メインコンテンツへジャンプする

JPNICはインターネットの円滑な運営を支えるための組織です

ロゴ:JPNIC

WHOIS 検索 サイト内検索 WHOISとは? JPNIC WHOIS Gateway
WHOIS検索 サイト内検索

ニュースレターNo.7/1996年11月発行

4. JPNIC 関連情報

4.1 情報サービスの利用方法

FTP, WWW, Gopherの利用統計が英語ページの7.6 にあります。併せて御覧下さい。

1. 電子メイルによる利用(mail-server)

 ファイル転送(anonymous ftp)および情報検索サービス(whois)の機能は、電子メイルでも利用できます。この機能を使用すれば、IP接続がなくとも、電子メイルだけで、JPNICが配布する文書や、JPNICが管理する情報を検索した結果を受け取ることができます。

 以下のコマンドの入った電子メイルを、mail-server@nic.ad.jpへ送ると、ファイルあるいは検索結果が、差出人(From:に記述されたアドレスか、Reply-To:の指定があれば、その指定アドレス)へ送り返されます。 巨大なファイル(50Kバイト以上)は分割して送り返します。

 使用できるコマンドは以下の通りです。

send help この説明文書自身を送る
send index ファイル一覧表を送る
send filename filenameで指定したファイルを送る
whois keyword keywordで検索した結果を送る
end コマンドの終りの指定,これ以降は無視する

 コマンドはメイル本文の第一行目から記入し始めます。1行に1コマンドづつ記入し、endで終ります。例えば、この説明文書およびファイル一覧表は以下の操作を行なって、受け取ることができます。

% mail mail-server@nic.ad.jp
Subject:
send help
send index
end
.
%

システムによっては、Subject:を問い合わせないものもあります。本サービスを利用する上でSubject:は不要です。あっても無視します。送信文の終りの印 "."は、システムおよびその設定により異なる場合がありますので、各システムのドキュメントを確認してください。パソコン通信などから利用される場合、メイルボックスに保有できるメイル総数および総量などがパソコン通信のシステムによって制限されている場合があるので予め確認の上利用して下さい。

 注: JPドメイン名申請、IPアドレス申請、ドメインネームサーバの設定手続きに関する文書は、mail-serverを利用する他に、それぞれ、info@domain.nic.ad.jp,info@ip.nic.ad.jp, info@dns.nic.ad.jpに電子メイルを送ることによっても入手できます。

2. インターネットにIP接続されている場合に利用可能なサービス

2.1 WWW(World Wide Web)の利用

IP接続され、Microsoft Windows, Windows95, Macintosh, X11などのウィンドウ・システムなどが使え、クライアント・プログラム(Mosaic, Netscape等)がローカルのマシンにinstallされていることが必要です。ただし、lynxは、text情報しか表示できませんが、vt100 terminalなどの文字しか表示できない環境でも利用可能です。

Open URL (Open Location)でhttp://www.nic.ad.jp/を指定すると、JPNICのwww serverにアクセスできます。WWWクライアントの利用方法の説明は、これだけ普及したいまでは、不要と思われますので略します。

WWWブラウザ(クライアント)では、WWWで読みやすいように加工した情報に加え、以下の、whois, ftpで提供する情報も入手できます。ニュースレターのバックナンバーもHTML形式で提供されています。

2.2 whoisの利用

ネットワーク・プロジェクトに関する人、アドレス、組織などについての情報を調べることができます。次のように、key-wordを入れると、それに関連する情報が表示されます。以下はUNIXコマンド行での基本的な使用例です。

whois -h whois.nic.ad.jp key-word

whois -h whois.nic.ad.jp helpとするとヘルプ情報が日本語で表示されます。また、日本語が表示できない場合は最後に/eをつけ、次のようにすれば英語の情報が得られます。

whois -h whois.nic.ad.jp help/e

注:この場合、key-wordと/との間には空白をいれないでください。また、*印等を使う場合は、key-wordの前後を2重引用符で括る必要があります。
注2: Whoisは、WWWブラウザから、下記のURL (Uniform Resource Locator)で利用できます。
  http://www.nic.ad.jp/cgi-bin/whois_gate
  http://www.nic.ad.jp/cgi-bin/new-whois-gate.pl
   (実験中。すべての検索オプションをボタンで選択できる。)

2.3 anonymous ftpの利用

ftp.nic.ad.jpに保管してあるfileを取得できます。WWWブラウザからでも、簡単に利用できますが、ここでは、UNIX, DOSなどのコマンド行からの使用法を説明します。

ftp ftp.nic.ad.jp

とすると、user idをきいてくるので、anonymousと入力し、passwdには、自分のmail addressを入力してください。以下に、その例を示します。nameserverからaddressをとれない場合は、直接IPaddress (202.12.30.34)を指定することもできます。但し、将来このIP addressは変わる可能性があるので注意してください。(事務局移転のため、No.4のものと異なっています。)

% ftp ftp.nic.ad.jp
Connected to ns.nic.ad.jp.
Name (ftp.nic.ad.jp:tatsumi): anonymous <- user idはanonymousといれる.

331 Guest login ok, send ident as password.
Password: <- 通常 mail addressを入れる.
 
230 Guest login ok, access restrictions apply.
ftp>


←user idはanonymousといれる。

←通常mail addressを入れる。
←ftpのcommandが使える
  ここで?を入力すると、
  command一覧が表示される。

最低 ls, getのcommandを知っていれば必要なfileを取得することができます。lsとすると、fileとdirectoryの一覧が表示されます。pub directory以下のfileの一覧は、ls-lRに納められているので、このfileを取り寄せてから、必要なfileをgetしたほうが効率よいでしょう。その例を以下に示します。

ftp> ls
bin
dev
etc
lost+found
ls-lR
pub
src
usr
ftp> get ls-lR

ディレクトリ/pubの中には、会員略称のサブディレクトリにJPNICの96会員(1996年2月19日現在)の登録情報の他に、

/pub/jpnic/ 各種申請手続きに関する文書、割り当て済みドメイン名、IPアドレス一覧など
/pub/jpnic-pub/ 会則、細則、入退会手続き、公開議事録、統計情報など
/internet/ Internet RFC, internet-draftsなど、他のftpサーバからミラーされた情報
/jcrn/ 研究ネットワーク連合委員会(JCRN)の情報

など、合計で810MBytesの情報が格納されています。

2.4 gopherの利用

JPNIC Gopherでは、ほぼFTPサーバと同じ情報を提供しています。提供している情報の多くはテキストですので、WWWを使用できなくてもgopherで簡単に利用できます。

UNIXコマンド行などで、gopher gopher.nic.ad.jpと入力するとJPNICのgopher serviceのメニューが現れます。通常、?を入力すると、gopherの使用方法が表示されます。これはローカルのマシンで、help fileを用意してあれば利用できる機能です。欲しい情報を見るには、そのメニュー番号を入力するか、そこへカーソルを移動させ、returnを押します。一つ上のメニューへ戻るにはu、main menuに戻るにはm、終了するにはqを入力します。現在見ている情報を電子メイルで取得するには、mを入力しmail addressを入力してください。基本的には最下行に簡単なhelpがいつも表示されています。

2.5 日本語文字コードについての注意

JPNICのメイルサーバ、whois、ftp、www、gopherサーバで提供する日本語の情報は、いわゆるJIS 7bit符号で書かれています。whoisの利用には、端末の日本語文字表示符号をJIS 7bitにするか、漢字コード変換を行なうプログラムを使用して表示できる符号に変換してください。最近利用が増えているNetscape、Mosaicなどの多くのWWWブラウザでは、漢字コード変換を自動変換して表示する機能が備わっています。ファイルに格納した場合、望む符号にならない場合があります。

3 各サービスのaddress一覧

mail-server: mail-server@nic.ad.jp
whois: whois.nic.ad.jp
ftp: ftp.nic.ad.jp
gopher: gopher.nic.ad.jp
www: www.nic.ad.jp

このページを評価してください

このWebページは役に立ちましたか?
よろしければ回答の理由をご記入ください

それ以外にも、ページの改良点等がございましたら自由にご記入ください。

回答が必要な場合は、お問い合わせ先をご利用ください。

ロゴ:JPNIC

Copyright© 1996-2024 Japan Network Information Center. All Rights Reserved.