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ICANN Strategic Plan
翻訳文

社団法人日本ネットワークインフォメーションセンター
最終更新2005年4月7日

この文書は2005年3月29日に公開された
http://www.icann.org/strategic-plan/strategic-plan.html
を翻訳したものです。
JPNICはこの翻訳を参考のために提供しますが、その品質に責任を負いません。


ICANN戦略計画プロセスに関する最新情報 (2005年3月29日)

ICANNスタッフは、ICANN戦略計画(修正版)を作成した。この戦略計画は、戦略目標に焦点を当て、また、米国商務省との間で締結された覚書に要素として含まれる戦略目的を識別するものである。

この文書についてのコミュニティの意見をICANNスタッフとICANN理事会が共有するために、マルデルプラタ会議において、公開討論会が開かれる。この討論会およびパブリックコメントフォーラムを基に、初年度の戦略概観の最終版が作成され、理事会へ提示される。

戦略計画に関するコメントについての外部評価者の報告書
戦略計画に関するコメントへのスタッフからの回答
戦略計画バージョン7.0
戦略計画バージョン7.0(修正版)

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ICANN戦略計画

戦略計画のための情報ページにようこそ

ICANNは、3年間のICANN戦略計画案を公開し、それに対するパブリックコメントを募集している。パブリックコメントの募集期間は2004年11月16日から開始されており、終了は2005年2月28日までに延長された。ICANNは全てのコミュニティメンバーに対してこのパブリックコメントフォーラムに参加することをお誘いする。

戦略計画案:

ICANNは、最も効果的にその使命を果たすための財源、資産、人材の使用に導くための手段として戦略計画を位置付けている。

この戦略計画は、インターネットコミュニティのICANNポリシーフォーラムへの関与の仕方に関して声明したり、制限をしたり、将来のポリシー策定に関する方向性についてのいかなる指示も行おうとするものではない。

戦略計画は財政年度2004-2005年から2006-2007年までの3年間の計画で、新たな問題や優先課題が生じた際に変更される可能性を残している。この計画の最初の版は、2003年に作成されたため、一部の数字には財政年度2003-2004年も含まれている。

戦略計画は、コミュニティによって優先付された課題に資金供給が適切になされていること、誤った目標が強調されることによって財源、資材、人材が無駄遣いされていないこと、また予期せぬ必要性が生じて財源、資材、人材が使用される際に将来の計画にそれが考慮されること、などについて評価を行うための手段であり、ICANNの発展における予算計画では経営上、欠かせないものである。

戦略計画の策定および承認プロセスは、年次の予算プロセスに置き換わるものではないが、予算プロセスを補完し、長期的な計画を支援するためのものである。

ICANN戦略計画プロセスに関する最新情報(2005年3月7日)

ICANNの最初の戦略計画案には非常に印象的な反応が寄せられた。最近のパブリックコメントフォーラムでは、25件以上の実質的なコメントが直接フォーラムに寄せられた。また、その他の経路からも何件かのコメントが寄せられた。さらに、一部のICANN支持組織メンバーは、計画における共通の興味や、今後の進め方についての提案を確認するために短時間の打ち合わせに参加した。これらの努力と平行して、ICANNは関心を持つ支持組織と一連の電話会議を行い、意見を募集した。戦略計画案に対するコミュニティからの反応においてICANNとその将来に対して多くの人々が感じている深い貢献の気持ちが示された。

ICANNスタッフは、ICANNコミュニティの助言を受けながら、戦略計画の初版を完成させるための、また、毎年更新される戦略計画の作成に向かって我々が動く際に最良のプロセスを決定するためのプロセスを確立した。

コメントフォーラムにおいて、以下の2つが、大部分の回答者により非常に重要な論点であると指摘された。

  1. この戦略計画の初版は多くの人々に向けられたものであるが、将来の戦略計画をより効果的にするために、できる限り早い段階でICANNコミュニティの参加を得て助言を受け、ICANNコミュニティにより直接的に焦点を向けることはプラスとなるだろう。
  2. 戦略計画の初版では戦略上、運営上、財政上の目的が混ざり合っていたが、将来の版ではそれらが明確にされるべきである。ICANN戦略概観と、それとは別の運営に関する文書(2004-2005年度に予算準備用文書との間で調整が行なわれる)の2つに計画案は分割されるべきとの提案が多くの人々から支持された。その提案では将来のICANN戦略概観の策定サイクルが、それに続くICANN運営計画および予算計画サイクルに情報を与えることができるように、年度の最初の6ヶ月以内に完了することを求めている。こうすることにより、年間の予算提案策定に十分間に合うように戦略目標の確認ができ、さらに、計画の次のラウンドに情報を与えられるにように、サイクルの終了時において戦略目標および運営目標の見直しも可能となる。

戦略計画および予算計画の最初のサイクルに所望の構造を持ち込むために、ICANNスタッフは戦略計画の修正版を準備し、その中で、より戦略目標に焦点を当て、かつ進行中の活動を識別し、また、それが米商務省とICANNの覚書に記載された要素であるかどうかについて確認を行なう。また、この修正版では、2004-2005財政年度年予算計画のサイクルの間に戦略目標が最初にどこで議論されたかが記されるだろう。この修正は、アルゼンチン、マルデルプラタで開催予定の次回のICANN会議以前、2005年3月28日にICANNウェブサイトに掲載される。さらなる助言を得るために、パブリックコメントフォーラムが開催される。

マルデルプラタ会議の間に公開討論会が開催され、この文書についてコミュニティのメンバーがICANNスタッフや理事会に対して意見を述べる機会が与えられる。こうした討論会やパブリックコメントフォーラムから、初年度の戦略概要の最終版が作成され、理事会へ提示される。

ICANNは2005-2006年度の予算と2006-2007年度の戦略計画の次の計画サイクルに入るため、マルデルプラタにおけるもう一つのセッションでは将来の助言プロセスを取り上げる。プロセスの草案が完成次第、パブリックコメント受け付けのために掲載される。

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