運営委員会資料 2000/2/21 資料 3-2 IPアドレスAS番号割り当て検討部会 [部会開催] 2/15(火)IRR 研究会 2/16(水)ip-fee, ip-wg [主な検討事項] 1. 新ドキュメント開発 ・新ルール施行(1月29日) 経過はおおむね良好。 従来見積もっていた作業量を再評価する必要あり。 ・クイックリファレンス+FAQ 1月末にWebに掲載 ・大量情報転送 -httpsでやる -データを送る時の手順は、今、たたきができたところ -今後2~3週くらいでドキュメントを出す予定 -システム的にはOK -HTTPS のトップページに説明書きを載せる予定 -アプリケーションのバージョンについては、最新のものを使ってもらう ことを前提とする 2. IPビジネスモデル策定 ・4月の報告のたたき台の案決定(別紙参照) -担当者決定 -中身をどう書くかを決定 3. 業務委任会員契約書関連 -丸山さんに進捗を確認したうえで進めていく -MLを作成する 4. 国際関連 ・Address Council -電話会議3回 -IRRとICANNやIANAの関係 -ICANN のカイロでのミーティングでの進め方 -At Large選挙に関するヒアリング -AC internal procedure JPNIC運営委員会で採用している電子投票を紹介、採用 -ASOの総会 -5月19日ブタペスト開催 -ASO選出分のICANN Boardの改選について 5. APRICOT ・APNIC AMM - 議題とその投票方針については審議資料で別途議論 ・NIR SIG -APNICがアロケーションウィンドウを導入しようとしている -CNNIC と APJI は既に導入している -英語を日本語に直す必要がある -大きいリクエストはこちらで審議し、そのうえむこうの 審議を待たなければいけない -これ以外の提案もここ数日で検討して提案する予定 例:voting数 ・Address Policy SIG -いくつかのプロポーザルを受け、すべてaccept APNIC6件、JPNIC3件、日本1、オーストラリア1 計11件 -JPNIC内部の役割分担を決定 議事録担当や、各発表への質問・コメント担当も設置 発表担当はIP-WG全体の協力を得て鋭意準備中 -JPNIC以外の発表への対応 基本的にすべての発表に対し、質問・コメントを行う 関連する主な発表 - 旧クラスA領域の割り振りについて -システム的な問題がある。 これをいつ対応できるのかJPNICで調べる -ホストマスタークリニックで事前に議論 - ISP confederationについて -ルールが一部甘くなっているのでこれを是正 -NIRが影響を受けないようにコメントしておく - 最小割り振り量を/19を/20に小さくする提案 -JPNICとしては追随することも容易で影響は少ない 6. その他 ・IRR研究会(Internet Routing Registry) -3つの主要な論点 -IRRが必要なのか? YES -誰が運用? -IRか? Tier1 ISPか? その他の機関か? それぞれのメリット・デメリットはありそう -なんらかの中立的な機関で行ったほうがいいだろう -中立的な機関は、IRかな -どのように運用する? -まだまとまっていない -JPNICがやってみて運用試験してみて検討したらどうかという 意見もあった -3月中くらいにもう一度研究会を開いて議論予定 -これ以外にもICANNとしてきちんと把握すべきという意見もあり -APRICOT Routing SIGへ議論をもちかけてみる ・個人情報の扱いについて議論 -2/18にDB-WGのミーティング(第2回)に参加 -ISPにコンタクト情報を肩代わりしてもらう方式について Address Policy SIG に提案する -事前にapnic-talk に出して議論中 以上 =========================================================================== 別紙; IPビジネスモデル策定 途中経過 ◎IP事業 ・直接サービス -割り振りサービス --> 会員対象 -審議 -DB登録 -教育サービス --> 一般対象 -啓蒙(イベント、セミナー) -会報 -情報提供サービス --> 一般対象 -whois、doc公開、翻訳 -ユーザサポート -電話サポート --> -mailサポート --> -FAXサポート --> -来訪者対応 --> ・サービスをささえる業務 -企画 -IP事業ルール、doc -ルール策定・調整 -法務 -国際調整 -ルール提案 -各種交渉 -システムサポート -業務システム(審議等) -whois、逆引きDNS -管理 -調査、研究 -IPアドレス -利用形態調査 -経路情報 ◎コスト分析 -業務内容のそれぞれの部分にどれだけお金がかかるか? ◎課金モデル -手数料型 JPNIC型 -手数料+会員費型 APNIC(confed)型 -会員費型 RIPE、ARIN型 それぞれの型で各種パラメタを用い試算を行う。 以上