2007年2月9日
各位
社団法人日本ネットワークインフォメーションセンター
APNIC逆引きネームサーバの障害について
2007年1月31日に発生したAPNIC逆引きネームサーバの障害の際には、 皆様にご迷惑をお掛けいたしましたことを重ねてお詫びいたします。 今回の障害について、以下のとおりご報告いたします。
障害期間中に起こった事象について、お気づきの点やご不明な点は、 下記の問い合わせ窓口までご連絡くださいますようお願い申し上げます。
障害発生日時
2007年1月31日(木) 19:00 ~ 23:15 (日本時間)
障害の対象
124.147.32.0/19 および 124.147.64.0/18
障害の原因
通常は機械的に行われているAPNIC逆引きネームサーバへの登録作業を、 APNIC担当者が手動で行った際に、誤った情報を登録したため。
障害に伴う影響
障害発生時刻以前には正しく機能していた逆引きゾーンの情報が、 誤った情 報で上書きされたため、 当該アドレス空間の逆引きゾーンが正常に委譲されない状態になっておりました。
障害への対応について
APNICにおいて誤った情報を除去して誤登録以前の状態に戻した結果、 2007年1月31日23時15分頃に当該アドレス空間の逆引きゾーンが正常に委譲されるようになりました。 また、APNICおよびJPNICにおいても正常性を確認いたしました。
APNICからの障害報告では、 本障害は例外的に手動登録を行う際の担当者に よるチェックが十分でなかったことが原因としたうえで、 以下の2点が対策として示されております。
- APNICで現在開発中のレジストリシステムの新規機能によって、登録内容の確認が強化されること。
- 手動登録時の複数担当者によるチェックを徹底すること。
本件に関する問い合わせ先
(IPアドレス担当)
以上