2000/1/20 運営委員会 資料 1-1 第 32 回 社団法人 JPNIC 運営委員会議事録(案) 開催日時 : 1999 年 12 月 22 日 (水) 13:10 ~ 16:30 場 所 : JPNIC 事務局 会議室 出席委員 : 荒野 高志、 大林 正英、 奥山 徹、 川崎 基夫、 後藤 滋樹、 小西 和憲、 佐野 晋、 田代 秀一、 藤野 貴之、 丸山 直昌、 山本 芳人、 欠席委員 : 今津 英世、 浦田 治、 高橋 徹、 水越 一郎、 提出委任状: 河北 隆生、 小畑 至弘、 白橋 明弘、 高田 広章、 谷村 拓也、 林 一司、 前村 昌紀、 事 務 局 : 東田 幸樹 (事務局長)、 岩谷 理恵、 大橋 由美、 岡嵜 芳子、 岡部 ちぐさ、川本 比佐雄、 小島 育夫、 近藤 美菜子、鈴木 由佳、 森 健太郎、 森下 泰弘、 吉澤 文代、 渡邊 哲男 傍聴者 : 4 名 配布資料: [公開資料] 資料 1-1 第 31 回 社団法人 JPNIC 運営委員会議事録(公開部分:案) 資料 2-1 JP ドメイン名登録業務に関する報告 資料 2-2 IP アドレス、AS 番号割当業務に関する報告 資料 2-3 データベース管理業務に関する報告 資料 2-4 情報サービス提供業務に関する報告 資料 2-5 国際連携業務に関する報告 資料 2-6 教育支援業務に関する報告 資料 2-8 システム管理業務に関する報告 資料 2-9 JPNIC 会員に関する報告 資料 2-10 会費に関する報告 資料 2-11 手数料に関する報告 資料 2-12 企画室からの報告 資料 3-1 JP ドメイン名検討部会報告 資料 3-2 IP アドレス、AS 番号登録検討部会報告 資料 3-3 データベース管理検討部会報告 資料 3-4 情報サービス提供検討部会報告 資料 3-5 企画・国際部会報告 資料 3-10 iDNS-TF 報告 資料 5-2 ICANN mailing list について 資料 5-3 Y2K の対応について 議事 佐野 運営委員長司会のもと、JPNIC 運営委員会規程第 13 条第 1 項に基 づき、委員総数の 2/3 以上の出席( 委任状 8 通を含めて 17 名 )を確認し、 第 32 回の (社)JPNIC 運営委員会( 以降「運営委員会」という)の 開催が宣言 された。 運営委員会議事録査読担当委員に、小西運営委員と田代運営委員が指名され、 資料の確認が行なわれた。 [公開議題] 1. 議事録の確認 佐野運営委員長 より、資料 1-1 に基づき報告が行なわれ、承認が得られた。 2. 事務局からの報告 2.1) JPドメイン名登録業務に関する報告 事務局 小島より、資料 2-1 に基づき報告が行なわれた。 2.2) IP アドレス、AS 番号割当業務に関する報告 事務局 岡嵜より、資料 2-2 に基づき報告が行なわれた。 [質問/意見] - Internet Week 99 での有料セミナーはどうだったか。 →講演は予定どおり時間内に終了し、質疑応答の時間が確保できた。 NDA に関する質問は多かったが、難しい質問はなかった。 - セミナーにはどのような人が参加していたのか。 →名前を確認すると事務連絡担当者会議の出席者と同じ人が多かった。 会員の中でも申請担当者の名前が多かった。 - セミナーのアンケート結果の内容を確認したところ、役に立った、 たびたびこのようなセミナーを行なって欲しいという意見があった。また、 参加料金が高いと意見もあり、料金に関しては来年度開催する際は検討し たい。Internet Week 以外で開催することも考えても良いのではないか。 2.3) データベース管理業務に関する報告 事務局 森より、資料 2-3 に基づき報告が行なわれた。 2.4) 情報サービス提供業務に関する報告 事務局 近藤より、資料 2-4 に基づき報告が行なわれ、以下の補足があった。 ・JPNIC パンフレットを12月10日に 3000 部発行した。 ・次回の運営委員会より報告資料のフォーマットが変更になる。 今までのフォーマットの資料の数値と新しいフォーマットの数値で若干 異るところがある。これはプログラムの違いによるものであるため、後日 検証したい。 [質問/意見] - 資料のフォーマット変更に関しては再度検討して欲しい。 - 少なくともテキスト版の資料を準備して欲しい。 →ヒアリング等をおこなって、他との公開資料との整合性を考えたほうが 良い。 - 数値的な整合性についても確認して欲しい。 2.5) 国際連携業務に関する報告 事務局 大橋より、資料 2-5 に基づき報告が行なわれた。 2.6) 教育支援業務に関する報告 事務局 岡部より、資料 2-6 に基づき報告が行なわれ、Internet Week 99 の 正式な参加者人数は後日報告を行なう旨の補足があった。 2.7) 調査研究活動業務に関する報告 特に報告は行なわれなかった。 2.8) システム管理業務に関する報告 事務局 森下より、資料 2-8 に基づき報告が行なわれた。 [質問/意見] - マシン設置の完了後、各々のサーバーの役割等について報告して欲しい。 [決定事項] - 後日各々のサーバーの役割等について事務局システム課が報告を行なう。 2.9) JPNIC会員に関する報告 事務局 吉澤より、資料 2-9 に基づき報告が行なわれた。 2.10) 会費に関する報告 事務局 吉澤より、資料 2-10 に基づき報告が行なわれた。 2.11) 手数料に関する報告 事務局 吉澤より、資料 2-11 に基づき報告が行なわれた。 2.12) 企画室からの報告 事務局 岩谷より、資料 2-12 に基づき報告が行なわれた。 2.13) その他 1)理事会の報告 丸山委員より平成 11 年 12 月 10 日開催の第 10 回理事会の報告が行な われ、以下の議題につき説明があった。なお、詳細については後日公開さ れる予定の議事録で確認して欲しい旨の補足があった。 議題;1.1999年度補正予算の承認とその総会付議について 2.INET 2000 に関する MOU を ISOC と JPNIC 間で締結することを 承認する件 3.ドメイン名の審査小委員会規程の改訂並びにこれに基づく委員 改選の件 4.ドメイン名の登録取り消しについて 5.会員の除名について 6.副理事長の追加選任とその順位決定について 7.2000年 7月の ICANN YOKOHAMA Public meeting を JPNIC が ホスト することを承認する件 8.ドメイン名の移転禁止および 1 組織 1ドメインの規則を公式に 再検討を行なう件 3. 検討部会からの報告 3.1) JPドメイン名登録検討部会報告 川崎委員より、資料 3-1 に基づき報告が行なわれた。 丸山委員より DRP-TF についての補足があった。 ・2000年3月位までに紛争解決に関するドラフトを作成し、コメントを募集する 予定である。 [質問/意見] - OR、NE ドメインの併用期間が2000年3月に終了するが、併用期間を延長して 欲しいという意見は出ているのか。 →現在のところその様な意見はない。 - OR、NE ドメインを併用しているところに個別に通知を行なったか。 →年明けに行う予定である。 3.2) IP アドレス、AS 番号割当検討部会報告 荒野委員より、資料 3-2 に基づき報告が行なわれた。 [質問/意見] - 新ドキュメントの英訳したものはどの様な位置づけか。 →英訳したものはあくまでも参考版である。 - この新ドキュメントは APNIC のドキュメントを日本語訳しただけのもの なのか。 →ポリシについては若干変更した部分もあるが、基本的には APNIC のド キュメントを翻訳したものである。その他のドキュメントについては JPNIC のオリジナルである。 - 新ドキュメント施行までに 3ヶ月間の周知期間をおいているか。 →周知期間をおいている。10月末に公開して、2000年1月末に施行で ある。 ・丸山委員より以下の報告と作業依頼があった。 IPアドレスの 会員と JPNIC 間の業務委任契約書のドキュメントを現在 作成中である。弁護士とある程度ドキュメントを作成した後、IP アド レス、AS 番号割当検討部会に確認していただきたい。 [質問/意見] - 部会メンバと弁護士がある程度一緒にドキュメントを作成していくべきで はないか。 →時間がかかってしまうため、この方針で進めていくほうが良い。 [決定事項] - IPv6 アドレスの取次ぎ申請サービスの開始時期等については承認された。 3.3) データベース管理検討部会報告 奥山委員より、資料 3-3 に基づき報告が行なわれ、以下の補足があった。 ・ドメイン/IPアドレスリストの利用申請が多いため、コストがかかって いる状況である。コスト回収についても検討したい。 [質問/意見] - IPアドレスが家庭に割り振られたような場合についても公開の原則を貫け るのか? →国際連携上はあくまでも公開が原則となるが、JPNICとしては現在検討 中である。作業期限は年内であったが1カ月延長していただきたい。 3.4) 情報サービス提供検討部会報告 藤野委員より、資料 3-4 に基づき報告が行なわれた。 [質問/意見] - JPNIC パンフレットに掲載されている地図は北が上であるべきである。 [決定事項] - JPNIC 通信の5月号の原稿は DRP-TF に執筆依頼を行なう。 - パンフレットの地図の向きについては次回改善を検討する。(担当:事務局) 3.5) 企画・国際部会報告 田代委員より、資料 3-5 に基づき報告が行なわれた。 3.6) 教育部会報告 大林委員より以下の報告が行なわれた。 ・12月9日に検討部会が開催され、次年度事業計画について検討した。 ・Internet Week が12月15日~12月18日に行われ、12月18日に EDU-TALK BOFを開催した。詳細な内容は事務局からの報告の通りである。 3.7) 調査研究部会報告 特に報告は行なわれなかった。 3.8) 認証問題タスクフォース報告 大林委員より以下の報告があった。 ・郵政省・通商産業省・法務省が「電子・署名認証に関する法制度の在り方 について」のドキュメントドラフトのパブリックコメントを募集して いた。JPNIC 内で多数意見が出されたが、1つの見解にまとまらずパブ リックコメントの提出が難しくなってしまった。 3.9) PGP タスクフォース報告 大林委員より、PGP 鍵サーバは引き続き故障中である旨報告が行なわれた。 [質問/意見] - PGP 鍵サーバの復帰まで時間がかかるようであれば、代替機を用意する ことも考えた方が良い。 3.10) iDNS タスクフォース報告 川崎委員より、資料 3-10 に基づき報告が行なわれた。 [質問/意見] - IWS 2000 に外部より講演者等を招致するのであれば、それに関する 情報を至急提供して欲しい。 →iDNS タスクフォースのメンバを出すのは決定している。その他は 適宜報告する。 4.1) JEPG/IP からの連絡および報告 特に報告は行われなかった。 4.2) JPCERT/CC からの報告 特に報告は行われなかった。 5. 審議事項 5-1) 2000年度事業計画について 事務局岩谷より、2000年度事業計画について審議が依頼された。 [審議事項] - 事業計画は JPNIC 全体の長期的な方針の中で遂行しなければならない。 運営委員長と事務局長を中心に1月20日の運営委員会までにドラフトを 作成するので詳細については、一任していただきたい。 また、事業計画で不要/不足事項等あれば知らせていただきたい。 [質問/意見] - JPNIC の課金/会費/業務委任の問題について、企画・国際部会で検討を 行なってはどうか。 - CA-TF を存続させる必要があるか。 →社団法人が行なうサービスとして、それに関して発生するコストの見直しが 必要である。現在提供しているサービスに対する対価が回収可能かどうか 前向きに検討していきたい。 - PGP サービスについての位置づけを明確にするべきではないか。 →JPNIC が PGP サーバの運用サービスを継続的に行なうかどうか検討しな ければならない。 - 次年度の JPNIC と JPCERT/CC の共同研究は JPNIC の開催するセミナー 等で、セキュリティ関係のセミナーと行なうことを JPCERT/CC 内で 検討している。 [決定事項] - 全体の整合性、体制を含めて運営委員長、事務局長を中心にドラフトを 作成し、1月20日 の運営委員会で報告を行う。 5-2) ICANN mailing list について 事務局大橋より、資料 5-2 に基づき審議が依頼された。 [審議事項] - メーリングリスト icann-d および icann-lead の開設、およびインター ネットガバナンスに関する勉強会(仮称)の設置について審議していた だきたい。 [質問/意見] - インターネットガバナンスに関する勉強会ではなく、インターネットガバ ナンスに関する研究会にしたほうが良い。 → 名称を「インターネットガバナンスに関する研究会」に改める。 - 公開メーリングリスト icann-d のアーカイブを WEB 公開する場合は、 情報サービス提供検討部会に連絡して欲しい。 → 事務局国際課が部会に連絡を行なう。 [決定事項] - メーリングリスト開設、研究会設置ともに承認された。 - 事務局国際課が情報サービス提供検討部会に icann-d の ML のアーカイブを WEB で公開する旨連絡を行なう。 5-3) Y2K の対応について 事務局川本より、資料 5-3 に基づき審議が依頼された。 [審議事項] - JPNIC の「西暦 2000 年問題」に対する取り組みと年末年始の体制について 資料にあるような方針で進めることを承認していただきたい。 [質問/意見] - 日本より早く 2000 年を早く迎える NICや APNIC と連絡手段はあるのか。 →現在 APNICのシステム管理者の緊急連絡先を確認中である。 - 時計を 2000年1月1日にあわせた稼働実験は終了しているのか。 →終了している。 - JPNIC の代表電話は自動応答で、「営業開始は1月4日から」と設定している。 しかし、JPNIC が関係して何らかの問題が生じた場合は、職員が代表電話で 対応する。 [決定事項] - JPNIC の年末年始の体制についての方針は承認された。 --- 公開議題 16:20 終了 --- [非公開議題] --- 非公開議題 16:25 開始 --- --- 非公開議題 16:30 終了 --- 以上 -- 16:30 --