Guide to the APNIC IPv6 Second Opinion Request Form (text version)
翻訳文
この文書は
http://www.apnic.net/services/help/ipv6-2nd-opinion/index.html
を翻訳したものです。JPNICはこの翻訳を参考のために提供しますが、その品質に責任を負いません。
APNIC IPv6セカンドオピニオン申請フォーム記入ガイド(テキスト形式)
はじめに
記入の前に
APNIC IPv6セカンドオピニオン申請フォームは、LIRまたはサービスプロバイダーが、単一の顧客 に対して、複数、または追加で/48の割り当てを行う際、APNICへ承認を求めるために必要とされる ステップを解説するものです。
より詳しく知りたい場合
このガイドの他に、APNIC's IPv6 Resource Guideを参照してください。
(和訳版:APNIC IPv6割り振り)
APNIC IPv6セカンドオピニオン申請フォームの記入法
記入はテキスト形式で行い、電子メールにてAPNICへ提出して下さい。 このフォームは、APNICのホストマスターへ転送される前に機械チェックを行いますので、以下の 点にご注意ください。
- アカウントネームをサブジェクトラインに含めてください。
記入例:SPARKYNET-MY
- プレーンASCIIのみで記入の上、電子メールにてお送りください。
- #[ で始まる行を変更しないでください。
- テンプレートの項目名を変更しないでください。
ガイド目次
- Requestor template
(※ http://www.nic.ad.jp/ja/translation/ipv6/ipv6-alloc-form-guide.htmlをご覧ください。) - Second opinion template
- Additional information
Second opinion template
Second opinion templateは組織が複数、または追加で/48の割り当てをエンドサイトのネットワーク へ行う際、当該エンドサイトの既存、そして今後計画されているネットワークの情報を提供するため に使用します。
Second opinion templateにおける項目
- netname
- descr
- country
- total-prefix
- network-plan
- old-network
ネットワーク名(netname)
ネットワーク名(netname)は、当該ネットワークを表す簡潔な意味の通った名前にしてください。この
項目は主に、一貫性の確認等、管理上の目的で使用されます。
ネットワークを識別でき、アドレス申請組織に関連した名前にしてください。
ネットワーク名は、25文字以下で、アルファベット大文字と英数字からなるひとつの単語にしてくだ さい。
記入例:
netname: GLOBALNET |
組織の説明(descr)
アドレス空間を使用する組織について簡単な説明を記入してください。 組織の所在地等、他組織との区別がつくような内容を記入してください。
この項目に広告情報を含めないでください。
記入例:
descr: Globalnet Inc. descr: Software Company descr: Kuala Lumpur |
countryの項目は、該当する最も適切なISO-3166国別コードの2文字を記入してください。 該当する国が複数ある場合は、運用責任者のいる国を記入してください。
記入例:
country: MY |
申請IPv6アドレス空間(total-prefix)
この顧客にとって2年以内で適切と考えられるIPv6アドレス空間の総計を示してください。 その際、プレフィックス表記を使用してください。
記入例:
total-prefix: /47 |
今後のネットワーク計画(network-plan)
/48より大きな割り当てを計画されているエンドサイトが、今後2年間でどのようにIPv6アドレス空間 を使用するかを要約し、記入してください。 各サブネットのネットワーク計画の詳細を以下の形式に従って記入してください(必要に応じ複数 行可)。
network-plan: <subnet-size> <now,1yr,2yr> <remark> |
Attribute (long) | Attribute (short) | Definition/explanation |
計画されているサブネットのサイズ | subnet-size | エンドサイトに対して割り当てを計画しているサブネットのサイズ。/(スラッシュ)によるプレフィックス表記。 <例> /48 |
直後 | now | 即時使用に計画されているプレフィックス表記のIPv6アドレス |
1年以内 | 1yr | 1年後の使用に計画されているプレフィックス表記のIPv6アドレス |
2年以内 | 2yr | 2年後の使用に計画されているプレフィックス表記のIPv6アドレス |
割り当ての説明 | decsr | この割り当て計画の簡潔な説明 記入例: WEBホスティング設備 |
network-plan: /50 /56,/56,/50 Head Office LAN (support, marketing, sales, etc) network-plan: /64 /64,/64,/64 100 FreeBSD servers for web and mail hosting network-plan: /48 /64,/48,/48 Series ACME router for Mabuhay POP |
old-network
もし、/48以上を申請しているエンドサイトが過去にIPv6アドレスを受領していた場合は、以下の形 式に従って、各ネットワーク上に割り当てられた実際のアドレスを明記してください。
old-network: <address> <prefix-size> <remark> |
Attribute (long) | Attribute (short) | Definition/explanation |
実際のアドレス | address | 実際にスタート時に割り当てられたアドレス |
プレフィックスサイズの総計 | prefix-size | サブネットで使用されているIPv6アドレスの総計 |
サブネットの説明 | remark | 機能とインストールされた機器を含む、当該ネットワークについての記述 |
Additional information
このセクションでは、エンドサイトの申請を正当化するのに役立つと思われるその他の情報を提供 しています。特に、構成図、機器と計画しているサービスの詳細を通じて、エンドサイトのトポロジが 提供されれば、APNICが審議する際に役立ちます。
- 顧客のネットワークが/48以上の割り振りを必要とする理由を説明してください。単一のエンドサ イトに対する複数の/48割り振りを正当化するには、最大限の詳細事項を提供しなければなりませ ん。
- IPv6ネットワークの実装を証明するネットワーク構成図を提供してください。