ICANN Welcomes GoDaddy.com Takeover of RegisterFly Data
翻訳文

社団法人日本ネットワークインフォメーションセンター
最終更新2007年10月18日

この文書は2007年5月29日に公開された
http://www.icann.org/announcements/announcement-29may07.htm
を翻訳したものです。
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2007年5月29日

GoDaddy.comによるRegisterFlyのデータの引き受けをICANNが歓迎

間もなく結ばれる事業上の協定によって、ダイレクトかつ自動的なドメイン名の移転が行われる

カリフォルニア、マリナ・デル・レイ： RegisterFlyが保有している850,000個以上の分野別トップレベルドメイン (gTLD)名のポートフォリオの全てを引き受けるとの本日の GoDaddy.comの発表をICANNは歓迎しています。

『RegisterFlyの状況は、レジストリおよびレジストラコミュニティ全体にとって--また同様に第一に、そして何より登録者にとって、極めて厳しいものでした』

　GoDaddyおよびRegisterFlyのドメイン名を保有しているgTLDレジストリは、偶然に漏れてしまうドメイン名がないよう、ドメイン名を復元、更新、そして買い戻すことを目的とする仕組みを創り出すために作業を行ってきたものと ICANNは理解しています。この移転協定の定めに従い、 RegisterFlyのドメイン名と代理登録サービス下のデータも転送されます。 RegisterFlyを通じてドメイン名を登録された方は、移転に関するどのようなご質問も480-366-3500にて GoDaddy.comにお問い合わせいただけます。さらに http://www.godaddy.com/welcomeregisterfly にてご覧いただけるGoDaddy.comのQ&Aの一覧がございます。

『ICANNはRegisterFlyのレコードを他の認定レジストラに移転するためのプロバイダとして機能する参加者を積極的に捜してきました』と、 Dr Twomey氏は話しました。『GoDaddy.comと合意する方が、顧客サービス志向の適任で経験豊富な組織へのダイレクトで自動的な移転であるため RegisterFlyの顧客にとってはより良い解決策であることから、私達はそのプロセスを終了させました』

　RegisterFlyのドメイン名を最も多く抱えているAfiliasおよび VeriSignは移転のための相当費用を免除しています。 gTLDのレジストラであるGNR、NeuStarおよびPIRもまた、ドメイン名の削除を防ぐために行動しました。同様にTucowsは、データを提供し、登録者の保護となるであろう解決策の推進に無償の尽力を行いました。この状況における各段階で、 ICANNおよびこれらの組織は登録者のために機能し、その利益を保護するために作業を行いました。

『人々のドメイン名をできる限り保護するために集まっている組織を私は賞賛したいと思います』と、 Dr Twomey氏は付け加えました。『また私は特に、 ICANNが進めていた移転のプログラムの実施者となることについて関心を表明していただいたレジストラに謝意を表明したいと思いますが、それは今は必要ではなくなりました。それらの参加者によって行われた作業は、登録者をより良く保護するであろう標準的なプロセスの創設へとつながっていくでしょう』

『この厳しい状況に関する私のブログ掲載に対する激怒したコメントを受けて、私達は立ち上がることを決めました』と、 GoDaddy.comのCEOであり創始者のBob Parsons氏は話しました。『それは多くのRegisterFlyの顧客がそうするよう、私達に要請したことでもあります』

ICANNについて

ICANNは(.ORG、.MUSEUMおよび.UKのような国コード等の) ドメイン名といった一意な識別子によるインターネットのシステムや、コンピュータがインターネット上で互いに到達する助けとなるさまざまなインターネットプロトコルで使用されているアドレスに関するグローバルな調整について責務を負っています。インターネットの運用にはこれらの資源の注意深い管理が不可欠であるため、 ICANNのグローバルな利害関係者はインターネットの継続的な安全性や安定性を保障するポリシー策定のために定期的に面会しています。 ICANNは国際的に組織された非営利法人です。詳細については www.icann.org をご覧ください。