各位
一般社団法人日本ネットワークインフォメーションセンター
DNSSEC実証実験 体験ハンズオン(オンライン)開催のご案内
本イベントは既に終了しました。
DNSSECは、 偽サイトへの誘導などに使われるDNSの不正応答を検知し影響を避けるために使われるセキュリティ技術であると共に、 近年利用が広まりつつある、SPF、DKIM、 CAAといったメールやWebのセキュリティに関わるDNS応答の正しさを確認できる技術です。
しかしその導入には、 導入後に起こるリスクを避けるためにどのような運用ができるのかが見えていないなど、 いわゆる導入のハードルがあると考えられてきました。 DNSSECの導入判断に資するような、"導入しても通常は問題ない"、 "不正な応答から守られる"、 "不具合が起きても復旧できる"といった確証を得にくい状況であると言えます。
この度、総務省の請負事業*1の一環としてDNSSECの署名と検証、 およびDNSの不正な応答を体験し、 運用に資するディスカッションを行う機会を設けることになりました。 この事業はエヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株式会社、 株式会社三菱総合研究所と共に取り組んでいるものです。
以下の通り2回実施いたします。 各回の実施内容は同じものです。 無料で参加いただけます。 参加をご希望の方は、 下記の「参加登録」に記載のWebページよりお申し込みください。
なお、 同時期である2月21日(火)にJPNIC技術セミナー「DNSSEC基礎」*2を実施いたします。 DNSSECの仕組みを解説するなど、技術の理解を図るものです。 一方、今回の体験ハンズオンは、DNSの不正応答に加えて、 DNSSEC導入後の運用についても扱います。 DNSSECの初歩的な知識の確認を図りたい場合は、 JPNIC技術セミナーの方にも別途お申し込みください。
皆様のご参加を心よりお待ちしております。
記
名称
DNSSEC実証実験 体験ハンズオン(DNSSEC体験コース)
日時
第1回 | 2023年2月9日(木) | 14:00~18:00 |
第2回 | 2023年2月22日(水) | 14:00~18:00 |
いずれも17:00を目途にディスカッション/意見交換の時間を設けます。
開催 - オンライン
発表および質疑応答はリモートカンファレンスツール(Teams)で行います。
- ご参加のURLおよびパスワードは後述の参加申込URLからお申し込みされた方に送られます。 質問はチャット(テキスト)で受け付けます。
対象者
- DNSSECの導入に関心のある方
参加費
無料
参加登録
以下URLからお申し込みください。
- DNSSEC実証体験コース参加申込フォーム
- https://forms.gle/erwoun7b3JhoYNzAA
フォームを利用できない場合、 上記の事務局宛に[DNSSEC実証体験コース申し込み]と記載の上、 以下お問い合わせ先にメールにてご連絡ください。 参加お申込後、事務局より参加確定メールをお送りさせていただきます。
参加人数
各回20名
※申込者多数の場合、 ハンズオン参加者にご同席する形をお願いすることがございます。
プログラム内容(敬称略/予定)
DNSSECの実験環境を使った導入と運用を体験するハンズオン 木村泰司
(アジェンダ)
- DNSSEC入門
- DNSにおける不正応答
- DNSSECにおける署名と検証
- 不具合への対処の考え方
意見交換会/ディスカッション
テーマ:DNSSEC導入と考え方について
クロージング
お問い合わせ先
DNSSEC実証実験 体験ハンズオン事務局 sec-exp@ml.mri.co.jp
以上