========================================================================= 議題番号: 97-017-S 議題: 第 10 回 社団法人 JPNIC 運営委員会議事録の承認 決議内容: 添付資料にある第 10 回 社団法人 JPNIC 運営委員会議事録(案) の承認と各種作業の執行。 付帯決議: 委員会当日の配布資料も合わせて公開することとする。 添付資料: 第 10 回 社団法人 JPNIC 運営委員会議事録(案) タイプ: 簡易vote 審議開始日: 98/3/6 審議期限日: 98/3/13 担当者: 事務局 ========================================================================= 添付資料: ------------------------------------------------------------------------- 第 10 回 社団法人 JPNIC 運営委員会議事録(案) 開催日時 : 1998 年 2 月 25 日 (水) 10:00 ~ 15:30 場 所 : JPNIC 事務局 会議室 出席委員 : 荒野 高志、 太田 順子、 岡 敦子(PM)、 神山 一恵、 河北 隆生、 川崎 基夫、 、佐野 晋、 白橋 明弘、 高橋 徹、 谷村 拓也、 中村 順一、 林 一司、 水越 一郎、 水島 洋 欠席委員 : 相原 玲二、 浅羽 登志也、 今津 英世、 大林 正英、 奥山 徹、 後藤 邦夫、 後藤 滋樹、 小西 和憲、 鈴木 亮一、 高田 広章、 提出委任状: 相原 玲二、 浅羽 登志也、 大林 正英、 奥山 徹、 後藤 邦夫、 後藤 滋樹、 小西 和憲、 鈴木 亮一、 高田 広章、 事 務 局 : 丸山 直昌(事務局長)、 東田 幸樹(業務部長) 吉沢 文代、 小島 育夫、 志々目 幸憲、 近藤 美菜子 傍聴者 : 7名 配布資料: [公開資料] 資料 2-1 JPドメイン名登録業務に関する報告 資料 2-2 IPアドレス、AS番号割当業務に関する報告 資料 2-3 データベース管理業務に関する報告 資料 2-4 広報活動業務に関する報告 資料 2-5 情報提供業務に関する報告 資料 2-7 国際連携業務に関する報告 資料 2-8 システム管理業務に関する報告 資料 2-9 JPNIC会員に関する報告 資料 2-10 会費に関する報告 資料 2-11 手数料に関する報告 資料 2-12 御意見、苦情に関する報告 第2回総会 議事次第 第4回理事会 議事次第 資料 2-13-3 第7回事務連絡担当者会議の報告 資料 2-13-4 事務所移転に関する報告 資料 3-1 JPドメイン名登録検討部会報告 資料 3-3 データベース管理検討部会報告 資料 3-5 情報サービス検討部会からの報告 資料 3-7 国際連携検討部会報告 資料 3-16-1 各種の規則および細則の策定、公開、施行の スケジュールについて 資料 4-1-1 1998年度予算案説明資料(案) 資料 4-1-2 1998年度収支予算(案) 第3回理事会資料5 1998年度の事業計画(案) 資料 4-3 同時申請に関する細則(案) 資料 4-4 英語ページの更新について 資料 4-5 総会運営について 資料 4-6 アンケート実施について 議事 佐野(社)JPNIC 運営委員長司会のもと、センター規程第 13 条第 1 項に基 づき、委員総数の 2/3 以上の出席( 委任状 10 通を含めて 18 名 )を確認し、 第 10 回の (社)JPNIC 運営委員会( 以降「運営委員会」という)の 開催が宣言 された。 続いて、資料の確認が行なわれ、資料番号のついていない資料に番号が付さ れた。 [公開議題] 1.1) 電子メイル会議の確認 事務局 小島 より、資料1-1に基づき、電子メール会議の議事録の確認 が行なわれた。 1.2) 運営委員会議事録査読担当委員の確認 事務局 吉沢より、今回の議事録の査読を行なう担当委員の確認が行なわれた。 *担当 中村運営委員、水越運営委員 2. 事務局からの報告 2.1) JPドメイン名登録業務に関する報告 事務局 小島より、資料2-1に基づき報告があった。 *登録件数の推移について、今後も引き続き分析を行なうことが確認された。 2.2) IPアドレス、AS番号割当業務に関する報告 事務局 志々目より、資料2-2に基づき報告があった。 *返却および renumber による返却は継続的に増加している。 *業務委任会員の割当件数が急増している一方、割当を行ったアドレス空間 としては微増である。つまり、小さな空間が多数割当てられている。 *非CIDRアドレスの申請は、12月に1件あり1月24日に割当が行なわれた。 2.3) データベース管理業務に関する報告 事務局 志々目より、資料2-3に基づき報告があった。 *whois検索を行ったホスト別に、検索件数を集計し上位10ホストを報告している。 今回は、検索件数の多いホストの上位に逆引き未登録ホストが目立った。 *日別のwhois検索件数では、1月26日の件数が非常に多かった。 *DNSに関する報告の地域ドメインの集計について 都道府県別の件数を集計し、地域ドメインとしての件数を報告する形にして 欲しい。都道府県別の件数は、その内訳として、別リストとして欲しい。 次回より、報告形式を改訂することとなった。 2.4) 広報活動業務に関する報告 事務局 小島より、資料2-4に基づき報告があった。 *未提出の原稿について担当の確認が行なわれた。 2.5) 情報提供業務に関する報告 事務局 小島より、資料2-5に基づき報告があった。 *ファイル別のアクセス件数の報告が行われているが、上位10ファイル のみ報告されている。運営委員会への報告としては、この形式でよい が、10位以下の全データをweb等で参照できるようにして欲しい。 また、統計データを作成する場合、独自にプログラムを作成するのも よいが、一般的なフリーソフトを利用するなど、効率化を計った方が よいのではないか。 集計済のデータは、公開する。 統計データ作成プログラムについては、調査検討を行う。 2.6) 統計データ集計業務に関する報告 事務局 志々目より業務アンケートに関する報告があった。 *2月18日の統計データ検討部会で決定された方針に基づき作業を進めている。 2.7) 国際連携業務に関する報告 事務局 志々目より、資料2-7に基づき報告があった。 2.8) システム管理業務に関する報告 事務局 志々目より、資料2-8に基づき報告があった。 *事務所移転にともない窓口業務を休止したが、休止に対する苦情等は あったか。 移転のための休止を知らずに、データベース更新の申請を行ったり 問い合わせてくる方が多かった。 *ftp/www/gopherへのアクセスに、長時間を要する状態になった時期が あった。JPNICのwebのページに、お詫びの文書を掲載する。 *domain-talkに不適切なメイルが流れた。 設定ミスによるものであり、復旧をおこなった。 *domain-talk, ip-users, finance-talk の参加者リストは、参照できない ように設定する必要がある。 公開メイリングリストについては、参加者リストの参照が行えないように する旨のお知らせを行い、実施する。 *JPNICの各種メーリングリストを調査し、投稿者を限定すべきものなどは、 適切な措置を行う。2月中に対処する。 2.9) JPNIC会員に関する報告 事務局 吉沢より、資料2-9に基づき報告があった。 2.10) 会費に関する報告 事務局 吉沢より、資料2-10に基づき報告があった。 2.11) 手数料に関する報告 事務局 吉沢より、資料2-11に基づき報告があった。 *見払いの90%を占める会員がいる。 *手数料収入の推移について 前月にくらべ、98年1月はドメイン申請の手数料収入は減っているが、 IPアドレス割当ての手数料収入が増えているため、合計ではやや増収 となっている。 2.12) 御意見、苦情に関する報告。 事務局 吉沢より、資料2-12に基づき報告があった。 *jpnic-infoに関する意見/苦情が3件あった。 *御意見の 272 は、対応済みである。 2.13) その他の報告 2.13.1) 総会の報告 丸山事務局長より、第2回総会議事次第に基づき報告があった。 2.13.2) 理事会の報告 丸山事務局長より、第4回理事会議事次第に基づき報告があった。 2.13.3) 事務連絡担当者会議の報告 事務局 小島より、資料 2-13-3 に基づき報告があった。 *手続きに関する質問が多かった。 *規則施行日(3月1日)は、新規則に基づき申請を受付ける。 2.13.4) 事務所移転に関する報告 丸山事務局長より、資料2-13-2に基づき報告があった。 3. 検討部会からの報告 3.1) JPドメイン名登録検討部会報告 河北委員より、資料3-1に基づき報告があった。 *学校ドメインについて 全国の小中学校をインターネットに接続しようというプロジェクトがあり 早急に、ドメインの構造/規則を検討する必要がある。 3月5日9時からの臨時部会にて検討。 *ドメイン名の取消と異議申し立てに関する細則 早急に策定し、公開、施行する必要があるため、細則案ができしだい、 審議いただく予定。 3.2) IPアドレス、AS番号割当検討部会報告 水越委員より、報告があった。 *事務連絡担当者会議で配布された文書の扱いについて JPNIC公開文書を作成し、運営委員会で審議を行う。 手順や書式の改訂追加は、文書改訂のガイドラインに沿って手続きを 進める。 3.3) データベース管理検討部会報告 林委員より、資料3-3に基づき報告があった。 3.4) 広報活動検討部会 中村委員より、以下の報告があった。 *ニュースレターの表紙を改訂する。 各記事の形式を統一する。 各記事の字句表現の統一を行なうが、今号の詳細は広報活動検討部会に 一任することとなった。 3.5) 情報サービス検討部会報告 神山委員より、以下の報告があった。 *JPNIC WEB の基本設計等を進めるため、業務委託の手続きを進めている。 *英語ページ改訂案を作成した。 本日の審議事項 3.6) 統計データ検討部会報告 谷村委員より、以下の報告があった。 *97年度の業務アンケートを今年度中に行う。 以下のドメイン名登録申請に対し、アンケート調査を行う。 JPNICへの直接申請:97年11月 業務委任会員からの申請:97年11月第2週 3.7) 国際連携検討部会報告 荒野委員より、資料3-7に基づき報告があった。 *丸山事務局長より APRICOT/APNIC MEETING についての報告があった。 *Exective concil は高橋理事が出馬、当選した。 *JPNICは、APNICに対して、積極的に支援を行っていく必要がある。 APNIC/JPNICの協力協調体制について打ち合わせを行うこととした。 3.8) 財政問題検討部会報告 特に報告はなかった。 3.9) 教育部会報告 特に報告はなかった。 3.10) 調査研究部会報告 白橋委員より、以下の報告があった。 *PGP Key Server に関する打ち合せを行った。 *PGP Key Server を年度内に立ち上げる予定にしていたが、 若干スケジュールが遅れている。 *調査委託に関する打ち合せを行った。 今年度は、基本設計を行い、アンケート調査は、来年度に行う 計画とした。 3.11) 歴史編纂部会報告 岡委員より、以下の依頼があった。 *InternetおよびJPNICに関する歴史的資料を保有している方がいらっしゃれ ば、JPNIC事務局までお送りいただきたい。 3.12) 企画部会報告 特に報告はなかった。 3.13) JCRN からの報告 特に報告はなかった。 3.14) JEPG/IP からの報告 特に報告はなかった。 3.15) JPCERT/CC からの報告 特に報告はなかった。 3.16) その他の報告 3.16.1) 各種の規則および細則の策定、公開、施行のスケジュールについて 事務局 小島より、資料3-16-1に基づきの報告があった。 *文書案の公開/承認/公示/施行等のスケジュールをWEBで参照できる ようにする。 3.16.2) 学校教育部会 準備会の報告 高橋委員より、以下の報告があった。 *準備作業を進めている。 *早急に準備会を開催し、活動方針案を策定する。 *次回の運営委員会で、活動方針案の報告を行う。 4. 審議事項 4.1) 事業計画について 佐野運営委員長より、資料4-1-1, 4-1-2に基づき、98年度事業計画および 98年度予算案の提案があり承認された。 *資料4-1-1は、98年度予算案(資料4-1-2)の説明資料となる。 *98年度予算案を審議するために、97年度の活動状況を報告する必要がある。 活動報告を提出していない部会は、3月4日までに提出していただきたい。 内容に重点をおいた報告として欲しい。 4.2) 取消し手続き、異議申し立て手続きに関する細則等について 事務局 小島より、以下の報告があった。 *未確定の条文が残っており、電子メイルによる審議とさせていただきたい。 4.3) 同時申請に関する細則について 事務局 小島より、資料4-3に基づき提案があり、指摘された誤字訂正を行っ た上で、公開/施行することが承認された。 4.4) 英語ページの更新について 神山委員より、資料4-3に基づき提案があった。 *英語ページ改訂案は承認され、更新することとなった。 JPNIC WEB ページは、基本設計を再検討中であり、今回の更新は暫定版 である。 *日本語のページと英語のページは、同じ構造としたほうがよいだろう。 *基本設計に関して、運営委員会での意見を含め、再度検討を行う。 4.5) 総会の運営について 佐野運営委員長より、資料4-5に基づき提案があり、承認された。 *総会のお知らせを送る際に、提案された意見交換会のお知らせを加える。 また、内容の検討/講演者の選定作業などを進める。 4.6) アンケート実施について 丸山事務局長より、資料4-6に基づき提案があった。 *Green Paper に対する JPNIC の意見/方針/立場を決める必要がある。 *方針策定にあたっては、会員の意見も反映すべきだろう。 *背景や、これまでの経過説明が無い状態で、アンケートに答えるのは 難しいだろう。 *説明を行うと、回答を誘導する場合もある。 情報に偏りがないようにしなければならない。 中立的な説明は、難しいと思われる。 *Green Paper の翻訳を行ったので、会員にお知らせする。 御意見があれば、JPNICへもお知らせください。 というような形で、意見を求めることとした。 4.7) IW97の決算について 事務局小島より、資料4-7に基づき報告があった。 *IW97の決算方針であり、来年度以降の方針とは独立である。 *IW97実行委員会の決算方針に合意することが承認された。 以上