各位
一般社団法人日本ネットワークインフォメーションセンター
「マルチステークホルダー主義を支持する技術コミュニティ連合」(TCCM)によるグローバルデジタルコンパクトに関する意見表明にJPNICも署名
2024年9月22日のグローバルデジタルコンパクト(GDC)の国連未来サミットでの採択を受け、 インターネット技術コミュニティに属する各組織が参加するTCCMからは、 以下概要の通り意見が表明されました。 これには、JPNICを含む19組織が署名しています。
- グローバル・デジタル・コンパクト(GDC)が全会一致で採択されたことについて、 国連加盟国に祝意を表する。 GDCの合意による採択は、包括的で開かれた、 公平で安全かつ持続可能なデジタルの未来を築くための大きな一歩となる
- GDCは、インターネットがオープンで安定しており、 セキュアであることの重要性を認識している
- インターネットガバナンスが引き続きグローバルで多様なステークホルダーが関与する形であるべき
- 技術コミュニティを含むすべてのステークホルダーが、 インターネットの未来を形成する議論や意思決定に平等に関与することが不可欠
- GDCは、 インターネットガバナンスにおける協力とIGF (インターネットガバナンスフォーラム)の役割を強調し、 持続的な資金提供や途上国からの参加を促進する努力を求めている
- GDCプロセスは成功を収めたが、 より広範なステークホルダーの参加があれば、 さらに効果的であった可能性がある
- 今後、政府、民間セクター、市民社会、学界、技術コミュニティが協力することで、 GDCの実施とインターネットガバナンスの未来が成功することが期待される。 我々は、目的を達成するために、協力を強化し、 マルチステークホルダーの協力を活用するというGDCの呼びかけを強く支持する
- 我々は、WSIS+20に先立ち、 国連加盟国およびインターネットガバナンスに関わるステークホルダーからなる、 グローバルコミュニティとの継続的な関与を約束し、 マルチステークホルダー主義の強化と進化に向けて共に取り組む
全文および署名組織の一覧は、TCCMサイトの以下ページでご覧いただけます。
https://www.tccm.global/statement-on-global-digital-compact-gdc-adoption/
以上