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ニュースレターNo20/2002年3月発行

4 活動報告

4-3  委員会報告

4-3-1 評議委員会報告

JPNICでは偶数月の第2木曜日に定例で『評議委員会』という会議を公開で行っています。評議委員会は2001年度から始まった新しい仕組みですが、ここでは、『評議委員会』ではどのようなことが行われているのかを簡単にご説明します。

評議委員会は、IPアドレス、JPドメイン名、DRP、技術の各検討委員会の委員長と担当理事、執行理事の12名、加えてリエゾンメンバーとよばれるJPNIC外の組織から6名の計18名で構成されています。

各検討委員会から提案されるポリシなどに対して、委員会間の調整を図るのはもとより、外部組織の方も交えて、より広い立場・角度から議論し、その検討結果を理事会に報告・提案することが会の主な目的です。評議委員会の提案は、理事会に対する勧告的な意見として効力があり、理事会は最大限に提案の趣旨を尊重しなければなりません。このような性格から、意見を無理やり調整・集約することはせず、むしろ理事会が判断、審議するための情報収集を行うことを主眼としているため、反対意見も含め活発な意見交換がなされています。

また、評議委員会はJPNIC、インターネットコミュニティにおける時流、動向がいち早く話題に上る場でもあります。2001年10月11日の評議委員会では、IP事業部からは台湾で行われたAPNICのOpen Policy Meetingについて、またインターネット推進部からはICANNのモンテビデオ会議の出張報告がなされ、日本の状況だけでなく世界的に何が起こっているかという情報も共有することができました。こういう場を提供できるのも評議委員会ならではとなっています。

評議委員会は、先にも述べましたとおり公開で行っておりますので、どなたでも傍聴し、意見することが可能です。また、さまざまな事項を幅広く検討するために一般からの意見募集も実施することがあります。事務局では、一人でも多くの方に一度評議委員会をご覧になっていただき、また意見募集の際は意見をお寄せいただいてJPNICの活動にご参画いただきたいと切に願っています。資料等詳細は下記にて公開していますので、是非ご覧下さい。

http://www.nic.ad.jp/ja/materials/council/

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