メインコンテンツへジャンプする

JPNICはインターネットの円滑な運営を支えるための組織です

ロゴ:JPNIC

WHOIS 検索 サイト内検索 WHOISとは? JPNIC WHOIS Gateway
WHOIS検索 サイト内検索

2004年4月19日

各位

社団法人日本ネットワークインフォメーションセンター

IDN-AdminガイドラインがInformational RFC(RFC3743)として発行

 2004年4月14日(米国時間)に、 IDN-Adminガイドライン (中国語、日本語、韓国語のための国際化ドメイン名登録管理ガイドライン) がRFC3743として発行されました。

 国際化ドメイン名(IDN)の技術の標準化は2003年3月に一連のRFCが発行されることによって完了しましたが、 これらは、ドメイン名を構成する文字を従来の「ASCIIの英数字とハイフン」 から各国で使われている様々な文字に拡張するための規格でした。 その中には、言語特有の問題への配慮は含まれておらず、 IDNを構成する文字の中には等価や等価に近い意味合いを持つ文字 (例:国と國など)があることから、 それが原因で誤解や混乱を招く文字の組み合わせでの登録がなされるのではないかという懸念がありました。

 今回、IETFからInformational RFCとして発行された文書は、 そのような言語特有の問題をIDNの登録管理において解決するためのガイドラインであり、 これまでJET(Joint Engineering Team;JP、KR、CN、 TWの各NICで構成される技術検討グループ) を中心に検討されてきたものが結実したものです。

 このガイドラインは、 基本的にTLD(トップレベルドメイン) レジストリが採用するものという位置付けになりますが、 これを採用するTLDレジストリは、IDNとして登録可能な文字と、 またどの文字とどの文字を等価とみなすのかということなどを定義した 「異体字テーブル」を用意する必要があります。 各TLDレジストリで採用される「異体字テーブル」は IANAに登録されることになっています。 (日本語JPドメイン名で使用される「異体字テーブル」もIANAに登録されています。)

関連URL

JETによる中国語、日本語、韓国語のための国際化ドメイン名登録管理ガイドライン

"Joint Engineering Team (JET) Guidelines for Internationalized Domain Names (IDN) Registration and Administration for Chinese, Japanese, and Korean"
http://www.ietf.org/rfc/rfc3743.txt

国際化ドメイン名言語テーブルの登録について

"IDN Language Table Registry"
http://www.iana.org/assignments/idn/

.JPのための日本語異体字テーブル(JPCHAR)

".JP Japanese Character Table"
http://www.iana.org/assignments/idn/jp-japanese.html

以上

このページを評価してください

このWebページは役に立ちましたか?
よろしければ回答の理由をご記入ください

それ以外にも、ページの改良点等がございましたら自由にご記入ください。

回答が必要な場合は、お問い合わせ先をご利用ください。

ロゴ:JPNIC

Copyright© 1996-2024 Japan Network Information Center. All Rights Reserved.