各位
一般社団法人日本ネットワークインフォメーションセンター
障害報告:RPKIシステムにおける、ディスク容量不足により
ROAの有効性が失われた状態について
2022年1月26日(水)午後から2月1日(月)22時半にかけて、 RPKIシステムの公開サーバ(以下、リポジトリ)におけるディスク容量不足に起因して、 ROAが検証に失敗する状態になりました。 現在は復旧しております。 利用者の皆様には大変ご迷惑をおかけいたしましたことを深くお詫び申し上げます。 本件についてご不明な点などは、下記の窓口までお問い合わせください。
記
発生した障害と期間
JPNICのRPKIシステムを使って発行されたROAの有効性が一時的に失われた状態になりました。 発生した期間は2022年1月26日(水)午後から2月1日(月)22時半です。
障害の原因
リポジトリへのアクセスログが増大した影響で、ディスク容量が不足し、 発行されたROA等を内部的にリポジトリに転送するプログラムが正常に動作していませんでした。 nextUpdate が更新されない状態になっていたため、ダウンロード時点でその日時を過ぎており、 関連するROAが有効にならない状況になっていました。
サービスの影響
JPNIC管理下のIPアドレスのうち、ROAが発行されたものについては、 BGPルータにおけるオリジン検証の結果が「Not found」になっていたと考えられます。
障害への対応について
ユーザーからの申告により障害が判明したのち、 ディスク容量の問題を解消し復旧いたしました。 今後、ファイルの急激な増大に対して対策を採るとともに、 リポジトリを正常に維持するための改善を図ってまいります。
本件に関するお問い合わせ窓口
rpki-query@nic.ad.jp (RPKI担当)
以上