ICANNトピックス
2006年1月30日
IPv6グローバルポリシー -
ポリシー提案の早期認識のための背景報告書を更新(2006年1月2日)
はじめに
グローバルインターネット番号資源ポリシーの策定は、 ASO/NROとICANNが交わした覚書の主題です。 また、これに関連してグローバルポリシー案を処理するために、 ICANNルクセンブルグ会合期間中の2005年7月15日に承認された具体的なICANN理事会手順書もあります。
上記の理事会手順書には、 理事会がICANNのスタッフにアドレス関連コミュニティで策定されるグローバルポリシー提案を早期に認識するトラッキングを行うよう依頼できると記されています。 2005年8月16日の理事会会議では、 IPv6アドレス空間割り振りのグローバルポリシー提案策定のトラッキングを依頼する決議がされており、 すでに地域インターネットアドレスレジストリ(RIR)にて進められています。 以下にご覧いただける進行状況は、トラッキングの依頼に応じてまとめられており、 ICANN組織およびインターネットコミュニティの方々にご覧いただくため策定に進展があり次第更新される予定です。
進行状況
以下表にて、IPv6グローバルポリシー策定に向けた各RIRの現況をご確認いただけます。 IANAよりRIRに提示されたIPv6アドレス空間割り振り案は、2種類あります。
- APNIC18で説明された「初版」(2004年9月発行)
- 議論を経て推敲された「第2版」(2005年2月発行)
2005年10月中旬現在の現況は、すべてのRIRが「第2版」に対応している状況ですが、 以下の表でご覧いただけるように、RIRそれぞれが採用過程の異なった段階にある状況です。
ICANNからのアナウンス(2006年1月3日)
"Global Policy for IPv6 - Updated Background Report for Early Awareness of a Policy Proposal"
以上