2007年1月18日
IPアドレス管理指定事業者各位
社団法人日本ネットワークインフォメーションセンター
障害復旧報告:APNIC逆引きネームサーバの障害について
APNIC逆引きネームサーバにおいて、以下のとおり、 障害が発生しておりましたが、現在は復旧しております。 利用者の皆様には大変ご迷惑をおかけいたしましたことを深くお詫び申し上げます。 本件についてご不明な点などは、 下記の窓口までお問い合わせください。
障害発生日時
2007年1月18日(木) 08:00 ~ 15:45
障害の対象
2406:8000::/32
障害の原因
APNICが逆引きネームサーバを提供しているシステム仕様の不備。
障害に伴う影響
APNICの逆引きネームサーバシステムでは、 IANAからAPNICへの割り振りは/23単位を想定して作られておりましたが、 障害の対象を含むアドレス空間は、 2006年10月3日にIANAからAPNICに 2400:0000::/12として割り振られたものであったため、 JPNICをはじめとするNIR(地域インターネットレジストリ) 管理下のアドレス空間の逆引きネームサーバの情報を正しく処理することができておりませんでした。
そのため、 JPNICに登録されたネームサーバの情報がAPNICのシステムで正常に反映されておらず、 ip6.arpaの逆引きが委譲されない状態になっておりました。
障害への対応について
障害の検知後、原因の特定を実施し、 緊急対応として上記の障害を起こさないように対応を行いました。 当面の間、IP指定事業者へのIPv6アドレスの割り振りは、 2400:0000::/12以外のアドレス空間から行われます。 また、今後の抜本的な対応は、APNICで検討のうえ、実施される予定です。
本件に関する問い合わせ先
(IPアドレス担当)
以上