2000/10/12 運営委員会 資料 1-1 社団法人日本ネットワークインフォメーションセンター 第41回 運営委員会議事録(案) 開催日時 : 2000 年 9 月 14 日 (木) 16:00 ~ 17:40 場 所 : JPNIC 事務局 会議室 出席委員 : 荻野 司、 久保 次三、 佐野 晋、 白橋 明弘、 田代 秀一、 谷村 拓也、 坪 俊宏、 東田 幸樹、 藤野 貴之、 堀田 博文、 前村 昌紀、 松本 敏文、 丸山 直昌 提出委任状: 荒野 高志、 小西 和憲、 後藤 滋樹 坂田 信夫 欠席委員 : 野村 純一 事 務 局 : 岩谷 理恵、 大橋 由美、 近藤 美菜子、 佐藤 新太、 鈴木 由佳、 竹内 基、 並木 敦、 根津 智子、 箱田 雅彦、 森下 泰宏、 渡邊 哲男、 渡辺 俊雄 傍聴者 : 5 名 配布資料: [公開資料] 資料 1-1 第40回議事録の確認 資料 2-1-1 企画検討部会報告 資料 2-2-1 国際関係検討部会報告 別表:連携先組織の整理 資料 2-3-1 JPドメイン名検討部会報告 資料 2-3-2 JPドメイン名登録業務に関する報告 (業務1課) 資料 2-4-1 広報教育検討部会報告 資料 2-4-2 広報教育支援業務に関する報告 (業務2課) 資料 2-5-1 IPアドレス検討部会報告 資料 2-5-2 IPアドレス、AS番号割当業務に関する報告 (業務3課) 資料 2-6-1 システム検討部会報告 資料 2-6-2 データベース管理業務に関する報告 (開発課) 資料 2-6-3 システム管理業務に関する報告 (システム課) 資料 2-7-1 技術研究検討部会報告 資料 2-8-2 総務部業務に関する報告 (総務部) 資料 4-1 IPアドレス検討部会審議事項 資料 4-2 広報教育検討部会審議事項 資料 4-2-1 ドメインのTOPページ案(骨格) 資料 4-3 IPアドレス検討部会審議事項 資料 4-4 国際関係検討部会審議事項 議事 松本運営委員長司会のもと、JPNIC 運営委員会規程第 13 条第 1 項に基づき、 委員総数の 2/3 以上の出席かつ運営委員担当理事総数の 1/2 以上の出席 (委任 状 4 通を含めて 委員 8 名 担当理事 6 名) 14名の出席を確認し、第 41 回 (社) JPNIC 運営委員会( 以降「運営委員会」という)の 開催が宣言された。 運営委員会議事録査読担当委員に、坪委員と田代委員が指名され、続いて 資料の確認が行われた。 議 題 : 1. 議事録の承認 松本運営委員長より、資料 1-1 に基づき第40回の議事録の承認が求められ、全員 一致で承認された。 2. 報告事項 2.1) 企画検討部会 田代委員より資料 2-1-1 に基づき報告が行われた。 [質問/意見] - (1-1) のカスタマーサーベイに関する検討は、IP アドレスについて のみ IP アドレス検討部会に一任し、先行して行うという認識でよいのか。 →そうである。 2.2) 国際関係検討部会 堀田委員より資料 2-2-1 に基づき報告が行われた。 2.3) JPドメイン名検討部会 久保委員より資料 2-3-1 に基づき報告が行われた。 続いて、箱田事務局員より以下の補足があった。 ・8月分の申請件数は7月分より減少した。過去申請件数の傾向から考える と、減少した原因として季節的要因も考えられる。 ・登録件数の減少により、業務構成の見直しを開始した。 [質問/意見] - 汎用 JP ドメイン名の予約語については、日本語ドメイン名にも適用される のか。 →主に日本語ドメイン名に適用する方向で検討している。 2.4) 広報教育検討部会 谷村委員より資料 2-4-1 に基づき報告が行われ、以下の補足があった。 ・広報教育部会で検討した結果、今年度は Intenrt Week での学校教育関係者 を対象とした EDU-TALK BOF を JPNIC としてサポートしないこととした。 続いて渡辺事務局員より、9月末発行の JPNIC パンフレットの確認して いただきたい旨の依頼があった。 [質問/意見] - JPNIC の パンフレットの発行部数は。 →4000部である。 - 配布はどの様に行う予定か。 →従来どおり必要に応じて来客時やイベント時等に配布する。 2.5) IPアドレス検討部会 前村委員より資料 2-5-1 に基づき報告が行われた。 [質問/意見] - APNIC の Members Agreement の BOF に関する議論は行われたか。 →この件に関する議論は行っていない。 [決定事項] - APNIC の Members Agreement の BOF の対応方針については、 丸山委員と IP アドレス検討部会で相談し、次回の運営委員会で報告する。 2.6) システム検討部会 藤野委員より資料 2-6-1 に基づき報告が行われた。 [質問/意見] - WHOIS の出力情報を変更したことによる問合わせ状況について知りたい。 →出力を変更したことによるトラブルに関する問合わせは今のところない。 2.7) 技術研究検討部会 白橋委員より資料 2-7-1 に基づき報告が行われた。 続いて、丸山委員より以下の補足があった。 ・MINC (Multilingual Internatinal Names Consortium)の Board 選挙に ついては、投票期間中に得票数の途中集計結果を公開してしまったため、 異議が出された。Election committee は、この事態を収束させるために、 今後は途中集計は公開しないこと、一度投票した候補者の変更を行えるよう 投票期間を3日間延長することと決定した。従って、投票期間は9月16日ま でとなった。 [質問/意見] - 投票の際に混乱が起ったことで、今後の MINC の活動予定に影響は ないのか。 →投票期間を延長したため、決選投票が行われた場合は直後に控え ている itsAsia の会議に影響がでるかもしれない。 2.8) 総務部からの報告 渡邊事務局員より資料 2-8-2 に基づき報告が行われた。 3. その他 特に報告はおこなわれなかった。 4. 審議事項 4.1) IP アドレス検討部会審議事項 前村委員より資料 4-1 に基づき案件の説明が行われた。 [審議事項] - 資料にある提案でPI (Provider Independent) Address の取り扱い廃止を 進めることについての承認。 [決定事項] - PI Address を廃止することで本件については承認された。 4.2) 広報教育検討部会審議事項 渡辺事務局員より資料 4-2 に基づき案件の説明が行われた。 [審議事項] (1)属性型・地域型 JP ドメイン名の登録申請ページを2000年12月末の公開 を目処に改訂することの承認 (2)WEBページの改訂方針の承認 (3)作成を業者に委託することの承認 [質問/意見] - 10月から紛争処理方針が施行されるが、それに間に合うようにページを 改訂できないか。 →難しいが、少しでも早く改訂版が公開できるように作業を進めたい。 - JPNIC の WEB デザイン全体の構造の見直しをするのか。 →最終的な目標は全体のデザインの見直しだが、今回はドメイン名に 関する部分だけを行う。 - 過去に何度か分かりにくいと言う理由から WEB の改訂を行っている。 その時点では分かりにくい部分が改善されるが、過去に分かりにくい として改善された部分が新たな WEB に反映されないことがある。 その様なことが生じないよう、改善過程をきちんとドキュメント化し てきちんと残すようにしてほしい。 - 改訂する際の作業工程については 必要に応じて丸山委員にも参加して いただいて検討を行って欲しい。 [決定事項] - 改訂の際の作業工程について検討することで、本件(1)~(3)について は承認された。 4.3) IPアドレス検討部会審議事項 前村委員より資料 4-3 に基づき案件の説明が行われた。 [審議事項] - IPアドレス割当に関する上位窓口を作成する方針を進めることについ ての承認 [質問/意見] - この窓口はメールアドレスを設置するだけで良いのか。 →メールアドレスを設置するだけでよい。 - この窓口を設けることによって、質問する側からすると2つ窓口があること になる。この窓口は簡単に区別できるのか。窓口を一本化して JPNIC 内部で割り振る方がよいのではないか。 →審議等をやり取りする窓口とは別に審議担当者ではなく、担当者を取り 仕切る立場の人に、直接意見を提案できる窓口を設置することに効果があ ると考えている。 設置することで不都合が生じた場合には適宜検討していく方向で進めたい。 - JPNIC 全体への体制への波及効果はないのか。 →緊急対応が必要なところから体制を整えていきたい。この件は IP アド レス窓口に限った特別対応である。 - ドメイン名の登録の場合は、登録に不満を感じた場合、副申し立てのプロセス を設けている。今後 JPNIC としてその様な体制を統一していきたい。 - この窓口に来る意見等の対応はプライバシーを守るため非公開で行い、 審議担当者以外の者が対応するという認識で良いのか。 →そうである。 [決定事項] - 本件については承認された。 4.4) 国際関係検討部会審議事項 堀田委員より資料 4-4 に基づき案件の説明が行われた。 [審議事項] (1).JP の ccTLD registry として、今年度 ICANN に対し2万5000米ドル、 ccTLD Constituency Secretariat に対し5000米ドルの資金拠出を行う ことについての承認 (2)APTLD 会員として、1万米ドルの会費支払を行うことについての承認 [質問/意見] - 国際連携のため拠出金については JPNIC として全体的にみてどれ位の 額を支払うのが適当かが不明瞭である。その点についての検討は されているのか。 →(2-1)で報告した連携先組織を検討した際に全体として必要な額を 検討している。 - 連携先組織には、ドメイン名や IP アドレスの連携先も含まれているのか。 →含まれている。 - JPNIC として年間に支払う拠出金の合計はいくらか。 →1000万円強である。 - その金額には、ジャパン ICANN フォーラム活動費や ICANN Meeting のホスト 等にかかる費用も含まれているのか。このような国際連携をしていくうえで かかる費用も含めるべきではないか。 →全体にかかる予算を整理して報告する。 - APTLD の会費で Large 会員を選択した根拠は何か。 →去年 JPNIC が支払った実績と同程度であること、および全体の会費収入 (35,000 ドル)の割合から、JPNIC の位置づけからして支払う金額が妥当 であると判断したためである。 - 予算は確保しているのか。 →確保している。 [決定事項] - 国際的に活動していく際のイベント等開催に関する資金援助等も含めて、 JPNIC として必要な金額を次回の運営委員会で報告する。 - (1)(2)ともに本件については承認された。 5. 諸連絡 次回の運営委員会は10月12日(木) 16:00 からである。 --- 公開議題 17:40 終了 --- [非公開議題] --- 非公開議題 17:50 開始 --- --- 非公開議題 19:45 終了 --- 以上 -- 17:40 --