1996/04/19 資料3-9 1995年度 INTL WG 活動報告 (1995/04/01-1996/03/31) intl-wg@nic.ad.jp 本WGは、94年度までAPNIC WGという名称であった。95年度に名称をINTL WG (International Liaison Working Group 国際連携作業部会)と改めた。これは 活動の対象をAPNICに限定せず、JPNICと国際的な諸組織とのリエゾンの役割を 果すためである。 WGの構成: chair 後藤(滋) vice-chair 平原 member 村井、小西、中村、岡 松方(学情センタ)、Conrad(IIJ)、 Mansfield(AIC) Gebes(PSI)、Okazaki(APNIC) staff 中山、丸山 [1]国際会議/委員会への参加 以下の国際会議に参加した。 (1) INET'95 (June 27-30, 1995) Honolulu, Hawaii APNG (June 30 - July 1) 同上 APNIC (July 1-2) 同上 この会議の模様は、第16回運営委員会(95年7月)に報告した。 (2) APNIC meeiting (Januarry 20, 1996) Singapore APNG (January 21-24) 同上 この会議の模様は、第19回運営委員会(96年1月)に報告した。 (3) ISOC-CIXの合同workshop (February 2, 1996) Washington DC この会議の模様は、第20回運営委員会(96年3月)に報告した。 [2]ニュースレターおよび広報 ・「2.3 APNIC報告」 JPNICニュースレター No.5(1996.3), pp.4-5. ・岡、後藤「JPNICレポート15 第1回APNIC Meeting参加報告」 UNIX magazine (アスキー), 1995.4. pp.138-140. ・後藤、岡、Okazaki 「アジア太平洋地域におけるインターネットの発展」 インターネットマガジン(インプレス), 1995.12 pp.308-310. ・岡「APNIC(Asia Pacific Network Information Center)」 インターネット白書'96(インプレス), pp.60-61. ・講演:平原、岡、McCollum「ネットワークインフォメーションセンター(NIC)」 Networld+Interop95 Tokyo コンファレンスセッション, 1995.7.20. [3]次年度への課題 (1) JPNICドキュメント(英文)の必要性 アジア太平洋地域の各国においてもNIC、あるいはproto-NICというべき 活動が盛んになってきた。それを反映するようにJPNICへの各種の質問、 英文ドキュメントの要望が高まっている。JPNICの経験を各国に活かして もらえるように、従来にも増して英語による記述を充実する必要がある。 (2) whoisの分散化 APNICでは、一旦rwhois (分散型データベース)を試行したが、その当時 にソフトウェアの品質に問題があり、実用の域に達しなかった。しかし、 APNICのデータベースを現行の集中型のwhoisのままで維持するのは次第 に困難になると思われる。APNICとのトランザクションの頻度の多いJPNIC は、率先してこの技術的な解決に協力すべきである。