第18回IPアドレス管理指定事業者連絡会
プログラム概要
APNIC22アップデート(JPNIC IP事業部 奥谷泉)
2006年9月4日(月)~9月8日(金)、 台湾・高雄市で開催された第22回APNICミーティングにおける主な提案事項とその結果、 そして、JPNICにおける実装についてご報告いたします。
IPアドレス管理業務に影響を及ぼす決定としてはIPv6における割り当てポリシーの変更があげられます。また、IPv6においても、JPNICより特殊用途非プロバイダ依存アドレスの割り当てを行う方向で、サービスの拡張を検討いたします。
APNICにおける料金体系見直しの検討状況について(JPNIC IP事業部/インターネット推進部 穂坂俊之)
APNICから提案されている新料金体系案の議論が今回のAPNICミーティングで行われましたが、 決定には至らず議論は持ち越しとなっています。 今回の連絡会では、現在提案されているAPNIC料金案の内容、 議論のポイント、現在の状況、 今後の見通しなどについてご説明いたします。
逆引きDNSの障害対策について(JPNIC IP事業部 川端宏生)
IPアドレスに関連するシステム障害時の対応について、 JPNICではAPNICと共に検討を進めてきましたが、 障害の検知方法や体制の整備、APNICとの連絡体制、 IPアドレス管理指定事業者の皆様への連絡方法についての検討結果をご報告いたします。
lame(機能しない)逆引きDNSへの対策(JPNIC 技術部 小山裕司)
JPNICデータベースに登録されている逆引きDNSのうち、 逆引きゾーンの委譲がlame(正しく行われていない状態)と判断されたものについては、 そのゾーン委譲を停止する提案が、 2006年7月のJPOPM10でコンセンサスが得られました。 この提案の実装に先立ち、 JPNICで予定している実装案についてのご説明と、 実装に関するご意見の募集を致します。