各位
一般社団法人日本ネットワークインフォメーションセンター
「マルチステークホルダー主義を支持する技術コミュニティ連合」(TCCM)が提出したグローバルデジタルコンパクトに関する意見にJPNICも署名
2024年8月22日に、 グローバルデジタルコンパクト(GDC)に関するステークホルダー協議セッションが国際連合(国連)により開催されました。
インターネット技術コミュニティに属する各組織が参加するTCCMからは、 以下概要の通り意見が提出されました。
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TCCMは最近、GDCのプロセスに関する懸念を表明する共同声明を発表
- マルチステークホルダー協議を通じて提示された意見が、 GDCのさらなる文言修正に有意義に貢献する方法をより理解したいという我々の願いを表明
- GDCプロセスの透明性と公開性に関する懸念を表明
- GDCプロセスの共同進行役に対し、これらの問題に対処し、特に今後のスケジュールを公表し、 すべての利害関係者によるこのプロセスへの有意義な意見提出と世界的な参加を促すよう要請
- マルチステークホルダーによるインターネットガバナンスにおいては、 インターネットの運用面がどのように管理されるかに関する政策決定に際して、 政府、市民社会、学術界、民間部門、 技術コミュニティといったすべてのステークホルダーグループが対等な立場で関与すべき
- 既存の作業を重複させるようなGDCが提案する新たな多国間イニシアティブに反対する他の多くのステークホルダーの意見に賛同
- WSISの成果を通じて創設されたインターネットガバナンスフォーラム(IGF)を含む既存のマルチステークホルダー・イニシアティブの強化を再度呼びかけたい
- IGFがインターネットに関する主要なマルチステークホルダーによる対話であり続けるべきであり、 GDCの実施とフォローアップにおいて重要な役割を果たすべき
提出意見には、JPNICを含む18組織が署名しています。
提出意見の全文は、以下からご覧いただけます。 https://www.nic.ad.jp/ja/topics/2024/tccm-gdc-20240822.pdf(587KB)
以上