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Internet Week 2007 資料

Internet Week 2007
日時
2007年11月19日~11月22日 4日間開催
会場
秋葉原コンベンションホール

カンファレンス

タイトル 内容
C1:PKI Today!
(2007年11月19日 9:30~12:30)
PKI(Public Key Infrastructure)は、公開鍵暗号方式をベースにした認証基盤として、 技術的にも実用的に利用されるようになってきましたが、 複数の認証局間での相互認証を行おうとした場合には色々難しい問題が未解決のままになっている部分もあります。
「PKI Today!」では、PKIの最新の実装やサービスの下支えを行っているような事例を取り上げ、 議論を行うきっかけを作ることを目的に開催しました。
C2:DNS DAY ~運用管理のあり方~
(2007年11月19日 13:30~17:00)
DNSサーバやドメイン名の運用管理に携わっている方々と、 最新のDNS運用状況や関連動向についての情報を共有するとともに、 DNS運用管理について意見交換を行うことを目的に開催しました。
C3:インターネットと著作権~みんなのための著作権制度~
(2007年11月20日 9:30~17:00)
映画、 音楽に代表されるデジタルコンテンツの適切な著作権保護下におけるインターネット上での配信機構を考えることは、 これからのインターネット利用を拡大する上で重要なテーマです。
なぜなら、デジタルコンテンツの配信機構はますます多様化する傾向にありますが、 現在の著作権などの法制度はこのような状況に十分に対応できていないと言われています。 また、全てのユーザーが著作権保護に対する十分な理解があるとは言えません。 その中で、いかに「コンテンツの保護」と「ユーザー利便性」を共存させ、 インターネット上で面白いサービスを展開するかが、 ネットワークに携わる者にとって大きな関心事ではないでしょうか。 現状の把握と問題の整理を行い、その後、「みんなのためになる著作権制度と戦略」を考察しました。
C4:事業者がやってよいこと悪いことを考えよう
(2007年11月21日 9:30~17:00)
「Spam」「Winny問題」「phishing」「著作権問題」等々、 インターネットの発展と浸透に伴い、インターネット上での問題は広範囲におよび、 また複雑性を増してきました。こうした問題への対応においては、 通信事業にかかわる「法律の知識」というものは非常に大切なものとなってきます。
事業者(主にISP)に関連する法律の概説を行った上で、 実際に起こっているインターネット上での様々な諸問題の現状とその対応策事例を紹介しました。 そして、日々ネットワークのオペレーションをするにあたって、 事業者は「何を」「どこまで」してよいのかという点について参加者と考察しました。
C5:IP Meeting/Internet Forum 2007
(2007年11月22日 9:30~17:00)
午前の部:2007年 Operational Issue
ネットワーク基盤に関わるオペレーショナルなテーマについて、 2007年の動向を振り返り、今後の展望についてレポートしました。
午後の部:我々は『インターネット』の何を知っていますか~ネットワークの中立性とは~
「The Internet changes everything(インターネットが全てを変える)」と言われ、 インターネットが社会インフラとしての占める地位も磐石なものとなりつつあります。 今や「Everything on the Internet(全てがインターネット上へ)」の流れは誰にも止められないものではないでしょうか。
インターネットが生活に不可欠になったからこそ、 「ネットワークはどうあるべきか」ということが、総務省をはじめ、 多くの有識者によって協議されています。 しかし、考えてみれば、「インターネットにどうあって欲しいのか」は、人それぞれによって異なります。 そう考えると、本当の「Everything on the Internet」の実現は重い命題です。 放送と通信の問題、著作権を守りながらのデジタルコンテンツの配布をどうとらえるのか、 はたまたIPv4アドレスの在庫枯渇が迫っている中、どのようにインフラの拡張をしていくのか・・・。
こういったグローバルな視点もあれば、デジタルディバイドや周波数に至るローカルな課題もあるでしょう。 インターネットが乗り越えなければならない波は、まだまだ高いのです。 「わたしにとってのインターネット」とはなんでしょうか。 インターネットにどうあってもらいたいのでしょうか。 こういったことを、 今回のInternet Week 2007をコーディネートしたプログラム委員を交え、 様々な観点から皆様とともに議論を行いました。

ワークショップ

タイトル 内容
W1:エンタープライズ 2.0
(2007年11月19日 9:30~16:30)
インターネットの新潮流であるWeb 2.0の進化は、 企業の情報システムにも影響を与え始めています。 「エンタープライズ2.0」とは"Enterprise Web 2.0"とも言われ、 次世代の企業情報システムの在り方を示唆したものと捉えられています。
当プログラムでは、「エンタープライズ2.0」とは何かを理解し、 先進企業各社の最新事例から今後の企業情報システムの進むべき方向を考え理解することを目指して開催しました。
W2:IPv4アドレス在庫枯渇問題を見通す
(2007年11月20日 9:30~12:30)
JPNICでは、 2007年6月15日にIPv4アドレス在庫枯渇問題に関する姿勢表明(PDF 268KB)を行い、 以降IPアドレス管理政策、枯渇克服策の両面から検討を進めています。 一方、海外においてもICANN、RIR、NIR関連団体によるステートメント発表、 IETF、 NANOGでの技術的対策・シナリオスタディなどの検討も相次いでいます。
2007年11月に開催されたIGF(インターネットガバナンスフォーラム)でも話題に挙がる等、 2010年~2011年と予測されているRIRにおける在庫枯渇に向け今後ますますグローバルな動きが活発化することは間違いありません。
これらの動向を概括し、積み上がってきた議論を整理しながら、 日本のインターネットコミュニティとして今後「どのような方向性」で 「何に」取り組んでいくべきかについてできる限り明確にしていきました。
W3:第13回JPNICオープンポリシーミーティング
(2007年11月20日 13:30~18:00)
JPNICオープンポリシーミーティングとは、 IPアドレス、AS番号の分配管理ポリシー(ルール)について公募された提案をもとに参加者が議論を行うミーティングです。
また、 JPNICオープンポリシーミーティングで参加者によるコンセンサス(総意)が確認された提案は、 必要に応じてアジア太平洋地域のポリシーフォーラムにて報告・提案が行なわれ、 その後定義されたプロセスを経て、JPNICのポリシーに反映されます。
W4:The Internet Operations
(2007年11月21日 9:30~16:30)
インターネットの利用シーンは拡大の一途をたどっています。 この状況の中、IPv4アドレスの在庫枯渇の足音が聞こえ始め、 その影響で、現在のインターネットアーキテクチャを再構築すべきかという議論も起こり始めました。 現在のインターネットを分析し、次世代のインターネットへの展望についての議論、発表を行いました。

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