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2014年5月23日、資料を追加しました。



各位

一般社団法人日本ネットワークインフォメーションセンター

David W. Chadwick氏講演会
~PKIの信頼構造にある課題とこれから~

本イベントは既に終了しました。

PKI(Public-Key Infrastructure)とアクセス制御をはじめとした情報セキュリティ分野に造詣の深いDavid W. Chadwick氏(英国、ケント大学)を迎えて、 PKIと電子証明書の信頼性に関する講演会を開催する運びとなりましたので、 ご案内いたします。

Home page for D Chadwick - School of Computing - University of Kent

WebサーバにおけるSSL/TLSサーバ証明書をはじめ、 プログラムやPDF文書における電子署名といった多くの用途で使われているPKIは、 今やインターネットのセキュリティを支える重要な技術の一つです。 電子証明書を発行する認証局(CA - Certificate Authority)は、 Webブラウザなどのユーザー環境において、 証明書の有効性を担保する重要な役割を持っています。 さらに、その認証局の信頼性は、 認証局の業務を監査する枠組みによって担保するという構造が取られて きました。

しかし、 イギリスのCoMoDo社やオランダのDigiNotar社といった認証局で、 不正侵入を通じて電子証明書が不正に発行されてしまう事件が報道されて以降、 この構造を含めてPKIにおける信頼の構造を見直す動きがあります。 その一つには、 IETFのWPKOPS WG(Web PKI Operations Working Group)が挙げられます。 WebのPKIに関わるプログラム実装や信頼構造などを調べて文書化し、 今後の実装と構造の改善に役立てる活動が行われています。

Web PKI OPS (wpkops) - Charter, IETF

本講演会では、標準化された頃からの初期のPKIに詳しく、 X.500のディレクトリサービスといったPKIの関連技術にも造詣の深いDavid W. Chadwick氏を迎えて、 PKIの信頼構造についてお話を頂きます。 Chadwick氏は、 WPKOPS WGにおけるディスカッションにも積極的に関わっています。

講演者との直接のディスカッションを通じて、 PKIモデルの持つ課題について理解を深める貴重な機会として役立ていただければ幸いです。

日時

2014年5月1日(木) 16:30-18:30 (受付開始 16:00)

会場

JPNIC 会議室
東京都 千代田区 内神田3-6-2 アーバンネット神田ビル4F

参加費

無料

定員

30名(希望者多数の場合、先着順とさせていただきます)

対象者

PKIと電子証明書に関心のある方

内容(予定)

  • PKIの信頼構造にある課題とこれから
※英語による講演です。質疑応答は逐次通訳を行います。
当日、講演資料の日本語訳を用意いたします。
※プログラムは予告なく変更する場合があります。

資料(事後公開)

リモート参加

終了しました。

お問い合わせ窓口

JPNIC事務局 Chadwick氏講演会 担当
tech-event@nic.ad.jp

以上

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