各位
社団法人日本ネットワークインフォメーションセンター
ICANN通常理事会(2012年10月13日開催)決議概要
2012年10月13日に開催されたICANN組織人事理事会における決議のうち、 主要なものは以下の通りです。
1. .NAMEレジストリ契約の更新
NAMEレジストリであるVeriSign社とICANNが2007年に締結したレジストリ契約の更新案が、 ICANN理事会によって承認されました。 現行の契約は2012年8月15日に失効していますが、 新たな契約が締結されるまでは契約期間が延長されるという規定となっていたため、 両者の協議や契約更新案に対する意見募集期間を通常通りに経て、 この度の審議に至りました。
意見募集の際には3件の意見が寄せられましたが、 ICANN理事会がそれらを考慮した結果、契約更新案を修正する必要はないと判断し、 また契約更新案は現行の契約に比して大きな改善が見られるとしています。
2. DNS経由のコンテンツブロッキングの影響に関するSSACの勧告
セキュリティと安定性に関する諮問委員会(SSAC)は2012年10月9日付けで、 ICANN理事会に対してDNS経由のコンテンツブロッキングの影響に関する勧告となる 「SAC056: SSAC Advisory on Impacts of Content Blocking via the Domain Name System」 を提出しました。 ICANN理事会は、本理事会会議において同勧告の受領を確認しました。
他の決議事項を含めた詳しい内容は、
以下の原文をご覧ください。
Approved Board Resolutions | Regular Meeting of the ICANN Board (13 October 2012)
以上