社団法人日本ネットワークインフォメーションセンター 第47回運営委員会議事録 開催日時 : 2001 年 3 月 8 日 (木) 16:07 ~ 17:45 場 所 : JPNIC 事務局 会議室 出席委員 : 荒野 高志、 荻野 司、 後藤 滋樹、 佐野 晋、 坂田 信夫、 田代 秀一、 谷村 拓也、 坪 俊宏、 前村 昌紀、 松本 敏文、 丸山 直昌 提出委任状: 小西 和憲、 久保 次三、 白橋 明弘、 藤野 貴之、 堀田 博文 欠席委員 : 野村 純一 事 務 局 : 岡部 ちぐさ、 北村 恵津子、 小島 育夫、 近藤 美菜子、 澤井 美江、 竹内 基、 中島 隆、 中山 幸尋、 根津 智子、 箱田 雅彦、 米谷 嘉朗 JPRS : 常山 敬秀 傍聴者 : 3 名 配布資料: [公開資料] 資料 1-1 第46回運営委員会議事録(案) 資料 2-1-1 企画検討部会報告 資料 2-1-2 企画課からの報告 (政策企画課) 資料 2-2-1 国際関係検討部会報告 資料 2-3-1 JPドメイン名検討部会報告 資料 2-3-2 JPドメイン名登録業務に関する報告 (ドメインネーム課) 資料 2-4-1 広報教育検討部会報告 資料 2-4-2 広報教育支援業務に関する報告 (広報課) 資料 2-5-1 IPアドレス検討部会報告 資料 2-5-2 IPアドレス、AS番号割当業務に関する報告 (IPアドレス課) 資料 2-6-1 システム検討部会報告 資料 2-6-2 データベース管理業務に関する報告 (開発課) 資料 2-6-3 システム管理業務に関する報告 (システム課) 資料 2-7-1 技術研究検討部会報告 資料 2-8-1 総務部からの報告 資料 2-8-2 総務部業務に関する報告 資料 2-9-1 dotJP‐TFからの報告(dotJP-TF) 資料 2-10-1 JPRSからの報告 資料 3-1 Internet Week 2000開催報告 (広報課) 資料 3-2 電子メール会議の報告 (企画課) 議事 松本運営委員長司会のもと、JPNIC 運営委員会規程第 13 条第 1 項に基づき、 委員総数の 2/3 以上の出席かつ運営委員担当理事総数の 1/2 以上の出席(委任 状 5 通を含めて 委員 7 名 担当理事 6 名) 13 名の出席を確認し、第47回 (社) JPNIC 運営委員会( 以降「運営委員会」という)の開催が宣言された。 運営委員会議事録査読担当委員に、荻野委員と坂田委員が指名され、続いて 資料の確認が行われた。 議 題 : 1. 議事録の承認 松本運営委員長より、資料 1-1 に基づき第46回の議事録の承認が求められた。 当議事録の査読担当委員である丸山委員の意見 - 運営委員会担当理事及び運営委員会担当事務局員変更についての報告を 議事録に記載する。 の対応をもって完了とすることで、全員一致で承認された。 2. 報告事項 2.1) 企画検討部会 田代委員、丸山委員より資料 2-1-1 に基づき報告が行われた。 - 予算の詳細についてほぼ固まってきている。 - 中長期計画については継続審議中である。 - 2/27 理事会にて2001年度事業計画案・予算案承認に至る。 2.2) 国際関係検討部会 担当理事、主査ともに出張のため、代理として当検討部会の丸山委員より 資料 2-2-1 に基づき報告が行われた。 引き続きクアラルンプールにて開催された各主要会議(資料2-2-1参照)の うち、数会議について各参加者より簡単な参加報告があった。 - APNIC : 前村委員 - APTLD : 田代委員 - APNG : 松本委員 - JET : 米谷事務局員 2.3) JPドメイン名検討部会 坪委員より資料 2-3-1 に基づき報告が行われ、以下の補足があった。 - DRPの手続きに入っているドメイン名については、汎用JPの優先パスワー ドの送付を保留している。 引き続き中島事務局員より資料 2-3-1 に基づきドメイン名登録数に ついての報告があった。 [質問/意見] - ドメイン数の減少要因についてどのように考えているか → 例年の傾向として年始には減少している。 季節的なものであると考えている。 - 資料の中にある、工業所有権仲裁センタードメイン名紛争に関する 研究会の日程は2/16の誤りではないか?? → その通り。訂正する。 - 紛争処理の結果が裁判に持ち込まれることがないようにしようという 話があったが、gooがこのような結果になったことについて見解は? → 当委員会では論議しない。 → 不正競争防止法に関するJPNICからのパブリックコメント案に対する コメントに御協力頂きたい。 2.4) 広報教育検討部会 谷村委員より資料 2-4-1 に基づき報告が行われた。 [質問/意見] - 歴史年表作成に関してはWIDE Project でも大幅に更新しようという動き があるため、WIDEと共同で行うことも可能である。 → 部会として検討することになった - 歴史年表ドラフト確認のパスワードを公開にしてしまって良いのか? →URLともに載せない方がよい。傍聴用に差し換え資料を手配する JPNIC職員は全体的にパスワードの扱いにあまり重きをおいていない。 今後気をつけるべきである。 引き続きJPNIC事務局長として丸山委員から以下の報告があった。 - web改訂について ・現在広報課は管理職不在であり、業者へ発注してもそれを管理できる マンパワーがないため、このプロジェクトを一時留保することとした。 人的補給をしてから再度このプロジェクトを検討したい。 ・4月からのS会員向けロゴの掲載については、予定通り進める。 [質問/意見] - 今期の予算ではWebの改訂はおこなわないということでよいか → そうである。 2.5) IPアドレス検討部会 前村委員より資料 2-5-1 に基づき報告が行われ以下の補足があった。 - 次回の APNIC open policy meeting は 8月に行われる。 - IPアドレスデータベースの検討を行うサブグループ名はIP-SYS-SG 2.6) システム検討部会 中山事務局員より資料 2-6-1 に基づき報告が行われ以下の補足があった。 - メールサーバ障害原因究明済。再発防止の依頼中。 - 申請処理システム障害原因究明済。再発防止の作業中。 - 障害による大きな混乱は発生していない。 引き続き資料2-6-3に基づき報告があった。 2.7) 技術研究検討部会 米谷事務局員より資料 2-7-1 に基づき報告が行われた。 引き続き、APNGのチェアを務めた後藤委員より、APNG開催報告があった。 2.8) 総務部からの報告 小島事務局員より資料 2-8-1 に基づき報告が行われた。 [質問/意見] - 総会会場について毎回同じ会場を押えられるとよい。 → 突然開催が決定するケースが多く、空いている場所を確保することで 精一杯。将来的には、1~2個所でやっていきたい。 2.9) dot JP タスクフォース報告 箱田事務局員より資料 2-9-1 に基づき報告が行われた。 [質問/意見] - 当報告がここで行なわれ続けている意義と存続期限の確認 →ドキュメンテーションやサービスが完了したタイミングで閉じたい。 タスクフォースメンバに諮っていく。 →オペレーションはJPRSが行なっているが、実装の責任はJPNICにあり、 状況、問題点は共用していくべきと考えている。タスクフォースを閉じる までは、汎用JPドメイン名の報告はここで取り上げる。 2.10) JPRSからの報告 JPRS常山氏より資料 2-9-1 に基づき報告が行われ、以下の補足があった。 - 優先登録申請締め切り間際については、集中しないようプロバイダー等 に協力を依頼していく予定。 3. その他 3.1) Internet Week 2000 開催報告 岡部事務局員より資料3-1に基づき報告があった。 また、荒野委員より下記のような補足があった - 今回のIW2000は雑誌やWeb等で多く取り上げられており、中には丸山委員 が取材されたものなどもあった。全体的に好意的な扱われ方でJPNICのイ メージアップにもつながっていたと思う。 [質問/意見] - 講師やBOF(Birds Of a Feather)開催団体に対してアンケート結果のフィード バックはするのか? →すでに2月中旬にメールにてお伝えしてある - 来年度の計画 → 12/4~7で横浜にて開催予定(IW2000終了時にアナウンス済)。 予算確保済みであるが、体制についてはまだ不明であるため具体的な 動きに至っていない。 - 今の報告からすると来期もJPNICの主催で運営していくのが良いと思うか。 → よいと思う - シルバー層や若年層を視野に入れた内容にすべきではないか。 →層を広げるという意味で今回は「インターネットと社会性」というテー マを作った。従来は技術者向であったが層を広げてみた。集客はやや少 なかったものの、受講者の満足度は高かった。 このあと荻野委員より以下のようなコメントがあった。 - 実際にIP-USERSでIW2000に参加したが大変よかったし、全体的にもJPNIC のイメージアップにつながるイベントになっている。JPNICの広報の場と しても生かすことができ、IW2000をうまく利用していきたい。公益性・ 公共性という観点からもこのイベントは重要であり、今後もこの運営に 注力していくべきである。 3.2) 電子メール会議の報告 近藤(美)事務局員より資料 3-2 に基づき報告が行われた。 [質問/意見] - 技術研究検討部会からのVote依頼についてはどうなったか。 →WIDE研究会の参加とWIDEとの共同研究覚書の2件を予定していた。 WIDE研究会参加については担当理事の承認で終了している。WIDEとの 共同研究覚書については現在ドラフト中であるため、ドラフト終了後 運営委員会で承認を頂きたい。よって、Voteは取り下げとしたい。 3.3) 事業報告(案)作成について 竹内事務局員より以下の報告があった。 - 次回運営委員会(4/12)にて2000年度事業報告案を検討すべく、以下の スケジュールで進めていきたい。 ・各部会、タスクフォースからの資料提出期限->/26 ・運営委員会資料としての資料提出期限->4/5 ・運営委員会開催->4/12 - 2000年度事業報告に関する理事会は5/上旬、総会は5/下旬に予定している。 [質問/意見] - 提出期限の3/26と4/5の違いが良く分からない。 →3/26は各部会担当からの資料提出期限。その後企画にて取りまとめ・ 確認等の作業を行ない、4/5に運営委員会資料として提出する。 - 3/26期限では、4/12の運営委員会に対し、〆切が早すぎるのではないか。 →とりまとめの関係上期限を設けたが、提出後の情報更新も可能である。 提出頂く内容は「事業計画」ではなく「事業報告」であるため、提出 後の情報更新量は少ないと考えている。 - 理事会および総会の日程はいつ決まるか? →理事会は5月GW明け、総会は5月最終週を予定している。 3.4) その他報告事項 JPNIC事務局長である丸山委員から以下の報告があった。 - 2001年度の会員制度変更(S,A,B,C)に伴い、大きな会員に対しプロモー ションを行ない会員継続の依頼をしている。 [質問/意見] - プロモーション活動に他の理事は同行しているのか? → 同行していない。 → 理事のマンパワーも利用して活動を行なうべきである。 4. 審議事項 なし 5. 連絡事項 次回の運営委員会の開催は 4月:2001年4月12日(木) 16:00~ 5月:2001年5月10日(木) 16:00~を予定している。 --- 公開議題 17:45 終了 --- [非公開議題] --- 非公開議題 17:50 開始 --- --- 非公開議題 17:55 終了 --- 以上