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ICANN CERTIFIES "AT-LARGE STRUCTURES"
翻訳文

社団法人日本ネットワークインフォメーションセンター
最終更新2004年1月19日

この文書は2003年12月16日に公開された
http://alac.icann.org/announcements/announcement-16dec03.htm
を翻訳したものです。
JPNICはこの翻訳を参考のために提供しますが、その品質に責任を負いません。


ICANNが「At-Large構造」を認定
ICANNにおける個人ユーザーコミュニティーの参加の増加

2003年12月16日 - ICANNの目標である、 個人インターネット・ユーザーの構造的な参加を完結するための重要なステップとして、 三つの地理的地域における六つの組織が「At-Large構造」として認定された。 次の団体は、ICANNの活動における地域レベル、あるいは問題レベルにおいて、 個人インターネット・ユーザーを参加させ、 個人ユーザーのICANNへの理解および参加の促進に関するICANNの基準を満たすものと認定された:

Societa' Internet (地域: ヨーロッパ)
Arab Knowledge Management Society (AKMS) (地域: アジア/オーストラリア/太平洋)
Alfa-Redi (地域: ラテンアメリカ/カリブ海諸島)
Forderverein Informationstechnik und Gesellschaft e.V (FITUG) (地域: ヨーロッパ)
Internet Society (ISOC) Luxembourg A.S.B.L. (地域: ヨーロッパ)
Internet Society Bulgaria (地域: ヨーロッパ)

「これらのグループは、 一般の人々のインターネットの使用に影響を与えるICANNの活動において、地理的に、 また職業的に様々な個人インターネットユーザーのコミュニティーに関わるだろう」 とICANNの暫定At-Large諮問委員会(ALAC)のVittorio Bertola議長は語った。 「この件に興味を持つ他の団体が彼らの作った前例に続いてユーザーのICANN への参加を支援することを私たちは歓迎する。 国際化ドメイン名の実装およびwhois データの個人情報のプライバシーなどの問題に関するICANN政策は、 全世界的な市民社会のニーズおよび見解を反映するものでなければならない」

 ICANNのAt-Largeの諮問委員会(ALAC)は、このような組織の認定に責任を負い、 全ての地理的地域における、関心を持ち資格のある団体に対して、 At-Large構造となることを奨励してきた。 ICANNが対処する問題において、個人インターネット・ユーザーが、 事情に通じた上で参加することを可能にするいかなる団体 (既存の、あるいはこの目的のために新設された組織の両方)も At-Large構造の認定プロセスへの申請が可能である。 関心を持つ団体は、短い申込書式を完成させ、ALACに提出し、 最低要件を満たす団体が認定される。 At-Large構造は、ICANN政策策定において、認められた役割を担う。 メンバーたちは、ICANNの取り組みおよびインターネットの発展に関する情報を受け取り、 それについての彼らの見解を表明することが求められる。 また、彼らには、 地域レベルもしくは国際レベルにおける ICANNの政策策定団体に参加する機会が与えられる。

「これはICANNの審議において At-Largeコミュニティーが参加するための重大なステップである」 とICANN事務総長兼CEO、Paul Twomeyは語った。 「At-Large構造として参加する団体は、 インターネット・コミュニティーの様々な部門におけるより詳細な声を聴取し、 ユーザー・コミュニティーに関連した問題にICANNが対処する際に、 彼らの見解が効果的に考慮されるよう保証することを助ける」

 コミュニティー・ネットワークのグループ、専門家の組織、 消費者擁護団体および学術組織を含む様々な市民社会における組織が、 At-Large構造としてICANNに参加することに関心を示した。 現時点において、 さらに六つのグループからのAt-Large構造への申請が ALACにおいて審査中となっている (申請の一覧および状況に関しては、 http://www.alac.icann.org/applications/を参照して頂きたい)。

「インターネットの技術的な管理に関するICANNの決定において、 これらや他の組織と協力することを私たちは楽しみにしている」とBertolaは語った。 「私たちは、 インターネットが世界のインターネット・ユーザー皆のニーズを満たすよう成長・発展し、 At-Large構造の参加が、 ICANNの合意形成の努力がユーザーの利益を反映することを保証するための支援となるよう願っている。」

暫定At-Large諮問委員会(ALAC)について

 ALACは、 個人インターネットユーザーの利益に関連した ICANN活動についてアドバイスを提供することに関して責任を負い、 また、個人インターネットユーザーコミュニティーをICANNに構造的に関与させること、 および事情に通じた上での参加を促すことを目的にとして、 世界中にAt-Largeグループを組織することを支援する、 ICANN理事会に対する諮問委員会である。 理事会は、2003年1月に10人のメンバーを任命し、ICANN指名委員会は、 2003年6月に追加のメンバーを指名した:アフリカ-- Pierre Dandjinou、Clement Dzid onu、Sunday Folayan; アジア -- Hong Xue、会津泉、松本敏文; ラテンアメリカ -- Sebastian Ricciardi、Erick Iriarte、Tadao Takahashi;ヨーロッパ -- Vittorio Bertola、Thomas Roessler、Roberto Gaetano; 北アメリカ -- Esther Dyson、Wendy Seltzer、Ken Hamma。 これらの人物の略歴およびALACに関する情報は<alac.icann.org>にてご覧頂ける。 ALACのメンバーに連絡を取りたい方は <committee@alac.icann.org>までメールを送信して頂きたい。

ICANNについて

 ICANNは、 全てのコンピューターがインターネットに接続するために使用されるドメインネームおよびIPアドレスなどを含め、 一意的な識別子の世界的なインターネットのシステムの調整を行うことに責任を負う非営利組織である。 ICANNの使命は、インターネットの運営に不可欠な、 こうした一意的な識別子のシステムの安定的、かつ安全な運用を保証することである。 さらにICANNは、 これらの技術的な機能に関する政策策定の調整を行っている。 詳細についてはhttp://www.icann.orgをご覧頂きたい。

連絡先

Denise Michel
+1 310 823 9358
<michel@icann.org>

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