RPKIのROAを使ったインターネットにおける不正経路への対策ガイドライン

公開 2024年11月13日

概要

本ガイドラインは、国内のISP等、インターネットの接続性に関わる事業や技術的運用行っている組織の経営者および技術者の方に向けたもので、相互接続ネットワークであるインターネットにおける不正な経路情報への対策、特にRPKIを使った対策の指針を示すものです。

不正な経路情報に起因するさまざまな不具合、および不正な経路情報を用いた犯罪等を抑止するにあたり、 RPKI技術を用いた対策技術を各組織や個人において導入する判断に資する事項を示します。

このガイドラインは令和4年度から令和5年度にかけて総務省において行われた事業「ISPにおけるネットワークセキュリティ技術の導入および普及促進に関する調査」の一環で案が作成され、総務省におけるサイバーセキュリティタスクフォース ICTサイバーセキュリティ政策分科会(第5回)で報告されて、Web掲載されました。その後、国内インターネットレジストリであり、日本国内におけるリソース証明書の発行主体である当センターが引き受け発行することになりました。