 資料 1-2-3 IP アドレス割当申請について 資料 1-2-4 IP アドレス割当申請について 資料 1-2-5 IP アドレスの割当に関するガイド 資料 2-1 ドメイン名割り当て報告 資料 2-2 IPアドレス割当作業報告 資料 2-3-1 DB WG 作業報告 資料 2-3-2 DB WG トラブル報告 資料 2-4 DNS 管理グループ作業報告 資料 2-5 PUB-WG 報告 資料 2-6 INTL-WG 報告 資料 2-7 IS-WG 活動報告 資料 2-8 STAT-WG 報告 資料 2-9 会員の入退会について( 1月25日 現在 ) 資料 2-10 JPNIC 事務所移転後における障害状況 資料 2-11 goiken、kujo 報告 資料 2-12 1995年度会費に関する報告 資料 3-1 DNS 管理グループからの審議事項 資料 3-2-1 JP ドメイン名の割り当てガイド 資料 3-2-2 JP ドメイン名の割り当てについて 資料 3-2-3 JP ドメイン名に関する変更申請について 資料 3-2-4 JP ドメイン名新規申請について 資料 3-2-5 JP ドメイン名の廃止申請について 資料 3-3 DB WG からの審議事項 資料 3-4 PUB-WG 審議事項 [ 非公開資料 ] 資料 4-1 業務委任契約案 資料 4-2 インターネット技術研究委員会について 議事 平原 JPNIC 運営委員長司会のもと、センター規程第 30 条第 1 項に基づ き、委員総数の 2/3 以上の出席( 委任状 2 通を含めて 12 名 )を確認し、 第 19 回の JPNIC 運営委員会( 以降「運営委員会」という)の 開催が宣言 された。 議事に先立ち、12月より事務局職員となった斉藤 仁さんの紹介があった。 引続き、資料の確認が 行なわれた。 [ 公開議題 ] 1. 前回議事録の承認及び確認 1.1) 第 18 回 JPNIC 運営委員会議事録承認 指摘の箇所を訂正後、15 、16 、17 回共に後日、事務局より簡易 vote す ることとなった。 1.2) 電子メイル会議の議事録確認 資料 1-2-1 ~ 1-2-5 に基づいて確認があった。 2. ワーキンググループからの作業報告 2.1) DOM 資料 2-1 に基づいて作業報告があった。 2.2) IP + AS 小島スッタフにより、資料 2-2 に基づいて以下の報告があった。 *6、7 月は手数料の導入があったため少な目であったが、徐々に昨年レベ ルに戻りつつある。 *業務委任が進んで来たことにより JPNIC 自身の割当は減っており、プロ バイダーに依って、経路情報の集約が可能な割当をしてもらっている。 *APNIC からのデリゲーションは毎月受けおり、今月もすでに、ブロック 割当をするアドレスは無くなっている状態である。 *プロバイダーに割り当てるブロックについては、無駄になるようなスペ ースをなくすよう、使用実績に応じたサイズを割り当てるようにしている。 続いて、浅羽行委員より以下の報告があった。 *ドキュメント改訂がある毎に、会員ネットワークや一般申請者に対する 周知の遅れ等があった。 *IP ユーザーズ メイリングリストを作り広く議論をしていく。 *公開ミーティングを 3/15 頃を開く予定がある。審議内容はクローズで いく。 *ドキュメント、アプリケーションフォーム等にバージョンナンバーをふる。 *APNIC の割当方式と JPNIC の割当方式に若干ずれがあり、統一する方向 への検討も必要と思える。 *パイロットプロジェクトについて ・3カ月毎の見直しについては、このままでいく。 ・プロバイダーレポートを出してもらう。 *今後、引続きの検討事項は ・アドレス割当のポリシーについて ・価格問題について ・パイロットプロジェクトを外す時期について 2.3) DB 小島スタッフより、資料 2-3-1 に基づいて以下の報告があった。 *Tokushima の whois のアクセスが今回異常に多いことについて、調査、 問い合わせをする。 *IP アドレスのリストを公開する方向で作業を進める予定がある。 資料 2-3-2 に基づいて、トラブル報告があった。 続いて、高田委員より反省点があげられた。 *事務所の引越しと whois server の引越しが重なった点。 *whois server を取り換えたことによるトラブルが殆んどであった。 *能率を上げるため、DB の作業所も分散型でない方向にしていく。( 丸山 ) *トラブル対処についての今後の議論 ・トラブルが起こり難いような技術的対応 ・重大ミスへの対応マニュアルの検討 ・法的な問題の検討 ここで、当面の事務局の対応が話し合われた。 ・判断の基準を作るため、事例の収集をする。 ・個々のトラブルには WG + 事務局で対応していく。 (相手に安心感を与えるような手段で) 2.4) DNS 高田委員により、資料 2-4 に基づいて報告があった。 2.5) PUB 中村委員により、資料 2-5 に基づいて、以下の報告があった。 *ニュースレター の定期購読の要望に対しては、返信用封筒付きで実費で 配布という形で対応する。 2.6) SOC 今回、特に報告はなかった。 2.7) FUTURE 今回、特に報告はなかった。 2.8) FINANCE 今回、特に報告はなかった。 2.9) INTL 後藤(滋)委員により、資料 2-6 に基づいて以下の報告があった。 *APNIC データベースのメイリングリストに 岡委員、小島スッタフの参加 が決まった。 *APNG の情報を流すようにした方がよい。 *APNIC のフォローは JPNIC がしていくようになる。 *積極的に意見を述べる場があれば、アメリカ国内的な面、国際的な面の双 方議論してもらえるよう要求していく。 *日本の状況を国際的にアピールする時の翻訳のチョイスを考えていく。 ・Itef Inet の時に配布できるパンフレット等 昼食 -- 13:05 ~ 13:55 -- 2.10) RULE 鈴木委員により、以下の報告があった。 *謝金についての検討は、現在、情報収集の段階であり、今後、事務局長と RULE-WG と相談しながら原案を作っていく。 2.11) IS 後藤(邦)委員により、資料 2-7 に基づいて報告があった。 2.12) STAT 岡 委員により、資料 2-8 に基づいて以下の報告があった。 *「2. .jp ドメイン下のホスト数のカウント」の TOTAL は参考程度である。 *アンケートの件については只今作業中である。 *メールでのユーザー数の問い合わせについては ISから答える。 2.13) その他 2.13) 1] 会員の入退会について 斉藤事務局員より、資料 2-9 に基づいて以下の報告があった。 *本日現在、93 会員となっている。 2.13) 2] 事務所移転について 丸山事務局長より報告があった。 *東大の方のマシンは3月いっぱいで引き上げる予定である。 2.13) 3] トラブル報告 丸山事務局長より、資料 2-10 に基づいて、事務所移転後のトラブルにつ いて以下の報告があった。 *メイリングリストは新旧マシンを止め、センドメールを止めていた。 *若干の遅れはあったが、本日までにほぼ回復してきている。長い時間が 掛かったことを事務局として反省している。 *電話の対応はかなり改善されている。 *ドメイン名割当が 10、11月頃より増えており、担当者は苦しい。 続いて、 9 月、10 月の手数料に関する報告があった。 2.13) 4] Goiken、Kujo 報告 *9月まで順調に対応していたが 10、11、12月滞っている。 2.13) 5] 平成8年度科研費について *12月1日 例年通り申請した。 2.13) 6] 1995年度会費に関する報告 資料 2-12 に基づいて、以下の報告があった。 *振込日空欄の所は振り込みが行なわれていない。 *未納会員についての請求書の送付が例年より少々遅れたが対応策は手順 通り進めている。 引続き、手数料に関する報告があった。 2.13) 7] IP コネクション メイリングリストについて *1月10日に作業を終えて、JEPG/IP へ全て移った。 休憩 -- 15:20 ~ 15:30 -- 3. ワーキンググループからの審議事項 3.1) DNS 管理グループ 資料 3-1 に基づいて「ドメインネームサーバの設定について」の改正の提 案があり、審議の結果、承認された。 3.2) DOM 資料 3-2-1 ~ 3-2-5 に基づいて、提案があり、審議の結果、3-2-1 につい ては補助的なドキュメントであることを明示し、3-2-2 ~ 3-2-5については 1996年2月1日付けで更新することが決まった。 また、差分については jpnic info で流すこととなった。 3.3) DB 資料 3-3 に基づいて「 JPNIC DB フォームの改訂並びに処理方法について」 の提案があり、以下の通り決まった。 *改訂項目 0-1 ~ 5 及び 9 については年度内での改訂を予定 *改訂項目 7 についてはノーティファイを加える方向で検討、8 について は会員に意見を求め、両案並記で、早急に作業を進める。 3.4) PUB 資料 3-4 に基づいて、ニュースレター NO 5 の発行計画の提案があり、審議 の末、以下の具体案を加え作業を進めることが決まった。 *1.巻頭言 ・東大大型計算機センター長 2.トピック ・会費の改定 ・FINANCE ・新事務所紹介 ・APNIC 報告 ・プライバシー問題について 10. Brief Guide to JPNIC Information Services PUB-WG chair、事務局長で整合性を調べる。 *英語文でも載せる。 *ニュースレター購読について加える。 3.5) IP 公開ミーティングの予算について 会員が納得出来る範囲でということが承認された。 [ 非公開議題 ] 4.事務局報告 5.ワーキンググループからの審議事項 以上 -- 17 : 10 --