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推薦期間終了・選挙キャンペーン開始2000年9月10日
推薦期間は終了しました。 今後は選挙キャンペーン・意見交換期間がスタートします。
会員推薦期間が終了し、 ICANN一般会員過程は次に選挙キャンペーン及び意見交換期間に移行します。 一般会員用のウェブサイトが更新され、 各候補者の基本的なウェブページ(各人の個人的ウェブサイトへのリンク含む)が特別企画として記載されています。 ここには、現時点でのスケジュール、規則、 良くある質問などが記述されており、質疑応答フォーラムは、 候補者と一般会員間の公開の意見交換の場として設けられています。 なお、投票は10月1日から10日の間に行われます。
推薦過程の結果
推薦過程は2000年5月に開始されました。 指名委員会が推薦と意思表明の公開呼びかけを行い、 同時に選択基準も発表しました。 その後2ヶ月間、指名委員会は全世界から400名を超える連絡を受け取り、 7月31日に最終的に18名の候補者を採択しました。
8月1日に会員推薦期間が始まり、 全161名が会員推薦の候補者として名乗りを挙げました。 その内訳は、アフリカ3名、アジア・太平洋地域24名、 ヨーロッパ74名、南米・カリブ諸国7名、北米53名です。 15日より会員資格を有効化(activate)した会員が各人の属する地域の候補者への支持表明が行われました。 会員推薦に名を連ねた各候補者は、 ICANNのサイトに各自のウェブサイトが与えらました。 (前述したように、各人の個人ページへのリンク等。)
一般会員に候補者のサイトを閲覧してもらうために、 ICANNは会員資格を有効化している会員向けに週毎にリマインダー電子メールを発行しました(全4通)。 その他ICANNはまだ会員資格を有効化していない登録者に会員資格を有効化し、 今年の選挙過程に参加するよう呼びかけました。 候補者のウェブページとリマインダーメールを通してのコミュニケーション方策は、 会員へ定期的に催促を行い、 選挙過程へ参加してもらうことが目的でした。 更に、(1)全候補者に公平な条件でコミュニケーションの向上を図ったこと、 (2) 候補者に対する一般会員の個人情報(メールアドレス等)公開の防止、 (3)多数の候補者からの一方的なおびただしい数のメールの氾濫回避、 (4)財源のある候補者の通信面での有利さを最小限に抑える努力、 などを実施しました。
会員推薦されるには、 候補者はオンライン支持表明により各人の属する地域の(会員資格を有効化した)会員総数の2%、 または、20名以上(どちらか多数の方)、 更に地域内の2国以上からの支持を受けなければならなず、 会員推薦される数は各地域最高で7名までとなっていました。
全候補者のリストは以下の通りです
- アフリカ
- Calvin Browne
- Alan Levin
- Nii Quaynor
- アジア・太平洋
- Johannes Chiang
- Lulin Gao
- Masanobu Katoh
- Hong Jie Li
- Sureswaran Ramadass
- ヨーロッパ
- Maria Livanos Cattaui
- Alf Hansen
- Jeanette Hofmann
- Andy Mueller-Maguhn
- Olivier Muron
- Oliver Popov
- Winfried Schuller
- 南米・カリブ諸国
- Raul Echeberria
- Ivan Moura Campos
- Aluisio S. Nunes
- Patricio Poblete
- Claudio Silva Menezes
- 北米
- Karl Auerbach
- Lyman Chapin
- Donald Langenberg
- Lawrence Lessig
- Harris Miller
- Barbara Simons
- Emerson Tiller
候補者に関する情報は、以下のサイトをご参照ください。
http://members.icann.org/nominees.html
会員登録方法の大まかな過程は以下の通りです
2000年2月25日に始まった会員登録期間は、 当初5,000~10,000の会員取得を目標としていました。 7月31日の登録受付け締切り日には、 158,000超の登録が行われました。 登録希望者は、氏名、 有効な電子メールアドレス、有効な住所を提示を求められ、その後、 照合目的のため、登録希望者には会員番号、 パスワードが電子メールで送られ、PIN番号が郵送されました。 会員資格を有効化させるには、 先に述べたICANNから取得した各番号を入力する必要がありました。 9月8日の最終登録までに76,000人を超える会員が資格を有効化し、 当初少なくとも5,000人程度の会員参加を予測していた本プログラムにとっては、 驚くべき成果を収めたと言えます。
関連サイト
以上