2012年6月5日
ネームサーバ管理者の方々へ
社団法人日本ネットワークインフォメーションセンター
ISC BIND 9に関する脆弱性について(2012年6月)
2012年6月4日、 これまでのすべてのバージョンのBIND 9に存在する脆弱性の情報がISC (Internet Systems Consortium)から公開されました。
下記に、ISCの公開情報とISCのアナウンスに示されている、 本脆弱性への対策が取られたバージョンを示します。 ネームサーバ管理者の皆様におかれましては、 情報収集やネームサーバソフトウェアの確認など、 適切な処置を取られることを強くお奨めいたします。
記
ISCによる脆弱性情報
- (英語)
Handling of zero length rdata can cause named to terminate unexpectedly - https://www.isc.org/software/bind/advisories/cve-2012-1667
- (日本語)
長さ0のrdataによってnamedが異常停止する - https://www.isc.org/advisories/cve-2012-1667-jp
本脆弱性への対策が取られたバージョン
※詳細はISCの脆弱性情報をご覧ください。
- BIND 9.9.1-P1
- https://www.isc.org/software/bind/991-p1
- BIND 9.8.3-P1
- https://www.isc.org/software/bind/983-p1
- BIND 9.7.6-P1
- https://www.isc.org/software/bind/976-p1
- BIND 9.6-ESV-R7-P1
- https://www.isc.org/software/bind/96-esv-r7-p1
以上