2002/12/12 評議委員会 資料 2-4-1 技術研究検討委員会からの報告 □委員会開催状況 02/11/26 第4回技術研究検討委員会 □活動状況 (1) 多言語ドメイン名 前回評議員会以降の、多言語ドメイン名に関する進展について報告する。 (a) IDN標準化 IETFにおけるRFC (Proposed Standard) 化決定 - Internationalizing Domain Names In Applications (IDNA) - Nameprep: A Stringprep Profile for Internationalized Domain Names - Punycode: An encoding of Unocode for use with IDNA - Stringprep: Preparation of Internationalized Strings (b) idnkit より制限の少ないライセンス規定に変更し、12/6にidnkit-1.0pr2 をリリースした。Mozilla1.3への取り込みが行われる予定 (c) 普及に向けた取り組み 国際的には、実装およびInteroperabilityテストへ、JPNIC として 具体的に貢献できるよう努力中 国内的には、RFC化を受けて、イベント開催などを JDNA の場を使っ て検討中 (2) DNS運用健全化タスクフォース プログラムのプロトタイプができたので、JPNIC でひきとり、 実作業に 関しては JPRS に協力していただき、プログラムの整備・測定実施・試行 に向けて着手。 これまで得られた結果をもとに、Internet Week での発表を準備。 JPNIC では、新たに小島氏が担当にアサインされ、広報・啓発活動を通じ て、DNS の健全化について訴えていくこととなった。 (3) IP電話サービスでの DNS サービス (ENUM) について 2ヶ月に渡る週1回の精力的な討議によって、第1次報告案の取りまとめ が最終段階となっている。成果として、IP電話サービスとそこで ENUM が 果たす役割について、電話屋とインターネット屋の双方が納得して議論の 土台となる報告書が作れたと考えている。 □その他ミーティング開催 02/10/09 第8回DNS運用健全化委員会ミーティング 02/11/05 第9回DNS運用健全化委員会ミーティング 02/12/03 第10回DNS運用健全化委員会ミーティング 以上