各位
一般社団法人日本ネットワークインフォメーションセンター
前村昌紀が2016年11月よりICANN理事に
2016年1月8日付アナウンス*1の通り、 JPNICは、ICANN理事会における「アドレス支持組織(ASO)*2からの議席*3」選出にあたり、 ASOのアドレス評議会(AC)に、 インターネット推進部部長の前村昌紀を推薦しておりましたが、 この度2016年6月21日(火)に、ICANN ASO ACは、選挙の結果、 同議席に前村を任命すると発表しました。 これを受け前村は、 2016年11月3日から9日までインド・ハイデラバードで開催される第57回ICANN会議の直後から、 2019年の年次総会までの3年間、ICANN理事を務めることになります。
- ICANN ASOによる選任アナウンス
- https://aso.icann.org/aso-ac-selects-maemura-akinori-to-serve-on-seat-10-of-icann-board-of-directors/
■前村からのコメント■推薦を発表した時点から、国内外問わず、 実にたくさんの皆さんにご声援、ご支援もいただき、 おかげさまで今回当選することができました。
ICANN理事は、 インターネット資源管理上で最も重い責を負うポジションの一つであり、 それゆえの激務も伴うポジションだと理解しています。 寄せていただくご期待に成果で応えることで、 我が国のみならずグローバルなインターネットコミュニティに貢献していくべく、 精一杯努力して参ります。
引き続き、 皆様からのご指導とご鞭撻ならびにご支援をよろしくお願いいたします。
日本人としてのICANN理事選出は、1998年の村井純氏、 2000年の加藤幹之氏、2004年の伊藤穰一氏に次いで4人目です。
なお、ICANN理事会は、
- 三つの支持組織より2名ずつ
- At-Large諮問委員会より1名
- 指名委員会より8名
- 事務総長
という、投票権を持つ理事16名と
- 政府諮問委員会(GAC)、 セキュリティと安定性に関する諮問委員会(SSAC)、 ルートサーバーシステム諮問委員会(RSSAC)、 IETFをそれぞれ代表する投票権のないリエゾンメンバー4名
という総勢20名で構成されます。 ICANNの組織構成の詳細については、 JPNICのWebページ*4もご参照ください。
このような活動を通じて、 JPNICは今後もより一層国内外のインターネットコミュニティへ貢献して参ります。
- *1 JPNICが前村昌紀をASO選出ICANN理事候補に推薦
- https://www.nic.ad.jp/ja/topics/2016/20160108-01.html
- *2 ASOとは
- https://www.nic.ad.jp/ja/basics/terms/aso.html
- *3 2016年ICANN ASO理事選挙ページ
- https://aso.icann.org/aso-icann/icann-board-elections/2016-elections/
- *4 ICANNの組織紹介
- https://www.nic.ad.jp/ja/icann/about/organization.html#2
以上