ICANNトピックス
2003年9月19日
ICANNと米国商務省がDNSの管理権限移行のための覚書を更新
ICANNと米国商務省は、両者の間で締結しているドメインネームシステム(DNS) の管理権限移行のための覚書が2003年9月30日をもって失効することに伴い、同 覚書を改正し、さらに3年間更新すると発表しました。
この覚書は、DNSの技術的管理の権限を米国政府から民間セクター(ICANN)へ 移行させるために、その方法や手順を両者が共同で策定することを目的として、 1998年11月に締結されたものです。当初は、権限移行の目標期限を2年後の2000年 9月末としていましたが、その後数回にわたり覚書の改正・更新が行われ、今回の 改正によってさらに期限が2006年9月30日まで延長されることになりました。
覚書には、DNSの管理権限を移行させる上で両者が果たすべき責務や目標が規定 されており、ICANNはこの覚書に基づいてインターネットの各種資源の調整および 関連ポリシーの策定といった活動を行っています。
ICANNアナウンス(2003年9月17日)
http://www.icann.org/announcements/announcement-17sep03.htm
以上