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                                                          1999/08/26 運営委員会
                                                          資料 5-3


	APNICv6アロケーションサービスの窓口について

■ 背景

APNIC からv6アロケーションサービスが開始されたが、そのサービスを受けるため
にはAPNIC会員になる必要がある。JPNIC は APNIC の confederation会員であると
いうことを利用し、JPNIC会員が直接 APNIC会員にならずに APNIC のサービスを
受けるようにできるための仕組みについて APNIC と議論をしてきたので、ここで
提案する。

■ 審議事項

1. JPNIC が APNIC v6アロケーションサービスの窓口として機能すること
2. アロケーション申し込みごとに JPNIC から APNIC にアドレス量と比例的に
  費用を払い、その分を申請者に費用負担していただくこと
3. 当費用算定方法はあくまで暫定であり、長期的な方法は APNIC に積極的な
  提案を行うなど、今後見なおしていくことを前提とする。

■ JPNIC での窓口について

1. JPNIC では APNIC で用意しているフォームを受付け、APNIC に転送する。
2. JPNIC は申請者が JPNIC会員であるということをチェックする
3. 翻訳のコストの問題や翻訳における意味誤差の責任の問題などから、当面は
  英語の書式のみ受け付けることとする。
4. 申請者への問い合わせについては、メールで行うこととし、直接 APNIC と
  申請者とやりとりしてもらう(JPNICにはCC)
5. APNIC では現在webによる申請方法を実施しており、具体的なインプリメントに
  ついては別途議論する。

■ 費用的問題

1. 暫定の方法として confederation のv4課金モデルに近いものを採用する。
  レートとしては Very Large会員の場合 /48 を $0.03 として比例計算する。
  すなわち、アロケーションが行われたときに JPNIC から APNI Cに以下の費用を
  払う。
        IPv6 prefix    total sites (/48)    total fee (@ $0.03)
        -----------    -----------------    -------------------
        /35                         8192           US   $245.76
        /32                        65536           US  $1966.08
        /29                       524288           US $15728.64
2. JPNIC からは申請者に対し、この費用を請求する。
3. この課金モデル自体は full TLA になった場合とかの費用が天文学的である
  など、いろいろな問題がある。あくまで暫定であり、近未来的には
  より優れたモデルを提示する必要がある。


以上

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