各位
一般社団法人日本ネットワークインフォメーションセンター
JPNICがICANNおよびJPRSとICANN文書翻訳に関する協力覚書を締結
JPNICは、2015年6月23日(日本時間)、Internet Corporation For Assigned Names and Numbers(ICANN)、 およびJPドメイン名のレジストリである株式会社日本レジストリサービス(JPRS)と、 ICANN文書の日本語への翻訳に関する協力の覚書を締結しました。
JPNICでは、 民間主導によるグローバルなインターネットの資源管理を支持する立場から、 ICANN創設当初からさまざまな協力を行ってまいりました。 例えば、一般財団法人インターネット協会(IAjapan)との共催で、 2001年10月から開催している「ICANN報告会」は、 年3回開催されるICANN会議の内容を開催直後に日本のコミュニティにお伝えするもので、 42回を重ねています。 これをはじめとし、日本語によるさまざまな情報提供を行っています。
現ICANN事務総長であるFadi Chehadé氏が推し進めてきたICANNのグローバル化によって、 2013年8月にICANNのアジア太平洋地域の拠点がシンガポールに設立されて以降は、 同地域を統括するKuek Yu-Chuang氏のチームと、 日本におけるICANN活動のアウトリーチに向けた協力関係を、 JPRSともども、より強化してまいりました。
ICANN文書翻訳は、その取り組みの一つですが、本覚書では、 今までもICANN、JPRS、 そしてJPNICがそれぞれに提供してきたICANN文書の和訳に関し、 非効率な重複などの回避、訳語の共通化、 翻訳が求められる文書の特定、翻訳文書の相互参照など、 三者が今後一層密に協力していくことを明確にしています。
JPNICは、 グローバルなインターネットの円滑な運営に寄与する活動を、 今後も進めて参ります。
本件に関するお問い合わせ先
参考情報
-
ICANN、JPNIC および JPRSが翻訳協力の覚書に署名(ICANNプレスリリース)
https://www.icann.org/resources/press-material/release-2-2015-06-22-ja -
JPRSがICANN文書の日本語翻訳に関しICANN及びJPNICと協力する旨の覚書を締結(JPRSプレスリリース)
http://jprs.co.jp/press/2015/150623.html
以上