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                                                  2000/8/10 運営委員会
                                                            資料 2-2-1


                      国際関係検討部会報告

1) 今月のトピックス

   1-1) ICANN横浜会議開催
        7/13~7/17、JPNICの後援により、パシフィコ横浜(神奈川県横浜市)で
        ICANN(The Internet Corporation for Assigned Names and Numbers)の
        横浜会合が開催されました。詳細については、事務局からの報告
        (資料 2-2-2)をご覧下さい。

   1-2) DNSOについて
        DNSO(Domain Name Supporting Organization)選出理事(Jonathan
        Cohen後任):9月にNC会議にて投票。現在nomination期
        間中ですが、JPNICが特に推す人材は無いと判断しました。

   1-3) ASOについて
        ASO(Address Supporting Organization)選出理事(Pindar Wong後任):
        8月のAC会議にて投票が行なわれ、韓国のKyon氏が当選。
        AC(Address Council;AP地域で1名入替):荒野氏の任期があと2年
        あるため特別な活動はしないことにしました。

   1-4) ICANN一般会員(At Large)と選挙
        ICANNが、8/1付けで一般会員登録数統計を公開しました。
        また、Nominating Committeeの指名による18名の理事候補者と選挙ス
        ケジュールも発表されました。
        日本の会員登録に向けた教育活動は、ICANN横浜会議等でも概して好評でした。
        詳細はこの資料の末尾をご覧下さい。

   1-5) 国内のICANNに関する広報、教育活動
        現在、インターネット・ガバナンスに関する研究会および
        ジャパンICANNフォーラムでの具体的な教育活動を計画しています。

   1-6) ccTLD Constituency
        ccTLD Constituencyでは、ICANNが健全に活動できるように資金面で
        サポートすべきという意見が議論の大勢を占めています。
        しかし、分担額の計算式に関しては合意に至っていないため
        議論中です。JPNICとしては、資金サポートの意向をICANNに対して示しつつ、
        分担額の計算式の合意が出来るまでは寄付を実施する方向で検討しています。

        ccTLDのBest Practiceについては、幾つかの案がでていますが、議論は
        これから活発化していく模様です。本検討部会としても引き続き
        議論に参加していくべきと考えています。
           
        JPNICがccTLDとして先頭を切って策定・導入したJPドメイン名の紛争
        処理方針は、ICANNから先進的取り組みとして高い評価を受けています。
        台湾もこれに続き紛争処理方針を導入していく見込みです。

   1-7) ICANN横浜会合での主な決議事項
        新しいTLD(トップレベルドメイン)の導入が決議されました。
        今後は、http://www.icann.org/tlds/tld-application-process.htm にて
        8/5に発表されたスケジュールに従って導入手続きが進行します。
        スケジュールは、この資料の末尾をご覧下さい。        

   1-8) ICANN一般会員の活動
       会員を集めるための、ICANN Membership Implementation Task Forceの
       活動は、会員登録締め切りにより一旦終了しました。今後は会員制度の検討を
       行うことになると予想されますが、具体的な活動方針は出ていません。

   1-9) 次回ICANN会合
       次回のICANN会合は、Marina Del Ray(アメリカ)にて11/13~16に
       開催されます。主な議題としては、新TLDの導入とICANN一般会員選挙、
       会員制度、ccTLD委任についてなどが予想されます。

   1-10) APNIC
        APNIC(Asia Pacific Network Information Centre)の
        Executive Councilには、現在、本検討部会の小西氏が暫定で任に当たっ
        ています。10月に改選(1年半の任期)の予定です。
        改選に向けた活動案は現在策定中です(次回運営委員会に諮る予定)。

   1-11) APTLD
        このたび、APTLD(Asia Pacific Top Level Domain Forum)が正式に発足
        し、Chairは中国のQian氏に決定しました。本検討部会の田代氏が
        vice-chairの一人(membership/outreach担当)に決定しました。
        APTLDの会費制度はこれから詳細を検討します。JPNICはVery Large会員
        (年会費$15000-20000)の予定です。

   1-12) AP*
        AP各組織のjoint secretariatに関しては当面見送りとなりました。
        次回APRICOTは2001年2/26~3/2にクアラルンプールで開催の予定です。

2) 会議開催報告

   前回の運営委員会より現在まで、以下の会議を開催しました。

   2-1) 国際関係検討部会
        8月7日   議題:横浜会議報告とDNSO対応について

   2-2) タスクフォース
        8月9日   議題:理事選挙の対応について

3) その他の報告

   3-1) ICANN一般(At Large)会員登録数と理事候補者、選挙スケジュールについて
        8/1付けで http://members.icann.org/pubstats.html に公開された
        ICANN一般会員登録数(各国別)によれば、世界で158593名、日本で
        は世界最多の38931名が登録しています。

        また、同日に公開された http://www.icann.org/nomcom/ によれば、
        ICANNのNominating Committeeが指名したアジア太平洋地域の理事候補は、
        Johannes Chiang氏、Lulin Gao氏、加藤幹之氏、Sureswaran Ramadass氏の
        4名となっています。

        選挙関連の今後のスケジュールは、以下の通りです。
          現在~8/31  候補者の確定
          9/1~9/30   投票者への情報公開と選挙運動
          10/1~10/10 一般会員による投票


   3-2) 新TLD導入スケジュール
        http://www.icann.org/tlds/tld-application-process.htm に公開され
        ている新TLDの導入スケジュールは以下の通りです。

         8/15        応募要綱(申請書類)発表と評価基準発表
         9/5         申請書類受付開始
         10/2	     応募締め切り
         10/5~10/19 応募の公開と一般からのコメント募集
         11月中旬    理事会承認後、ICANNが交渉相手とするレジストリ/
                     スポンサーを選定
         12/31       交渉終了目標日
            

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