各位
一般社団法人日本ネットワークインフォメーションセンター(JPNIC)
前村昌紀がICANN理事会第10議席に再選
「2018~2019年 ICANN理事会第10議席選挙*1」において、 JPNICインターネット推進部部長である前村昌紀が再選されました。 2018年12月12日付アナウンス*2の通り、JPNICは、 ICANNアドレス支持組織(ASO)*3による同議席の改選にあたり、 ASOのアドレス評議会(AC)に対して前村を推薦しておりました。 選挙の結果、2019年3月27日にASO ACは、同議席に前村を選出すると発表しました。
- ICANN ASOによる選任アナウンス
- htts://asao.icann.org/https://aso.icann.org/aso-ac-selects-akinori-maemura-to-serve-in-seat-10-of-the-icann-board-of-directors/
これを受け前村は、 2019年11月2日から7日までカナダ・モントリオールで開催される第66回ICANN会議の直後から、 2022年の年次総会までの3年間、 2期目となる同議席の理事を務めることになります。
前村からのコメント
国内外問わずたくさんの皆さまに、ご声援、ご支援をいただいた結果、 おかげさまで再選を果たすことができました。
2016年11年以来ICANN理事会に参画し、当初は手探りだった理事としての業務も、 徐々に成果を積み上げることができるようになってきました。 再選に向けた選挙にあたっては、旧知の友人との競合となりましたが、 今一度私の能力と実績を見つめなおし、今後どのように実績を上積みし、 より貢献度を上げていけるか、初心に返って考え直すよい機会となりました。
2期目に向けて、ご支援をいただいた皆さま、 選任してくださったアドレス評議会へのご期待に応え、 グローバルなインターネットコミュニティにさらに貢献していくべく、 精進して参ります。
引き続き、 ご指導とご鞭撻のほど、よろしくお願いいたします。
ICANN理事会は、
- 三つの支持組織より2名ずつ
- At-Large諮問委員会より1名
- 指名委員会より8名
- 事務総長
という、投票権を持つ理事16名と
- 政府諮問委員会(GAC)
- セキュリティと安定性に関する諮問委員会(SSAC)
- ルートサーバーシステム諮問委員会(RSSAC)
- IETF
をそれぞれ代表する投票権のないリエゾンメンバー4名
という、総勢20名で構成されます。 ICANNの組織構成の詳細については、JPNICのWebページ*4もご参照ください。
このような活動を通じて、 JPNICは今後もより一層国内外のインターネットコミュニティへ貢献して参ります。
- *1 2018~2019年 ICANN理事会第10議席選挙
- https://aso.icann.org/aso-icann/icann-board-elections/2018-19-icann-board-of-directors-seat-10-elections/
- *2 JPNICが前村昌紀をASO選出ICANN理事候補に推薦
- https://www.nic.ad.jp/ja/topics/2018/20181212-01.html
- *3 ASOとは
- https://www.nic.ad.jp/ja/basics/terms/aso.html
- *4 ICANNの組織紹介
- https://www.nic.ad.jp/ja/icann/about/organization.html#2
以上