各位
一般社団法人日本ネットワークインフォメーションセンター
JPNICのRPKIリポジトリで最新のデータが取得できない状況について
JPNICのRPKIシステムにおいて、RPKIリポジトリで最新のデータが取得できなくなり、一時的にROAの有効性が失われた状態が発生しておりました。現在は、この状況は改善しております。
皆様には大変ご迷惑をおかけしましたことを深くお詫びいたします。本件についてご不明の点などは、下記の窓口までお問い合わせください。
記
事象発生日時
ROAの有効性が失われた期間:
2025年3月27日(木) 早朝より徐々に ~ 11時04分頃
この事象の原因と対応状況について
RPKIリポジトリにおけるRRDPデータ配布用のファイルシステムでサイズ超過が発生したため、RRDPを通じて提供するROAとその有効性に関わるファイルが、3月12日時点の古いものになっておりました。
本日(3月27日)、有効期限と判定される期間(nextUpdate)を超えたことで、有効性を失っていたことが判明しました。
3月27日11:04頃、RRDPでの提供を一旦停止しました。
なお、rsyncでのデータ配布は、このたびの障害の影響を受けずに継続して実施しています。
この事象に伴う影響
RPKIのクライアントでRRDPを利用している場合には、ROAを使った不正経路の検証ROVにおいて、ROAが見つからない(Not found)になっていたと考えられます。
今後の対応
RRDPによるデータ配布を再開するための準備を進めると共に、再発防止に向けて設備の整備を進めて参ります。
本件に関する問い合わせ先
rpki-query@nic.ad.jp (RPKI担当)
以上