2005年6月3日
VoIP/SIP相互接続検証タスクフォース
NETWORLD+INTEROP TOKYO 2005における
相互接続検証試験デモのご紹介
本イベントは既に終了しました。
拝啓 時下、ますます御健勝のこととお喜び申し上げます。平素は当タスクフォースの活動におきまして格別のご高配を賜り厚くお礼申し上げます。標記の件につきまして、下記の通りご案内申し上げます。
敬具
記
概要
この度、VoIP/SIP相互接続検証タスクフォース(主査:東京大学 江崎 浩教授、事務局 社団法人日本ネットワークインフォメーションセンター、株式会社三菱総合研究所)では、2005年4月に実施した「異なる事業者間での相互接続性検証試験」の成果の一部を、2005年6月8日~10日に幕張メッセで開かれるNETWORLD+INTEROP TOKYO 2005(略称:N+I 2005 http://www.interop.jp/)でご紹介いたします。上記検証試験では、事業者(ISP)間をまたがるSIP(Session Initiation Protocol) 相互接続性のNNI(Network-to-Network Interface)検証試験を実施し、SIPに関する相互接続性と技術的課題を確認しております。
デモ展示における機器構成
デモ展示参加者(50音順)
- <通信事業者(ISP)>
- NTTグループ
(NTTサービスインテグレーション基盤研究所、東日本電信電話(株)、西日本電信電話(株)、NTTコミュニケーションズ(株)) - KDDI(株)
- 日本テレコム(株)
- フュージョン・コミュニケーションズ(株)
- <端末ベンダ>
- (株)アズジェント
- 岩崎通信機(株)
- 沖電気工業(株)
- シスコシステムズ(株)
- (株)ソフトフロント
- 富士通(株)
- ヤマハ(株)
VoIP/SIP相互接続検証タスクフォースについて
VoIP(Voice over IP)システムは、家庭、企業、プロバイダのすべての領域において急速に普及し始めていますが、ベンダおよびプロバイダが、それぞれ独自に開発、サービスを提供してきたことから必ずしも相互接続性が確立しているとは言えない状況にあります。VoIPシステムが現在の「電話」と同様に本格的に普及し、さらに、VoIP技術を核にしたマルチメディアサービスの展開が伴い、産業社会活動において広く利用されるためには、ベンダ間のみならず、プロバイダ間で基本的な相互接続性が実現されなければなりません。
こうした背景から、IPネットワーク上で電話の呼設定を実現するためのプロトコルであるSIPを利用したVoIPシステムの相互接続性実現のために本タスクフォースを設立し、技術検証を通してその確立に向けての一助となる事を目指します。なお、インターネットの需要が急拡大しているアジア地域を初めとする各国各地域との協働体制確立やそれによる種々の関連ビジネス隆盛に向けて積極的に貢献していくことも重視します。
VoIP/SIP相互接続検証タスクフォースに関するお問い合わせ先
VoIP/SIP相互接続検証タスクフォース事務局
E-mail: voip-tf-info@nic.ad.jp
URL: http://www.nic.ad.jp/ja/voip-sip-tf/
担当 澤部(三菱総研) TEL : 03-3277-5739
担当 根津(JPNIC) TEL : 03-5297-2311
以上