メインコンテンツへジャンプする

JPNICはインターネットの円滑な運営を支えるための組織です

ロゴ:JPNIC

WHOIS 検索 サイト内検索 WHOISとは? JPNIC WHOIS Gateway
WHOIS検索 サイト内検索

Internet Week 2023 B4 日本DNSオペレーターズグループ BoF

BoF名 日本DNSオペレーターズグループ BoF
BoF開催団体 DNSOPS.JP
開催日時 2023年11月21日 18:30~20:00
参加者人数 76名
BoFの概要 アジェンダ
  1. DNSフルリゾルバの研究開発実装について
  2. RubyKaigi 2023でのセキュアなDNSリゾルバの運用 ― DoT/DoHとDDR
  3. BIND 9.16から9.18への移行のポイント
  4. DNS水責め攻撃の対策とDNSSECの相性問題
  5. ISPが福岡に進出して見えてきたDNSの課題
  6. Openmic
発表・質疑(サマリ)
  1. DNSフルリゾルバの研究開発実装について <日比野 啓さん>
    DNSSECまで対応したフルリゾルバについて、 研究開発上で必要となる技術の解説や課題について共有があり、 最後は実際に開発したアプリケーションのデモが行われた。
  2. RubyKaigi 2023でのセキュアなDNSリゾルバの運用 ― DoT/DoHとDDR <花月 かすみさん>
    プログラミング言語Rubyと処理系の国際会議であるRubyKaigi用に実装した暗号化に対応したフルリゾルバの紹介と会議での実験結果の共有がなされた。 会場からは暗号化を行った際のCPU負荷に関する知見の共有がなされた。
  3. BIND 9.16から9.18への移行のポイント <礒浪 直生さん>
    DNSソフトウェアのBINDについて、9.16がEoLを迎えるため、 次のバージョンである9.18への変更点と移行で気を付けるポイントの共有がなされた。 会場からはdigコマンドのEDE対応に関する知見の共有がなされた。
  4. DNS水責め攻撃の対策とDNSSECの相性問題 <末松 慶文さん>
    DNSを悪用したサイバー攻撃であるDNS水責め攻撃について、 実環境のデータに基づいた知見の共有と攻撃に対する対策と運用上で発見した不具合の紹介がなされた。 会場からは実装によりクライアントが影響を受ける可能性のある事例についてコメントがあった。
  5. ISPが福岡に進出して見えてきたDNSの課題 <前野 洋史さん>
    ISPが福岡に新しく拠点を作るにあたり、 名前解決のトラフィックを福岡に集約するためにどのようなDNS構成を取るべきか、 検討した構成の紹介と会場とのディスカッションが行われた。 会場からは提案された構成案が良いだろうというコメントが多くあった。
総括/所感

今年は会場からの意見をもとに議論する時間を設けることで、 より活発な議論ができ、盛況のうちに幕を閉じることができた。

インターネットの重要な基盤技術であるDNSの構築・運用などに関わる技術者の意見交換や最新情報共有を行う場としてきわめて有効であり、 会場からも多くの反響をいただいたため、今後も継続して活動を続けたい。

このページを評価してください

このWebページは役に立ちましたか?
よろしければ回答の理由をご記入ください

それ以外にも、ページの改良点等がございましたら自由にご記入ください。

回答が必要な場合は、お問い合わせ先をご利用ください。

ロゴ:JPNIC

Copyright© 1996-2024 Japan Network Information Center. All Rights Reserved.