2003年11月25日
ICANNのスタッフマネージャーが
TLDレジストリ運用の変更手続に関するイシューレポートを発表
2003年11月19日、 ICANNのスタッフマネージャーは、 TLDレジストリの運用を変更する際の予見可能な手続の必要性に関するイシューレポートを発表しました。
このレポートは、ポリシー策定プロセス(PDP)の一環として、 分野別ドメイン名支持組織(GNSO)評議会がICANNスタッフへ要請し、 作成されたものです。
従来、TLDレジストリの運用を変更する際には、 ICANNとレジストリ運用者(もしくはスポンサー組織) との間の契約に順守した形での非公式な手続が取られてきましたが、 昨今、VeriSign, Inc.による「SiteFinder」や「Wait Listing Service」 などの新たな.com/.netレジストリサービスの導入をめぐって、 コミュニティ内に混乱が生じたことから、 TLDレジストリ運用における変更に関しては、 明確かつ予見可能な手続に則って検討を行う必要性が認識されるようになりました。
本レポートでは、GNSOに対し、 こうした手続を確立するためのポリシー策定プロセスを開始するよう勧告すると共に、 優先して検討すべき問題やポリシー策定の方法・手順についても提案しています。
スタッフマネージャーからのイシューレポート(2003年11月19日)
以上