ニュースレターNo.16/2000年4月発行
8 JPNIC Q & A
JPNICニュースレター No.15から、以下の部分でFAQの追加/更新がありました。ここでは、更新されたJPNIC FAQを抜粋してご紹介します。ルールの変更によって、掲載されている回答が古くなる場合がありますのでご了承ください。なお、FAQの最新版は以下のURLにあります。
WWW:http://www.nic.ad.jp/jp/faq/index.html
FTP:ftp://ftp.nic.ad.jp/jpnic/faq/QandA.txt
新規
Q2150. | インターネットとの接続を打ち切ることにしたのですが、どのような手続が必要でしょうか?(掲載:2000/1/29) |
A2150. |
インターネットサービスプロバイダ経由で、インターネットへ接続している場合は、貴組織が接続しているインターネットサービスプロバイダへお問い合わせのうえ、必要な手続きを行ってください。 当センターより直接、ドメイン名の登録を受けている場合はドメイン名の廃止手続きを、IPアドレスの割り当てを受けている場合はIPアドレスの返却手続きを行う必要があります。具体的な手続きにつきましては、以下のドキュメントをご覧ください。 JPドメイン名の廃止手続きに関するドキュメント
IPアドレスの返却手続きに関するドキュメント
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Q3200. | プロバイダ集成可能(Provider Aggregatable、以下PA)アドレスのIPアドレス割り振り申請を行いたいのですが方法を教えてください。(掲載:2000/1/29) |
A3200. |
「業務委任会員のIPアドレス割り振り/返却申請手続きについて」[1]を参照のうえ、「業務委任会員のIPアドレス割り振り/返却申請フォーム」[2]で申請を行ってください。なお、PAアドレスブロック割り振りに際しましては、IPアドレスの割り当て業務に加えて、申請手数料の集金業務等、JPNICの一部の業務を受託していただくことになりますので、ご理解のうえ、よろしくご検討願います。 [1]:ftp://ftp.nic.ad.jp/jpnic/ipaddress/ip-addr-alloc-process.txt
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Q6300. | IPアドレス割り振り申請フォームで記述するnetwork-planでは、エンドユーザーについては含まれていませんが、記述はどうすればよいのでしょうか。(掲載:2000/1/29) |
A6300. |
IPアドレス割り振り申請フォームで記述するnetwork-plan/old-networkの欄は会員のネットワークに割り当てるものですので、インフラ(自分に割り当てる)部分だけを記述いたします。 エンドユーザーの割り当て予定分は、3か月後、6か月後の累計割り当て済みIPアドレス空間の予測値に含めてください。 |
Q6310. | IPアドレス割り振り申請時において、network-planの項目は業務委任会員自身のインフラについてのみでユーザーへのIPアドレス割り当てについては必要ないようですが、ユーザーへのIPアドレス割り当てについて、すべてのホストは使っていると考えてよいのでしょうか。(掲載:2000/1/29) |
A6310. |
IPアドレス割り当て済みユーザーのnetwork-planが必要ないのは、全て割り当て報告時にいただいており、JPNICでは業務委任会員が割り当てた情報、履歴は収集できるため提出していただく必要がありません。 |
Q6320. | ISPとして利用率を考えなければならないのは、IPアドレス割り振り申請フォームで申請するときだけでよいでしょうか。(掲載:2000/1/29) |
A6320. |
その通りです。 通常IPアドレスの割り当ては、 必要な適切量をインフラおよびユーザーに割り当て、 全IPアドレス空間の割り当て率が80%を越えた時点で申請することになります。 |
Q6330. | IPアドレス割り振り申請フォームにて、自社のインフラにJPNICから割り振りされたIPアドレスブロック以外のIPアドレスブロックからIPアドレスを割り当てている場合には、そのIPアドレスをold-networkに記述する必要はあるのでしょうか。(掲載:2000/1/29) |
A6330. | JPNIC以外から割り振られたIPアドレスを割り当てている場合でもold-networkに全て記述してください。 |
Q6340. | IPアドレス割り振り申請において、インフラが成長しない場合、network-planに記述するIPアドレスがないのですがどうすればよいでしょうか。(掲載:2000/1/29) |
A6340. | network-planは空白のままでかまいません。なお、[備考]欄にその旨のご説明をお願いします。 |
Q6350. | JPNIC審議時に、短期間の割り当て申請については、考慮していただけるのでしょうか。(掲載:2000/1/29) |
A6350. | ポリシとして1年のプランを練っていただきたいのですが、突発的にサービス等で使用したい場合は、その旨の情報を提示いただければ判断することはできますので、単純に拒否することはいたしません。 |
Q6360. | NOC間接続用の/30サブネット等で拠点数の予測ができない場合、/25をNOC間接続用のプールとして割り当てを申請することは可能でしょうか。(掲載:2000/1/29) |
A6360. | 割り当て基準を満たしていれば可能です。申請の際には、network-planのremark欄に、その旨の説明を記述してください。必要に応じて、問い合わせをさせていただきます。なお、/25でプールしたものから実際の割り当てを行った後の申請時には、申請フォームにおけるold-networkには/30ごとに記入を行ってください。 |
Q6370. | マルチホームされているユーザーにIPアドレスを割り当てる場合、自身が割り当てた部分以外の他ISPから割り当てられている利用率についてはわからないのですが、考慮していただけるのでしょうか。(掲載:2000/1/29) |
A6370. | それぞれのISPで管理されていれば問題ありませんので、独立で利用率の管理ができていれば、全体としても管理されていると判断いたします。 |
Q6380. | network-planの要素connectにYES、NO、PARTとありますが、同一セグメントに固定の部分とPARTが混在する場合はどのように書くのでしょうか。(掲載:2000/1/29) |
A6380. | 機能が分かれている場合は、別サブネットとして記述してください。混在の場合には、remarkにその旨を補足してください。 |
Q6390. | network-planの要素connectで、PARTの使い方は、動的割り当てや間欠接続だと思うのですが、どのように利用されるのでしょうか。また、今回採用した背景を教えてください。(掲載:2000/1/29) |
A6390. | 動的割り当てでも、常時接続し続ける場合は静的な割り当てであってPARTとはなりません。PARTではpingには応答しないと判断できますし、常時接続では応答すると考えています。なお、今回の改訂に併せて、APNICのルールとして運用されている「PART」を採用いたしました。 |
Q6400. | proxy arpで同一LAN接続の場合はPARTと考えたほうがよいのでしょうか。(掲載:2000/1/29) |
A6400. | proxy arpについては、PARTと判断いたします。 |
Q6410. | 新規業務委任会員の場合、最初は全ての割り当てに対してJPNICへの審議依頼が必要なのでしょうか。(掲載:2000/1/29) |
A6410. | すべての新規業務委任会員は、アサイメントウインドウサイズがゼロから開始されます。したがいまして、JPNIC審議が必要となります。 |
Q6420. |
アサイメントウインドウサイズが設定され、割り当て申請の大きさがその範囲内であるかないかによって提出する情報量が変わることはあるのでしょうか。(掲載:2000/1/29) |
A6420. | 申請内容の大小に関係なく、情報を集めていただく必要があります。 |
Q6430. | アサイメントウインドウサイズの判断基準は、ドキュメント化されるのでしょうか。(掲載:2000/1/29) |
A6430. | ルールは、内規としては明確にしていますが、これを公開することは考えていません。 |
Q6440. | 過去にARINなどから割り当てを受けたクラスBやクラスCから顧客に割り当てを行った場合、JPNIC審議申請は必要でしょうか。(掲載:2000/1/29) |
A6440. | JPNICデータベースに登録されている情報については、審議が必要となります。それ以外については、IPアドレスブロックを割り振りされたインターネットレジストリに直接お問い合わせください。 |
Q6450. | 業務委任会員とは、一般のJPNIC会員とはどこが異なるのでしょうか。(掲載:2000/1/29) |
A6450. | 業務委任会員とは、JPNICからIPアドレスの割り振りを受けてユーザーにIPアドレスの割り当てを行うことができる会員のことです。 |
Q6460. | 業務委任会員になるには、どのような申請を行えばよいのでしょうか。(掲載:2000/1/29) |
A6460. |
「IPアドレス割り振り申請フォーム」で申請を行ってください。申請内容をJPNICで審議し、承認されれば最初の割り振りが行われます。なお、業務委任会員になるための条件や申請の手順については、以下のドキュメントを参照してください。
業務委任会員のIPアドレス割り振り/返却申請手続きについて
業務委任会員のIPアドレス割り振り/返却申請フォーム
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Q6470. | apply@ip.nic.ad.jp 窓口宛の申請は、申請者の事前登録が必要なのでしょうか。(掲載:2000/1/29) |
A6470. | はい。あらかじめ[JPNIC会員情報]の「t.[DB登録]」に、ご担当者のメールアドレスを登録してください。ただし、申請フォームによっては、エンドユーザー及び他の業務委任会員の「t.[DB登録]」登録者からの申請も許している場合がありますので、詳細につきましては各申請に関するドキュメントを参照してください。 |
Q6480. | 業務委任会員自身が構築するインフラネットワークの定義について教えてください。(掲載:2000/1/29) |
A6480. | 基本的にはインターネットサービスにかかわる部分、接続性を提供するのに必要な割り当てをインフラといたします。それ以外はユーザーへの割り当てとして判断いたします。 |
Q6500. | 弊社では、IPアドレス申請・管理ツールを利用し、送信フォーマット及びJPNICからのreplyフォーマットなどのキーワードになる部分をツールでチェックさせていますので、apply@ip.nic.ad.jp窓口に申請した場合のreplyメールのフォーマットサンプルをいただけないでしょうか。(掲載:2000/1/29) |
A6500. |
apply@ip.nic.ad.jp申請窓口からの通知メールヘッダは共通となっており、以下のように定義されています。 Subject: から内容の判断ができますので、ご利用ください。 通知メールヘッダ詳細(共通) ----------------------------------------------------------------------- Mime-Version: 1.0 Content-Type: Text/Plain; Charset=ISO-2022-JP Date: *RFC1123拡張Date:* Message-Id: *Message-Id:* References: *申請メール中のMessage-Id:* In-Reply-To: Your message of "*申請メール中のDate:*" *申請メール中のMessage-Id:* To: *申請メール中のFrom:* Cc: *申請メール中のReply-To:* Cc: *申請メール中のCc:* Subject: *[ML 申請番号]* Re: *(メール種別)* *申請メールのSubject:* Reply-To: query@ip.nic.ad.jp From: ip-alloc@nic.ad.jp ----------------------------------------------------------------------- アドバイス
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Q6510. | 国内のIP接続組織管理者の連絡網であるip-connectionメイリングリストに当組織の電子メールアドレスを登録できますか? (掲載:2000/1/29) |
A6510. |
当該メイリングリストは、JEPG/IPで運用されています。 subscribe ip-connection < your mail address > 詳細は、JEPG/IPのホームページ[http://www.jepg-ip.ad.jp/]をご覧ください。 |
Q6520. |
すでに割り当てられているIPアドレスにおいて、一部分だけを返却したい場合の手続きについて教えてください。 |
A6520. |
query@ip.nic.ad.jp窓口宛に、分割を希望するIPアドレスと分割後の希望内容をご連絡ください。なお、分割後の各項目の情報は、分割前の内容をそのまま引き継ぎます。 ネットワーク情報の分割完了後に、返却を希望しているIPアドレスを「割り当て済みIPアドレスの返却申請フォーム」にて申請してください。 |
Q6530. |
ユーザネットワークに/28のIPアドレスブロックを割り当てる際に、network-planのサブネットが、割り当て直後は/28ですが、半年後は/29+/29となり、一年後には/29+/30+/30と遷移する場合の記述方法について、教えてください。 |
A6530. |
申請窓口では、 network-planのホスト数に "-"(ハイフン)が記述されている場合、 サブネットが存在しないものと判断して利用率を計算いたします。 したがいまして、 お問い合わせいただいた状況の場合のnetwork-planの記述は以下の形式でお願いします。 B. [network-plan] 10.0.0.0 255.255.255.240 YES 12/-/- 工学部 学内LAN B. [network-plan] 10.0.0.0 255.255.255.248 YES -/6/6 工学部 学内LAN B. [network-plan] 10.0.0.8 255.255.255.248 YES -/6/- 工学部 学内LAN B. [network-plan] 10.0.0.8 255.255.255.252 YES -/-/2 工学部 学内LAN B. [network-plan] 10.0.0.12 255.255.255.252 YES -/-/2 工学部 学内LAN |
内容/文脈の修正
更新
Q3070. | その他、入会申込時における留意点等があればお教えください。(最終更新:1999/11/25) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
A3070. |
入会申込にあたっては提出すべき書類が全て届き、記載事項に不備が無いことを確認した後、入会審査が開始されます。結果につきましては、審査終了後速やかにご連絡いたします。(審査の期間は最も長い場合で1か月程度かかります) JPNIC正会員資格確定後、以下の情報をJPNICデータベースに登録していただくことになります。
[接続情報]
[JPNIC会員情報]
詳細は以下をご覧ください。
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Q4080. | 直接JPNICにドメイン申請を行うにあたっての登録料が書いてあるドキュメントはどこにあるのでしょうか? (最終更新:1999/11/25) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
A4080. |
以下のドキュメントをご参照ください。
※ 別表「登録料・費用明細」をご覧ください。 |
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Q5150. | JPドメイン名を登録してから、未接続のまま1年が経過してしまうのですが、有効期限を延長してもらえないでしょうか。(最終更新:2000/03/02) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
A5150. | 有効期限を延長することはできませんが、無効になってから再申請することは可能です。ただし、無効になった日から2か月間そのドメイン名は凍結されます。このうち、後半1か月の冷却期間中には申請を出すことはできますが期間終了まで登録はできません。また、凍結期間中にそのドメイン名に対して複数の申請が出された場合、すべての申請を同時申請とみなします。 |
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Q6030. | インターネットに接続を行いたいのですが、IPアドレスの割り当てを受けるには、どのようにしたらいいのでしょうか。(最終更新:2000/1/29) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
A6030. |
現在IPアドレスの割り当ては、インターネットとの接続に依存した割り当てが行われております。つまり、IPアドレスは、接続先のISP(インターネットサービスプロバイダ)によって異なるIPアドレス(番号)が割り当てられることになります。したがいまして、ご利用になるIPアドレスに関しましては、まず接続を行うISPに、ご相談ください。 接続に依存しないIPアドレスは、経路情報の集成が困難なアドレスであり、経路情報の伝搬コストが、ISPから割り当てられたIPアドレスと比べると非常に大きくなります。そのため、ISPによっては、このようなアドレスを用いた接続(経路情報の伝達)を拒否する場合があります。したがいまして、接続に依存しないIPアドレスは、インターネット上で最も到達可能性の低いIPアドレスであると言えます。 JPNICは、割り当てられたIPアドレスに対して、一意性のみの保証を行っております。経路制御性、到達可能性の保証はISPが行うものです。したがいまして、どのようなIPアドレスをご利用になるべきかは、接続を予定されたISPに必ずご相談ください。 インターネットに接続を持たない場合には、RFC1918に規定されているプライベートアドレスを用いることができます。IPアドレスが枯渇してしまうことを避けるためにも可能なかぎりプライベートアドレスのご利用をご検討ください。 |
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Q6050. | UUCP接続サイトでも、IPアドレスの割り当てを受けられますか? (最終更新:2000/1/29) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
A6050. |
インターネットと直接IP接続する必要がない場合は、グローバルなIPアドレスの割り当てを受ける必要はありません。UUCP接続先のプロバイダにご相談のうえ、プライベートアドレスの利用を推奨いたします。詳しくは、以下の「JPNICにおけるアドレス空間管理ポリシ」をお読みください。(最終更新:2000.1.29) ftp://ftp.nic.ad.jp/jpnic/ipaddress/ip-addr-ipv4policy.txt-addr-ipv4policy.txt |
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Q6060. | 私の会社は現在東京でISP-Aに接続されていますが、このたび大阪でも同じISP-Aに接続しようとしています。この場合、東京の接続の際に割り当てを受けたIPアドレスを使わなければならないのでしょうか。(最終更新:2000/1/29) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
A6060. |
必ずしもその必要はありません。それぞれのセグメントが、「IPアドレス割り当て報告申請処理について(業務委任会員ネットワーク用)」[1]、「IPアドレス割り当て報告申請処理について(ユーザネットワーク用)」[2]に示す利用率を満たす効率的な運用がなされるのであれば、別々に割り当てを受けてかまいません。
[1]:ftp://ftp.nic.ad.jp/jpnic/ipaddress/ip-addr-assign-infra-process.txt |
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Q6070. | 私の会社は現在ISP-Aに接続されていますが、このたびISP-Bにも接続しようとしています。この場合、ISP-Aに接続するときに割り当てを受けたIPアドレスを使わなければならないのでしょうか。(最終更新:2000/1/29) |
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A6070. |
あるISPへの接続に利用しているCIDRアドレスは、別のISPに接続するのには好ましくありません。この場合、新たに接続されるISPから別のIPアドレスの割り当てを受けてください。ただし、現在ご利用のIPアドレスブロック、新たに割り当てを受けるIPアドレスブロックともに独立して、「IPアドレス割り当て報告申請処理について(業務委任会員ネットワーク用)」[1]、「IPアドレス割り当て報告申請処理について(ユーザネットワーク用)」[2]に示す利用率を満たす、効率的な運用がなされている必要があります。
[1]:ftp://ftp.nic.ad.jp/jpnic/ipaddress/ip-addr-assign-infra-process.txt |
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Q6080. | 私の会社は5年前に割り当てを受けたIPアドレスを社内ネットワークに利用しており、外部への接続にはISPから割り当てを受けたIPアドレスを利用していますが、最近のサーバ増設でISPから割り当てを受けたIPアドレスが足らなくなってしまいました。IPアドレスの追加割り当てを受けたいのですが、社内用のIPアドレスも含めると利用率が不十分です。このような場合、追加割り当ては受けられるのでしょうか。(最終更新:2000/1/29) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
A6080. |
ファイアウォールの内側でご利用の場合など、割り当てを受けていてもインターネットで広告されていないIPアドレスは、利用率の算出範囲に入りません。したがって外部接続セグメントだけに関して利用率が充足されていればIPアドレスの追加割り当てが可能です。 ただし「IPアドレス割り当て報告申請処理について(業務委任会員ネットワーク用)」[1]、「IPアドレス割り当て報告申請処理について(ユーザネットワーク用)」[2]に記述したとおり、インターネットに接続されないネットワークではRFC1918[3][4]に定義されているプライベートアドレスを利用するべきで、IPv4アドレスの逼迫などインターネットを取り囲む環境の変化によってはインターネット接続に利用されていない割り当て済みIPアドレスは返却していただかなければならなくなる可能性はあります。 こういった事情をご勘案のうえ、社内利用のIPアドレスに関してはプライベートアドレスにリナンバ(アドレスの再割り振り)していただくなど、ぜひとも効率的なIPアドレス利用にご協力ください。
[1]:ftp://ftp.nic.ad.jp/jpnic/ipaddress/ip-addr-assign-infra-process.txt |
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Q6090. | IPアドレス割り当て報告フォームの「b.[ネットワーク名]」ではどういうことを書けばいいのですか。(最終更新:2000/1/29) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
A6090. |
業務委任会員自身のネットワークのIPアドレス割り当て報告の場合には、「IPアドレス割り当て報告フォーム(業務委任会員ネットワーク用)」[1]を、顧客ネットワークのIPアドレス割り当て報告の場合には、「IPアドレス割り当て報告フォーム(ユーザネットワーク用)」[2]をお読みください。 ご参考までに、JPNICデータベースを検索した場合の便宜を考えると以下のような点に留意していただくとよいでしょう。
[1]:ftp://ftp.nic.ad.jp/jpnic/ipaddress/ip-addr-assign-infra-process.txt |
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Q6200. | 「トンネル接続」の意味を教えてください。(最終更新:2000/1/29) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
A6200. |
具体的には、IPパケットを別のIPパケットでくるんで通信することです。 図のように、パケットの送信元からパケットを受け取ったGWは、新たなIPパケットを作ります。このパケットのデータ部分は、元のパケットそのものです。また、そのパケットのヘッダですが、送信元はGW1、受信先はGW2です。GW2は、受信したパケットのヘッダを取り去り、元のパケットに戻して、改めて受信先に送信し直します。 これによって、送信元と受信先は普通に接続されているように通信ができます。このような接続方法をトンネル接続といいます。 |
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Q7010. | JPNICデータベースの変更方法を教えてください。(最終更新:1999/11/25) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
A7010. |
変更する内容によって手続きが異なります。たとえば技術連絡担当者やネームサーバ等の変更は、以下のドキュメントに従ってください。なお、このドキュメントは、info@db.nic.ad.jp宛てにメールを送ることにより入手できます。
「JPNICデータベース登録ガイド:一般組織向け」 |
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Q8070. | 各国で利用されているIPアドレスを知りたいのですが? (最終更新:2000/03/02) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
A8070. |
以下のように決められています。
なお、最新の情報は以下のURLより確認できます。 |
削除
Q 2100 Q 2110 Q 3080 Q 3100