ニュースレターNo.39/2008年7月発行
第71回IETF報告(全体会議報告)
概要
映画『ロッキー』の撮影地として有名で、ペンシルバニア大学など多くの大学がある文教都市、全米人口第5位、全米第4位の都市圏を持つなどさまざまな面を持つ魅力あるフィラデルフィアで、IETF71は開催されました。スギ花粉から逃れることができましたが、都会に特有(?)の埃っぽさと乾燥で体調を崩す参加者もいたようです。
多くの有名なホテルや歴史的建造物が軒を連ねる一角の、マリオット・フィラデルフィア・ダウンタウンにて、今回も多くの研究者やオペレーターが参加して、活発な議論が行われました。到着した週末は、大規模なフラワーショウや1週間早いSt.Patrick's Dayのお祝いがあり、パレードが盛大に行われていました。
また、会期中は、America's Best Beer-Drinking Cityに選ばれたお祝いのBeer Weekも開催されており、ビールを楽しんだ人々も多かったようです。
- 会期:2008年3月9日(日)~14日(金)
- 会場:Marriot Philadelphia Downtown(Philadelphia,PA,USA)
- 参加費:635USD(early registrationの場合)
- セッション数:119(tutorial、training、plenary sessionを除くWGやBoFセッション数)
- ホスト:Comcast社(アメリカのケーブルTV会社)
- 参加登録者数:1,131人(1,000人強で常態化しているようです)
- 参加国数:49(国別の分類などもUS、JP、FR、CAなど変わらず)
今回のIETFでは、ホストであるComcast社提供によるIPv4-IPv6トランスレータを利用した接続実験や、Google社のIPv6サポート発表などがあり、いつもの議論重視型だけではない新しさが感じられました。新しい試みもそうですが、新しく議論となった事項も、IPv6への移行やIPv4との共存、そのために必要な現実解とその実装提案が多くみられました。また、プレナリセッションで話されたIPTVをはじめとする、大容量通信に必要な技術やセキュリティについての議論も活発だったように思います。
今回のホテルでは、各BoF会場に通じる広いホワイエに沢山の椅子とテーブルが用意され、朝食の提供があり、そのまま夜は軽食も提供されるラウンジとなり、1日中、尽きることなく議論されていました。このラウンジ周辺をはじめとして、世界中から集まる研究者や技術者がじっくり意見交換できる場として夜中まで話し込む姿があちこちで見られ、寝る間を惜しんで何かに取り組んでいる姿を目にし、非常に大きな刺激を受けました。
IETF Operations and Administration Plenary
いつも通り、Operations and Administration Plenaryは、4日目の夜(3月12日、17:00~19:30)に行われました。開式の挨拶の後は、恒例のホストからのプレゼンテーションで、今回は、Comcast社のJohn Schanz氏から発表がありました。1994年に開催されたIETF31との比較で始まる同氏のプレゼンテーションでは、“digital generation”をキーワードに、1994年当時の技術と現在の技術の比較、特に、ユーザーに利用されるアプリケーションの変遷とそれを支える基盤ネットワーク技術の推移が整理され、これから先の道筋を考えさせる内容で、参加者の議論への意識をさらに高めるものでした。
IETFでは、会期中を通して、会場各種設備の他、ネットワークも提供され、その状況については、プレナリセッションで“NOCレポート”として報告されます。今回は、前述の通り、Comcast社が持ち込んだトランスレータが会場のIPv4ネットワークをIPv6に変換してComcast社バックボーンに送り、そこから接続先に応じてIPv4にあらためて変換し、同社のバックボーンにトランスレータ実験環境も提供されていました。また今回、native IPv6環境のみで生活してみるIPv4 Outage実験もあり、いつもの無線LAN(802.11a/b/g/n+802.1X、ipv4-ipv6 dual stack)以外にも、IPv6-ONLYや464といったSSIDが観測できました。
NOCレポートは、Comcast社とともに運用を委託されたVeriLAN Event Services社のMorgan Sackett氏から発表がありました。今回、新しい無線APの機材提供があり、多少トラブルが発生したことや、アップストリームの帯域が100GbpsのEthernetの他、10Gbpsx8の光回線が用意されたこと、ピークのトラフィックボリュームが45Mbpsであったこと、IPv6については、BGPのピア先では10のうち6ISPとv6のピアを持てたことやステートフルなDHCPv6を稼働させたこと、DNS/SMTP/NTPといったサービスをIPv6でも成功裡に提供できたことが発表されました。しかし一方では、IPv6は運用技術そのものや経験についてまだ問題があるという発言もありました。
前回のIETF70からの活動報告では、新設されたWGが5、終わったWGが2で、合計120ものWGが活動中で、全体数は変わらずに推移しています。新しいドラフトは337提出されており、更新も881あったとの報告がありました。IETF Last Callのステータスにあるものは60で、承認プロセスが完了し、発行待ちになっているものが50で、RFCとして発行済みの文書は73という状況です。
IANAの活動報告では、IETF関係では1,240のリクエスト(761のprivate enterprise number申請、 92のport申請、125のTRIP ITAD番号申請、30のメディアタイプ申請)処理があったことや、相変わらず文書のレビュー件数は300を超えていることなどの報告がありました。また、秘書業務の移管がスムーズに完了したこと、RFC4748で規定されている知財権に関する文書更新について、関係者の整理を行い権利を明確化したことの報告がありました。
経費報告など定常業務発表の後は、前回提示された「IPv4 Outage Experiment」について、取りまとめ役のLeslie Daigle氏から発表がありました。今回は、単なる発表ではなく、参加者が一斉にIPv4 Outage体験をすることによって議論を進めるというもので、プレナリセッションの最後には、この体験の統計調査についてリアルタイムな報告もありました。
今回の実験は、前回IETF70におけるオープンマイクでのコメントを受け、IPv6-Onlyなネットワークにしてみて、IETF71参加者が実際に体験してみることと、将来のプロトコル策定作業の検討材料としての公式なデータ取得を目的に実施されました。この実験中は、646のトランスレータもなくなり、会場内も外部へのアクセスも全てIPv6のみとなりました。
ここで、Google社の検索サイトがIPv6に対応したという紹介があり、会場からは拍手喝采がありました。また、2008年1月29日にGoogle社とNOKIA社がサンノゼで開催した“Google IPv6 Conference 2008”の短い紹介もありました。当日の模様は、Google社傘下の動画サービスであるYouTubeでも閲覧できるようになっています。参加者用のメーリングリストには、「google、techtalk、ipv6で検索すると出てくるよ」という連絡がされていました。IPv6対応のGoogle検索サイトは、 http://ipv6.google.com/ でアクセスできます。IPv6版Googleの他にも、IETF71でIPv6接続する際の役立つ情報は、IPv4 OutageのWebサイトにまとめられています。
会場からも、各種端末におけるOSの状況報告、RA(Router Advertisement)で流れるメッセージ中にM&Oオプション※1がなかったという報告、動作したアプリケーションの報告、DNSの設定支援がない、といった沢山のコメントが出ていました。
この実験中に採取したデータについては、利用者の推移状況やトラフィックの他、到達可能なIPv6アドレスについて約1,000ヶ所観測されたことの報告がありました。
- IETF71 IPv4 Outage Main WEB Page:
- http://wiki.tools.isoc.org/IETF71_IPv4_Outage
こうした、IPv6-Onlyなネットワーク提供だけにしてみる試みは、IETF71の他に、NANOG42(2008年2月)、APRICOT2008(2008年2月)でも実施されており、そこでの結果比較なども今後される模様です。
なお、今回で退任となるIESGメンバーは、Sam Hartman氏(Security Area Director)、IAOC(The IETF Administrative Oversight Committee)メンバーは、Kurtis Lindqvist氏で、両氏に替わって、IESGにPasi Eronen氏、IAOCにOle Jacobsen氏が選出されました。
IETF Technical Plenary
最後にTechnical Plenaryについてですが、これも通例の5日目の夜(2008年3月13日、17:00~19:30)に行われました。
いつものように、IRTFとIABからのレポートから始まり、テクニカルセッション、オープンマイクという流れでした。
「IRTF Report」は、IRTFチェアのAaron Falk氏の、「今回のIETF71ではいつもより大きなクッキー(Cookieと食べ物のクッキーとをかけての発言)を用意した。IETFにクッキーはいろんな意味で大事だからね」というコメントから始まりました。IETF71の会期中に、七つのリサーチグループ(Internet Congestion Control、Anti-Spam、Routing、Scalable/Adaptive Multicast、Delay Tolerant Networking、Host Identity Payload、Network Management)の会合があったことや、End-Middle-End RG、Internet Measurement RGの二つのグループがクローズしたことといった報告がありました。新しい動きとして、IABから“unwanted traffic mitigations”に関するリサーチグループ設立の要望が出ていることや、ネットワークの可視化や、QoSのポリシーフレームワークについてトピックが挙がっていることの紹介がありました。
約1年にわたって精力的に続いているRouting RGでは、相変わらず活発な議論があり、新しいルーティングアーキテクチャの提案に対する評価を実施中という報告がありました。最終的には、2009年3月までに、推奨アーキテクチャとして取りまとめられる予定です。
Delay Tolerant Networking RGは、会期中、ターミナルルームで相互接続試験を実施したり、カジュアルなBoF(空いてる場所でアドホックに行う議論)を開催し、コミュニティベースのDTN実装のリファレンス作りについて話が進んでいたという報告がありました。
Mobility Optimizations RGについては、大方のトピックについてまとめが終わり、活動も大詰めにあるようです。その他のRGについても、粛々と議論や文書が出ているとのことでした。
続いて「IAB update」では、IABの4メンバー交代についての報告がありました。Leslie Daigle氏、Elwyn Davies氏、Eric Rescorla氏、Kevin Fall氏に替わって、Gonzalo Camarillo氏、Stuart Cheshire氏、Gregory Lebovits氏、Andy Milis氏の4人が新メンバーに加わりました。
IABとして現在まとめている文書は以下の三つです。
- 「Internet上の端末設定の原則」
(Principles of Internet Host Configuration, draft-iab-ip-config-01.txt) - 「よいプロトコルの条件」
(What makes For s successful protocol?, draft-iab-protocol-success-02.txt) - 「DNS拡張を行う際のデザインの選択性について」
(Design choices when expanding DNS, draft-iab-dns-choices-05.txt)
このうち、最後のDNSに関する文書は、“impending publication”となっています。ここで、チェアからあらためて、“impending publication”について説明がありました。段階としては文字通り“発行直前”で、最後にIETF参加者に文書へのフィードバックを求め、その後IAB内での意見調整を経て、文書発行とするそうです。なお、IAB自身による文書をRFCにする際のプロセスについては、RFC4845に書いてありますが、この中に、“call for comments”として加えられるそうです。ITU-T内にT-MPLSについてのアドホックな委員会が、SG13委員会の際にあり、引き続き具体的な技術検討を行うための検討委員会が発足したという報告がありました。IETFからは、MPLSのインターオペラビリティに関するデザインチームがこの検討委員会に参加しており、総勢で20人のジョイント・ワーキング・チームとなっているそうです。
今回の「Technical Discussion」では、IPTVに焦点をあて、先行開始しているIPTVサービスの状況報告と、P2P型ビデオストリーミングについてのケーススタディの報告がありました。はじめに、このセッションのコーディネーターである、IABメンバーのBarry Leiba氏から、ニューヨーク・タイムズ紙に掲載された「TiVo and YouTube to Deliver Web Video to TV(2008年3月12日)」の紹介がありました。これは翌日にロイター経由で世界各国に配信されたので、日本のメディアを通じてご覧になった方も多いと思いますが、YouTubeが公開したAPIを利用して、TiVo社製のデジタル・ビデオ・レコーダー経由で、YouTubeをテレビ画面で視聴できるサービスを開始するというものです。この記事の中にある、「技術オタクがよく言う“こんなユーザー利用シーン”が一歩近づいた」といったあたりが読み上げられ、TVとインターネットという全く違うプロトコルをどうやって可能にしているのか、まさにそうした流れを作っている人達にプレゼンテーションをしてもらいます、という宣言の後、2人のプレゼンターの紹介がありました。
最初のプレゼンターである、Marshall Eubanks氏(AmericaFree.TV主宰)からは、“The Video Tsunami: Internet Television, IPTV and the coming wave of Video on the Internet”というタイトルで、IPTVの最新動向やAmericaFree.TVの紹介、これからどうなっていくかという予測の話などがありました。「厳密にはまだ決まっていないけれど」と前置きをした上で、まず、TVやIPTVとInternet TVといった言葉の定義が説明されました。
同氏曰わく、TVは放送(broadcast)であり、Internet TVは、インターネット上でエンドユーザーにvideoチャネルの配信をすること、IPTVは、IPプロトコルを使ってローカル事業者がローカルネットワーク上でvideoを配信することということだそうです。
例えば、ケーブルテレビ事業者が提供するセットトップボックス(STB)まで含めた技術検討がIPTVには必要ですが、Internet TVではSTBの仕様などは含まれません。Eubanks氏の見解では、いずれこの二つの技術の流れは一つにまとめられていくだろうとのことです。続いて、ケーブルテレビ業界のIP化の動向やYouTubeのトラフィックの伸びといった背景説明があり、こうした背景からもIPTVやInternet TVが流行する兆しはわかるということです。
MINTS(The Minnesota Internet Traffic Studies, http://www.dtc.umn.edu/mints/home.html)やシスコ社では比較的長期間にわたりトラフィックの傾向分析を行い、その研究成果も注目に値するという紹介がありました。いくつかの研究成果を重ね合わせてみた結果として、やがてvideoに関するトラフィックが全体の50%に成長し、それを支えるのはP2Pによるものになるだろうという観測になったそうです。
同氏はここで、Zipfの法則※2や2-8の法則とロングテイルの関係により、この観測を裏付けました。技術的には、マルチキャストストリーミングがこうした流れを後押ししますが、「管理」(Walled garden approach)と「自主性」(Global utility approach)の間で管理を重んじると、発展しない場合も考えられるという問題指摘もありました。とはいえ、AmericaFree.TVの視聴者は、英語圏を中心に世界中に広く分布しており、2Mbps以上の帯域を使って高解像度の画像を見ている人も3割程になってきているそうです。
マルチキャストユーザーも5%程いるそうですが、P2Pについては、こうしたストリーム放送にはまだ技術が成熟していないことや、既存の誰もが使えるトランスポートプロトコルを優先させていることから使っていないそうです。ユーザー動向から見えてくる課題はいろいろあるようですが、とりわけ、コンテンツについてはロングテイル型の嗜好性が顕著であっても、行動様式としてはWebの訪問時間と違い長時間見るため、Webアクセスのモデルを参考にしたネットワーク設計は立ちゆかなくなる可能性が高いことや、ビジネスモデルにも問題があることが指摘されて、締めくくられました。
会場からのコメントの中には、中国の研究者から「自宅のSTBではIPTVが見えるが、AmericaFree.TVは視聴できない」というものがあり、“Walled Garden”の身近な現実について再認識する場面がありました。
2番目のプレゼンターPolytechnic UniversityのKeith Ross教授による、“Peer to Peer Live Internet Video”では、YouTubeやjustin.tvを例に「これはIPTVだろうか?」という問いかけから始まりました。そうしたvideoチャネルでダウンロードできるものは、エンドユーザーが過去に作ったもので、スポーツ中継のように現在進行形で起きていることを多数の人間が高精細な映像で共有することはできず、それを可能にしようというのがRoss教授が研究する“P2P Live Video”だそうです。
P2P基盤は、BitTorrentの仕組みをベースに改良が加えられてきていますが、あちこちで発展した結果、現在“P2P Live Streaming”と呼ばれるものには、多くの互換性のないシステムができあがっているという報告がありました。技術の標準化とそうしたコモン・プロトコルを利用することも重要ですが、よいシステムを機能させるためのインセンティブも必要であるという主張の下、「アップロードすればするほど、品質が上がる仕組み」の提案がありました。実際にこれを実現するシステムとして、配送する際に、レイヤチャンクと呼ばれるレイヤ構成を作り、パフォーマンス測定実験などを行っているそうです。
現実の運用状況を見ても、またその技術を広く共有する動きや標準化の努力を見ても、TVやビデオコンテンツの扱い方をめぐって、新しい技術進展がありそうな期待感を持って、このセッションは終了しました。
最後のオープンマイクでは、今回のIETF71での各種IPv6に関係する実験を受けて、今後はどうしていくべきか、という話が多く出ていました。前回までは、こういう話の際に、「需要と供給」「マーケット規模」といった話が出てくるとなかなか進展が困難といった議論になっていましたが、今回は、このアプリケーションはサポートできている、できていないといったことがわかり、そうした現実的な問題を取り扱った議論が多かったように思います。
おまけ
今回のSocial Eventは、冒頭でご紹介したロッキーが、あの有名なロッキーステップで駆け上がる撮影地、フィラデルフィア美術館を貸し切って行われました。
1人30ドルを払って、事前に購入申し込みをするのですが、直前まで「誰かチケットを譲ってくれないか」というメールが参加者メーリングリストに出ているくらい人気がありました。館内は非常に広く、いろいろな年代の絵画や美術品が広く集められており、かなり駆け足で回らないとセッション終了後からでは見切れないほどでした。特別展示では、フリーダ・カーロというメキシコの女流画家の作品や、写真など作品にまつわるものが展示されていました。軽食と飲み物が提供されますが、最近のアメリカでの食事は結構味がよくなっていて、丸の内のちょっとお洒落なカフェで食べるワンプレートランチのようでした。食事をしながらも、そこかしこで技術談義がされていたようです。
会場ホテルから美術館までの往復に使われたバスは、アメリカとしては古い町並みのフィラデルフィアに合うような、可愛らしいデザインでした。バスの中では、「みんなIETF仲間」のような雰囲気で、気軽に自己紹介しあったり、ジョークを言いながらも、合間には、「自分はこんなことをしているんだよ」という話があったりと、たった10分程度の行程でしたが楽しくもあり、どんなところでも技術に関する話が出てしまうところが、IETFならではだなぁと思いました。
また、最終日の3月14日は、Pai Day(円周率3.14と日付の3.14をかけた記念日)ということで、朝の軽食コーナーにはパイが提供されていた模様です。「気がついて見に行ったらもうなくなってた!」という報告がメーリングリストに投稿されていました。日本ではあまりなじみがないですが、アメリカでは大学を中心にパイでお祝いされるそうです。
次回のIETF72は、2008年7月27日から8月1日まで、アイルランドのダブリンで、アルカテル・ルーセント社がメインホストで開催されます。なんとIETF71終了時点で、会場となるホテルの予約がいっぱいという話がされていました。稟議や予約は早めにするのが良さそうです。
(株式会社インテック・ネットコア 廣海緑里)
- ※1 M&Oオプション
- RAで配布される情報のうちMオプション(ManagedFlag)とOオプション(OtherConfigFlag)のことを言います。
- ※2 Zipf(ジップ)の法則
- サイズがK番目に大きい要素が全体に占める割合が1/Kに比例するというもので、氏のプレゼンテーション中では、次の方程式を用いて表現されていました。
Pは使用頻度、Kは定数、Rは順番、ZはZipf指数とした場合;z-1 P=KR