第7回社団法人JPNIC評議委員会議事録(案) 日 時:2002年6月12日(水) 15:00~17:20 場 所:東京都千代田区内神田2-3-4 国際興業神田ビル6F JPNIC会議室 TEL: 03-5297-2311 出席委員 : 松本 敏文、江面 祥行、岡田 雅也、久保 次三、小西 和憲、佐野 晋、 坪 俊宏 リエゾンメンバー : 石田 慶樹(WIDE)、太田 俊史(IAJ)、境 輝正(JAIPA)、 向井 将(JANOG)、堀田 博文(JPRS) 欠席委員 : 白橋 明弘、野村 純一、 前村 昌紀、丸山 直昌、荒野 高志(ICANN) 事 務 局 : 成田 伸一、 佐藤 俊也、 根津 智子、高柳 公一、大橋 徹、伊勢 禎和、 米谷 嘉朗、中島 隆、岡部 ちぐさ、宗像 美帆子、高梨 恭仁子 傍 聴 者 : 4名 議題: 1. 1) 開会・評議委員長挨拶 2) 議事録の確認 資料 1-1 3) 評議委員会チャーターの紹介 資料 1-2 4) メンバーの紹介 資料 1-3 2. 報告事項等 1) ドメイン名検討委員会からの報告 資料 2-1-1 2) IPアドレス検討委員会からの報告 資料 2-2-1,2-2-2 3) DRP検討委員会からの報告 資料 2-3-1 4) 技術検討委員会からの報告 資料 2-4-1,2-4-2 5) ドメイン名事業部からの報告 資料 2-5-1 6) IP事業部からの報告 資料 2-6-1 7) インターネット推進部からの報告 資料 2-7-1 8) 総務部からの報告 資料 2-8-1 9) JPRSからの報告 資料 2-9-1 10) データベースに関する統計情報 資料 2-10-1 3. 審議事項等 なし 4. その他 配布資料: [公開資料] 資料 1-1 議事録の確認 資料 1-2 評議委員会メンバー一覧 資料 2-1-1 ドメイン名検討委員会からの報告 資料 2-2-1,2-2-2 IP検討委員会からの報告 資料 2-3-1 DRP検討委員会からの報告 資料 2-4-1,2-4-2 技術検討委員会からの報告 資料 2-5-1 ドメインネーム事業部からの報告 資料 2-6-1 IP事業部からの報告 資料 2-7-1 インターネット推進部からの報告 資料 2-8-1 総務部からの報告 資料 2-9-1 JPRSからの報告 資料 2-10-1 データベースに関する統計情報 --------------------------------------------------------------------- 議 事 松本評議委員長司会のもと、JPNIC 評議委員会規程第10条に基づき、委員総数 の 1/2 以上の出席を確認し、第7回(社) JPNIC 評議委員会( 以降「評議委員会」 という)の開会が宣言された。 評議委員会議事録査読担当委員に、久保委員と江面委員が指名された。 1. 1) 議事録の確認 松本委員長より、資料 1-1 に基づき、4月11日に行われた第6回評議委員 会議事録の確認が求められ、全委員一致で承認された。 2) 評議委員会チャーターの紹介 今回は2002年度第1回目の評議委員会であり、前回の評議委員会からメン バーの交代もあったため、松本委員長より資料 1-2 に基づき、評議委員 会のチャーターの説明があった。 [質問/意見] - 評議委員会の構成・位置づけについての提案として、JPNICの使命はパブリ ックインタレストをどれだけ反映させるかに尽きるかだと思うが、JPNICで の委員構成はビジネス色が強いと感じる。もっと幅広い世界から意見を聞く 仕組みが必要ではないか →外から見て、よりオープンな組織に見えるようにしていきたい。検討委 員の選任を工夫するなど、今後努力していきたい - 昨年度チャーターとの違いは何か →チャーターに関しては踏襲している。メンバーや担当理事は若干変わっ ている。 3) メンバーの紹介 資料1-3の通り、各評議委員より自己紹介があった。 2. 報告事項等 1) ドメイン名検討委員会からの報告 坪委員より、資料 2-1-1 に基づきドメイン名検討委員会のチャーターの説明 が行なわれた。(以下のような補足があった。) ・これまではJPドメイン名についての比重が大きかったが、今年度からは ドメイン名に関するICANNのポリシー全体について検討予定。 ・JPドメイン名の登録ポリシーについての検討はJPRSの役割となったため、 本検討委員会では検討の対象としない予定。 ・DRP検討委員会のメンバーを本検討委員会のメンバーに含めることで、 情報共有を行っていく予定。 [質問/意見] - 特になし [決定事項] - 特になし 2) IPアドレス検討委員会からの報告 江面委員より、資料 2-2-1 に基づき報告が行なわれた。 (以下のような補足があった。) ・チャーターは前年度を踏襲している。メンバーは若干増強する方向で調整中。 [質問/意見] - 特になし [決定事項] - 特になし 3) DRP名検討委員会からの報告 DRP検討委員会の担当理事である丸山委員が欠席だったため、ドメイン名検討 委員会の担当理事であり、執行理事でもある坪委員が、資料 2-3-1 に基づき DRP検討委員会のチャーターの説明を行った。(以下のような補足があった。) ・(1-1)について JP-DRPは、JPNICが制定・改訂の役割を担う。 登録規則違反がJP-DRPの対象になるか、紛争処理に関する規定(裁判関連)が 登録規則とJP-DRPの両方にあるのでどちらかに一本化したほうがよいのでは ないか、という二点ついては、JPRSとの協力のもとで検討していきたい。 ・(1-2)について 法律とJP-DRPとで一致していない部分について検討予定。 ・(1-3)について ICANN UDRP レビューに伴って、JP-DRPのレビューを行う予定。 ・検討委員会のメンバーについては人選中であるので、要望等があれば いってほしい。 [質問/意見] - 特になし [決定事項] - 特になし 4) 技術検討委員会からの報告 佐野委員より、資料 2-4-1 に基づき技術検討委員会のチャーターの説明と、 2-4-2にに基づき報告が行なわれた。(以下のような補足があった。) ・チャーターは昨年度からの変更はない。メンバーも変更しない予定である。 ・多言語ドメイン名についてはまだ難問が残っているので、グローバルな観点 で問題解決を図りたい。DNSについても健全化TFやENUMなど新しい動きがある。 セキュリティについては山口英理事を中心に検討してもらいたいと考えている [質問/意見] - 特になし [決定事項] - 特になし 5) ドメイン名事業部からの報告 坪担当理事より、資料 2-5-1 に基づき報告が行なわれた。(以下のような補足が あった。) ・オルタネートルート、WHOISと個人情報の内部勉強会の結果については、何らか の形でコミュニティーに対しても公表したいと考えている。 ・JP-DRPでの移転裁定後に出訴された案件のうち、3件について判決が出された。 裁判所が仲裁センターの裁定をレビューした形になっている。 ・5月下旬にジュネーブにてWIPOの会合が開催された。ここでは、薬品名、商号、 地理的名称、政府間機関・国連機関の名称、国名の保護について議論が行われた [質問/意見] - 特になし [決定事項] - 特になし 6) IP事業部からの報告 高柳IPアドレス課課長より、資料 2-6-1 に基づき報告が行なわれた。 [質問/意見] - 特になし [決定事項] - 特になし 7) インターネット推進部からの報告 佐野担当理事より、資料 2-7-1 に基づき報告が行なわれた (以下のような補足があった。) ・ニュースレターを今年は3回出す予定で進めている。5月からのJPNICの組織 の新体制について伝わってきにくいとの意見があったが、それ関しては、 このニュースレターで触れる予定にしている。 ・4月24日に開催した第3回ICANN報告会には55名の出席があった。 [質問/意見] - 特になし [決定事項] - 特になし 8) 総務部からの報告 成田事務局長より、資料 2-8-1 に基づき報告が行なわれた。 [質問/意見] - 総務部に限ることではないが、昨年度は「国際関係連絡会議」という国際 協調を横断的に検討する体制があったが、今年度はどのような形で検討 するのか →今年度は、松本理事を中心に検討するが、窓口としてには総務部が対応する [決定事項] - 特になし 9) JPRSからの報告 堀田リエゾンメンバーより、資料 2-9-1 に基づき報告が行なわれた。 [質問/意見] - JPドメイン名の登録は50万件をこえたか →6月に入り若干の解約が生じているのでまだ越えていない [決定事項] - 特になし 10) データベースに関する統計情報 資料 2-10-1 3. 審議事項 なし 4. その他 1) リエゾンメンバーからの報告 - WIDE ・DNS運用健全化専門家チームのプロジェクトを、技術検討委員会ともに 進行中である -JAIPA ・5/31にプロバイダ責任制限法ができたので注目して欲しい。 ・ブロードバンド普及に向けた標準名称の策定及びISPの接続パターン表の 提示について決議した。用語の統一化を図る行動を始めている。 -IAJapan ・定期的に事例研究会を開催している。昨今問題の多いブロードバンドコンテンツ に関して著作権処理の簡便化を検討中。 ・IAjapanで事務局を引き受けている”インターネットホットライン連絡協議会” では、定期的に事例研究会を開催している。また、同じくネットワーク音楽 著作権連絡協議会(NMRC)では、昨今問題の多いブロードバンドコンテンツ流通に 関して著作権処理の簡便化を検討中。 -JANOG ・7月4日に、JANOGセッション -光スイッチとルーティングの技術動向- を行なう予定。 ・7月26日 インターネットの運用に関わる議論 「JANOG10ミーティング」を行う 今回は幅広い内容での開催を予定している 2) 傍聴からの意見 - 特になし 3)次回の開催予定 2002年8月8日(木) 15:00~ ----------- 終了 17:20 -----------