Update on .org Reassignment Process
翻訳文
(社)日本ネットワークインフォメーションセンター
最終更新 [2002年8月19日]
この文書は2002年7月25日に公開された
http://www.icann.org/announcements/update-25jul02.htm
を翻訳したものです。
JPNICはこの翻訳を参考のために提供しますが、その品質に責任を負いません。
最新情報
2002年7月25日
.org再委任に関する最新情報
先に報じたとおり、ベリサイン社が2003年1月1日に終える.orgトップレベルドメイン (TLD)の登録事業者としての役割を担うことを希望する11企業体から、ICANNは申込書 を受領した。以下、それら申込の最新状況および評価の計画である。
評価の現況
さまざまな角度から、申込の検討が行われている
- ICANNドメイン名支持組織の非商業ドメイン名保有者部会は「提案評価基準」に記載されている基準4,5,6に基づいて申込を評価している。
- 基準1,7,8,9(及び11の適用可能な範囲)を含め、技術的考慮に基づいて、2チームが独自に申込を検討している。これらチームの詳細および報告書は以下に述べるとおり掲載されるが、特定の支持者や中傷者からの接触というわずらわしい可能性によって職務が阻害されることを避けるために、現時点ではこの2チームは明らかにされない。
- ICANNスタッフは、基準2,3,10,11に特に重点をおきながら全体的な申込の検討を行っており、受領した他の情報と共に上記に述べた2チームによる評価をまとめて総合評価報告を編集する。ブカレストICANN一般討論会での公開コメントは、そのために用意したウェブベースの一般討論会に掲載されており、また、追加コメントもそこで閲覧可能になる。
コメントおよび情報の提出に関する手続き
申込者と一般の方は、コメントおよび他情報提出に関して決められた手続きに従って
いただきたい。そのコメントおよび情報は、評価・選定の過程で考慮される。手続き
は透明性を促進するよう作られている。一般のコメントはウェブベースのフォーラム
に提出することになっており、そのフォーラムはすべての人に公開されている。
ICANN理事とスタッフは、それら手続きに従う意図を有する。ICANNに関する件で一般
からの声を聞くよう努力しているが、決められたコメントメカニズムを使用すること
を申込者、支持者、中傷者、そしてほかのすべての人々に思い起こしてもらうように
ICANN理事は我々に依頼した。そうすることによって、コメントがすべての人に公開
される。ICANN理事およびスタッフは、これらのメカニズムにより受領したコメント
を検討する。理事およびスタッフに直接送られる個人的なコメントは、ICANNの公開
性・透明性に対する信念に沿わないため、この過程の中では適切ではなく、有用でな
い。申込者には、その手続きを遵守することによって透明性の必要性に敏感であるこ
とを示すことが求められている。
変更後スケジュール
質の高い評価過程を完了させるため、以下のとおりスケジュールを調整する:
- 2002年8月9日 - ICANNが申込者に対して質問、追加情報の要求を行う最終日。
申込者は迅速に対応できるよう準備しておくこと。 - 2002年8月19日 - スタッフレポート(案)の提出。当レポートは、上述「評価の 現況」で述べたグループから受領する報告書を伴う。これらの文書に対する申込者お よび一般のコメントを歓迎する。
- 2002年8月29日 - スタッフレポート(案)の申込者コメントおよび同レポートに 対する反応の締切
- 2002年9月5日 - 最終スタッフレポートと提案の掲載
- 2002年9月下旬 - 選定に関する理事会決定
辞退
2002年6月26日夕方、ブカレストで開かれた公開フォーラムセッションにて述べられ たとおり、Rob Blokzijl理事は.org申込の検討に参加することを辞退した。